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「愛すべき人間わーるど」本当は話たいんだね!

人間は、本当におもしろい!
観察すれば、不思議なことや気づくことがいっぱいある・・・
愛すべき、人間たちのお話をしよう。

本当は話したいんだね!


 エレベータに乗ろうと一階で待っていると男の子が1人乗っていた。
 一年生か二年生ぐらい?
 「こんにちは!」
 声をかけると、小さな声で「こんにちは・・・」
 「降りるの?一階やで?」
 「ううん、上の家に行く」
 
 手には、ユニバーサルスタジオの紙袋。
 「お、ユニバーサルに行ってきたの?」
 するととたんに、大きな声になって話をしだした。
 「うん、いってきてん。ほんで、お土産もっていくねん。行ったことあんの?」
 「あるよー!おもしろいやんなぁ。」
 「何回行った~?」
 「2回いったでー!」
 「僕は、ちっちゃい時から行ってるから5、6回行ってるでー!」
 「へ~、すごいなぁ~!」
 「ほんでな、ほんでな・・・」
 エレベータの扉が開いて、僕らが降りてもまだ話を続けています。
 「ほんじゃねー。ばいばい!またねー!」
 最初の声とはぜんぜん違う大きい声で、
 「またねー!ばいばいー♪」
 自然とお互いが笑顔になっていました。
 子供の笑顔には勝てないですねー!

 その後、一緒にいた友人に「5,6回行ってるんやて!負けたなぁ・・・」っていうと、「何はりあってんの?。子供やなぁ。」と一言でした。
 子供も、大人と一緒で、聴いてほしいんだろうなぁと実感しました。

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