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【悲報】ビットコイン再び600万を割る

お疲れ様です。資本主義の駄犬ことリックです。今回は、ビットコインの価格が下落したので、私情も挟めつつ解説していきたいと思います。

本日、3月23日にビットコイン(以下BTC)価格が600万円を割りました。

下に示すのは、BTCと日本円の価格推移を1時間足のチャートで表記したものになります。

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このように、23日の3時~5時にかけてビットコイン価格が下降していることがわかり、一時600万円を割りました。現在では600万台に回復しています。

先週、FOMCの発言により投資界隈が盛り上がり、BTC価格も上昇していましたが週明けの初日再度下落してしまうことになりました。

夜中だったので朝起きたら資産が減っていた人も多いと思います。時間帯的にもアメリカで何かかが起きたのが原因のようです。

FRBパウエル議長の発言

どうやらFRB議長の国際決済銀行のオンラインサミットでの発言が原因だったようです。

BTCは既存の法定通貨の存在を脅かす存在ではなく、投機的な資産であると発言したことで投資家の不安をあおり売られることとなったようです。

実際にパウエル議長の言うことも一理あって、BTC自体は支払い手段として利用できるレベルかと言うとそうでもありません。

価格変動が大きかったり、電力消費が問題視されていたり、送金時間もBTCはそこまで早いものではありません。

そのため、貨幣として安定して使えるか実用的かと言うとそうでもありませんが、今現在は希少性が認められているためデジタルゴールドとして投資対象となっています。

しかし、他の仮想通貨の中にはそれを克服した通貨もありますし、仮想通貨全般が既存の金融システムを脅かすに値しないとは思いません。

イーサリアム上で開発された金融アプリケーションDeFiが増加しており、各国がこぞって開発に乗り出しているのである程度の市民権を近いうちに得ることになると思っています。

FRB議長と言う立場上、自分たちが発行する法定通貨を脅かす可能性のある対象についてはこのような強気な発言をするしかなかっただけだと思います。

マイニングのエネルギー消費

ブルームバーグにこのような記事が掲載されていました。

マイニングで消費される電量量は、中規模程度の国が消費する電力量を上回ると言う話です。最近、ネット上でも仮想通貨と電力消費量に関する発言や記事をよく見るようになりました。

このような記事が増えたのも、BTCの価格上昇を抑えこんでいる要因の一つだと思います。

EVメーカーであるテスラがBTCの購入をするなど、企業理念に反している!だからテスラの株価は急落したのだとか、ビットコインが一つの国の電力消費量を上回ると聞いて、仮想通貨は滅ぼすべきだとまで言う過激派まで存在するようです。

ESGが企業の理念として掲げられるようになった現代では、大量の電力を消費するBTCがやり玉に挙げられることは仕方ないことだとは思います。

マイニングと言う行為が無ければBTCの送金することができないので、BTC存続のためにはマイニングが必要です。

実際、個人でマイニングしている身としてもその電力量の消費には毎回驚かされます。ワンルームで過ごしていますが、冬でもマイニングをしていれば部屋の中がほんのりと温かいくらいです。電気代もべらぼうに高くなります。

ただ仮想通貨全般が大量の電力を消費する必要があるわけではありません。マイニングによらない方法を使用していいる通貨も多くあります。

そして、仮想通貨に使用される電力量だけ見て批判はして欲しくありません。今現在の金融システム全体が年間に消費する電力量はどれくらいなの?それが仮想通貨の送金によってすべて賄われたらどうなるの?とか別の目線を持って欲しいです。

自然エネルギー取得のためにダムを造ることや風力発電を作ることは、生態系を破壊したり自然破壊にだってつながります。原子力発電が一番自然を破壊しない効率の良い発電方法だったりします。

そのように、一概に物事は言えないのです。

最後に

ブロックチェーン技術は、様々なことに応用できる可能性を秘めた素晴らしい技術です。

仮想通貨はその技術の一つでしかありませんので、仮想通貨批判でその開発が滞ってしまうのではないかと心配です。変に世論をあおるようなニュースが頻発しないことを願います💦

今回は、いつもと違って情報だけではなく個人的な考えも述べさせて頂きました。今後も試行錯誤して記事を書いていきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします。

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