週末家にこもってAmazonプライムで見れる、あなたがまだ見てないかもしれないおすすめホラー映画10選

どうも、また1日空けての更新となってしまいました。頑張ります。

まぁそれはいいんですが、世間では新型コロナで大変なことになってきてまして、週末を家で過ごす方も多いのではないかと思います。
そんな退屈な週末に2020年4月現在Amazonプライムで見れるオススメの海外ホラー映画を紹介していこうとそういう感じです。順番は見つけた順なので特に意味はありません。
（ストーリーは全て映画.comより）

ジャンル的にホラーかどうか微妙なのもありますが、そこは許容で。

・ハッピー・デス・デイ＆ハッピー・デス・デイ2U

ストーリー：
イケてる女子大生で遊んでばかりのツリーは、誕生日の朝も見知らぬ男のベッドで目を覚ます。慌しく日中のルーティンをこなした彼女は、夜になってパーティに繰り出す道すがら、マスク姿の殺人鬼に刺し殺されてしまう。しかし気がつくと、誕生日の朝に戻っており、再び見知らぬ男のベッドの中にいた。その後も同じ一日を何度も繰り返すツリーは、タイムループから抜け出すため、何度殺されても殺人鬼に立ち向かうが……。

昨年少し話題になっていた映画ですね。本当話がうまくできています。まぁ本編で自らいじっている通り「恋はデジャヴ」ほぼそのままではありますが、怖くないので、誰でも楽しめる1作かと思います。1で面白かったら2作目の2Uもオススメ、あんな綺麗にまとまった1の続きどうするのかと思ったけど杞憂でした。俄然面白い。

・サクラメント 死の楽園

ストーリー：
ある日、連絡が途絶えていた妹から奇妙な手紙を受け取ったパトリックは、過激な突撃潜入取材で知られるVICE社のサムとともに、妹が暮らす共同体に潜入取材を敢行する。「エデン教区」と名付けられたその場所では「ここで豊かな生活ができるのは『ファーザー』のおかげだ」と、パトリックの妹をはじめ、誰もが幸せそうに生活を送っていた。しかし、平和に思われた「地上の楽園」に、不可解な空気が見え隠れし始める。

カルト教団の中にカメラが潜入するという設定を全編POVで制作したモキュメンタリー作品。POVは好きじゃないのですが、これはあまりにもカメラの向け方とかに違和感ありすぎて逆に普通の映画のように見れます。映画自体はそこまでですが、何より実際に起きたカルト教団の集団自殺事件をモチーフにしているので、実際に起きたと思って見ると楽しめます。これを見てから実際の事件を検索してみる事をオススメします。

・スキャナーズ

ストーリー：
浮浪者のべイルは自分がスキャナーと呼ばれる超能力者であることを知らされる。その頃、もうひとりのスキャナー、レボックがコンセック社の会議場で人の頭蓋骨を破裂させるという事件が起こる。自らの能力を使って、世界征服をたくらむレボック。女性スキャナー、キムとともにレボックを追うベイルは、やがて自分とレボックにまつわる秘密を知ることに……。

はい、これはもう名作ですね。デヴィッド・クローネンバーグ監督の傑作SFホラーです。特殊メイクと作品全体の気合いが凄いです。特に序盤の脳天爆破シーンはいつ見ても感動ものです。まだ見てない方はぜひ。ホラー映画ファンは必見です。
ちなみにプライムには続編の2と3もあり、こちらもある意味レアなので時間と心に余裕がある方はこちらも併せて見てみてください。
クローネンバーグ作品は他にザ・ブルードもあるので、監督のファンはそちらも必見。

・怪物團

ストーリー：
フランスのテトラリニ夫人を団長とする曲馬団に働いている小人のハンスは同じく小人で女曲芸師のフリーダと婚約の仲であるが一座の美人クレオパトラの容色に迷わされて彼女を恋していた。しかし彼女は一座で大力無双を誇るハーキュルスと恋仲であった。クレオパトラはハンスの自分に対する態度に対して冷笑を以て迎えていたが彼が金持ちの叔父の莫大な財産を相続していることを知ってハーキュルスと共謀してハンスと結婚後、彼を毒殺して逃亡することを企てるが……。

見世物小屋が舞台の作品でフリークスと呼ばれる実際の奇形者の方々が出演していることで有名なカルト作品。実際にイギリスでは公開禁止になっているほどのショッキングな映像の連続とラストの展開です。実際の方々が演じる生々しい恐怖はこの作品ならではと言えるでしょう。
これはあまり万人向けではありませんので、カルト作品に慣れてない人は見ないほうがいいです。しかし、こんな手軽にこういう名作を見れるのはとても素晴らしいことだと思いますので、興味ある方はぜひ。

・霊幻道士

ストーリー：
大富豪のヤンに先代主人の改葬を頼まれた道士（林正英／ラム・チェンイン）は、その墓を掘りおこして、ヤンに誤った方法で埋葬してあるので成仏できないばかりか、キョンシーになる恐れがあると警告する。そこで死体を一時預るが、道士の弟子のモン（許冠英／リッキー・ホイ）とチュウ（銭小豪／チン・シュウホウ）がマジナイをしたが、それでもキョンシーとなり、こともあろうに息子のヤンを殺して逃げてしまう……。

