こんばんは。
スピリチュアリズムという言葉が一般的になり、書店など色々なところで目にするようになりました。
スピリチュアリズムの起源はこのシリーズでもお伝えしました1848年のハイズビル事件だとされています。霊界との意思の疎通が可能になった事件です。
浅野和三郎の名前をご存知でしょうか。
日本にスピリチュアリズムを広く紹介した浅野氏の尽力には敬意を表します。外国の思想の潮流に乗り遅れてはならないという使命感を持って、生涯を送られました。
その際、浅野氏によって〝神霊主義〟という名前で紹介されたのがスピリチュアリズムです。しかし、スピリチュアリズムは主義、主張といったものではありません。
翻訳家の近藤千雄氏によれば、〝霊界による人類の霊的浄化運動〟というべきであるとのことです。
地上にいる人々の霊的な事柄に対する無知があまりにもひどく、このままでは破滅に向かおうとしているため、救済活動を行う事が決められたのだそうです。
以下は、オーエンの『ベールの彼方の生活』からの抜粋です。
この通信は1919年2月26日に行われました。つまり書かれている内容はその日以前に起きた出来事だと言えます。
キリストが地上人類救済のために、自らスピリチュアリズムを主導されました。キリストは遠い過去から現在に至るまで常に地上に向けて働きかけをされています。
そして、1947年南アフリカのヨハネスブルクにおいて偉大なヒーラーであり、哲学・神学博士でもあるマクドナルド・ベイン氏の肉体に神懸かりして直接の形でメッセージを残されています。(邦題『心身の神癒』)
本書は非常に難解ですが、書かれていることはまさにキリストご自身が語られたとして頷ける内容です。
一度読んだだけで理解できる人は稀でしょう。この他にも真理についての深い研鑽を積んで、何度も何度も読み返していくうちに少しずつ内容が理解できるようになり、その価値の想像以上の大きさに驚くこととなるでしょう。
『ベールの彼方の生活』の通信がとられたのは第一次世界大戦終結の翌年の1919年。その翌年の1920年ごろからシルバーバーチがモーリス・バーバネルを通じて交信を開始。『心身の神癒』は第二次世界大戦終結の二年後、1947年です。大いなる産みの苦しみを経験して、これらの通信が地上にもたらされたことの意味を推しはかって下さい。
主はいつでも私たちと共におわします。
主の栄光は永久に私たちを照らし続けるのです。
Capella✝️