キョンシーブームの先駆け、チャイニーズ・ホラーの大名作です。全体的にコメディ寄りで作られてはいますが、チープながらもしっかりと怖い特殊メイクと気合いの入ったアクションが素晴らしい。
この空気感がまさに香港のホラー映画ならではのもので、味わい深い傑作。エンターテイメント作品としても完成されているのでこれは誰でも楽しめるかと思います。

・キャビン

ストーリー：
女子大生のデイナは友人のジュールスに誘われ、仲間と5人で山奥にある別荘にやってくる。しかし、デイナたちの行動は謎の組織によりすべて監視されており、5人は事態のすべてをコントロールする組織が描いたシナリオどおりに動かされていた。そうとは知らないデイナらはさまざまな恐怖に襲われ、ひとりまたひとりと命を落としていくが……。

これは結構有名かもしれません。スラッシャー映画をメタ的視点で描いた秀作。作品自体の構造が面白いのでホラー映画の知識がなくても全然楽しめますが、とにかくホラー映画オマージュがぶち込まれまくっているので、知識があればあるほど楽しめるかと思います。

・ゆれる人魚

ストーリー：
海から陸上へとあがってきた人魚の姉妹がたどりついた先はワルシャワの80年代風ナイトクラブだった。野性的な魅力を放つ美少女の2人は一夜にしてスターとなるが、姉妹の1人がハンサムなミュージシャンに恋をしたことから、姉妹の関係がおかしくなっていく。やがて2人は限界に達し、残虐な行為へと駆り立てられていく。

超絶ダーク版リトルマーメイド。ちゃんとミュージカル映画でもあるあたりまさにですね。美しいとはどういう事か、恋をするとはどういう事か、人魚として生まれた少女が大人になる過程で失うものは何か。残酷な描写も多いですが、非常に切なく美しい1作です。劇中曲も素敵な曲ばかりなのでミュージカル好きにもオススメ。

・怪怪怪怪物！

ストーリー：
いつもクラスメイトにからかわれ、いじめられているリン・シューウェイはある日、問題を起こし、いじめっ子の3人とともに奉仕活動として独居老人の手伝いを命じられる。そして、手伝いのために訪れた老人宅でシューウェイたちは、夜中に2匹のモンスターと遭遇。モンスターを捕獲したシューウェイたちは、彼らなりの調査と実験をスタートさせ、友情を深めていく。しかし、次第にモンスターがシューウェイたちの手には負えない存在となり……

台湾のホラー映画ですが、これがめちゃくちゃに面白い！ストーリーだけで気になりますが、何となく予想ができる人間の根底にある暴力性という話だけでなく、自分が生きる為に行う暴力なら正当化されるのかという話まで持ってくる秀逸さには感嘆します。映像や曲の使い方のセンスも抜群なのでとてもかっこいい。
主人公がまさに自分達自身の投影なので結構見ているのがきついのですが、そこを耐えられる方はぜひ。耐えた先のラストにはとんでもないカタルシスと感動が待ってます。

・モールス

ストーリー：
学校でいじめられている孤独な少年オーウェンは、近所に越してきたばかりの少女アビーと出会う。お互いに孤独な2人はやがて心を通わすようになるが、アビーにはある秘密があった。

スウェーデン製の傑作ホラー「ぼくのエリ 200歳の少女」のハリウッドリメイク版です。これが、切な美しくていい作品なんですね。
主演がキック・アスのクロエ・グレース・モレッツでめちゃくちゃ可愛くて演技も素晴らしい。言ってしまうとこれも吸血鬼の少女といじめられて孤独な少年の異形恋愛物で、もう純粋でどこまでも清らかな二人の恋に癒されます。血みどろなんですけど。恋愛映画好きにもオススメな1作。

・グリーンインフェルノ

ストーリー：
森林伐採の不正を暴くためアマゾンを訪れた環境活動家の学生たち。過激な活動が問題となり強制送還されることになるが、帰りの飛行機にエンジントラブルが起こりジャングルに墜落してしまう。なんとか生き延びたものの、そこで彼らを待ち受けていたのは人間を食べる習慣を持つ食人族だった。学生たちは食人族に捕らえられ、次々と餌食になっていく。

名作「食人族」をモチーフにイーライロス監督が食人族映画を撮った秀作。環境活動家が守ろうとしてた部族に喰われるという監督らしい悪趣味とも言えるレベルの皮肉の利かせ方が最高な1作。食人ならではの人が人を喰うという独特の居心地の悪さ、厭な感じが味わえます。展開がとにかく面白いので結構見やすいかとは思います。よくできてる作品なのでグロ描写に耐性ある方はぜひ。

と、こんな感じです。
結構国とか年代とかジャンルとか色々入れてみましたので、もしかしたら一本くらいは好みに合う作品があるかもしれません。万人受けしないものばかりですがホラー映画が好きな方ならどれも楽しめるかと思います。
有名な作品も多いので結構見てるかもしれませんが、もし見てないのあればぜひとも見てみてください。
まだ面白いホラー映画がたくさんあるのでまたやるかもしれません。

早く平穏な日々がくるといいですね。ホラー映画は平和だからこそ楽しめる映画ですからね。これはどんな締めなんでしょうか。

以上です。