すこやかであれ
あっというまに30歳
周りの人や環境に恵まれたおかげで
「充実した」
「多幸感のある」
人生を送ってきた
そう自信を持って言える
だけど
さすがに老後の予測はできないから
独身の自分は
一人でも生きて死んでいけるように
備え始めようと思い立った
とはいえ
人生100年時代における30代なんて
「金回りのいいギャル」的な位置付けだ
「終活」というと
大袈裟かもしれない
それでも
たくさん助けてもらってきた人生だから
最期くらいは誰にも迷惑をかけずに終わりたい
周りに感謝をしながら
おもしろい人生だったなと振り返りながら
逝けたら幸せだろうなと考えることが増えた
一生ものの交友関係や家族
人生を豊かにする趣味
貯蓄や財や資産運用のスキル
仕事の場で活かし続けられる能力
そういうものも大切だけれど
まずは
老人ホームに入る時に
宝物のように持っていられるような
「人生のエピソード」が
欲しいなと思った
そこで私はいくつかの選択肢を考えて
一人旅をすることに決めた
ただ
ここでいう一人旅というのは
数日間の有給を使って
新幹線に乗って
キャリーケースを持って
綺麗なホテルに数泊して
家に帰る
ということではなく
もっとギリギリで
極端で
自分の人生史に残ること
を目指した
いろんな良いタイミングが重なって
勢いをつけるのは簡単だった
会社を辞めて
マンションを退去した
「住所不定無職」の完成だ
そして愛車に必要最小限の荷物を積んで
キャンプに行くようなノリで出発した
稼ぎなし
プランなし
帰る家なし
さてどこまで楽しめるかな
と
勢い任せにスタートし
一ヶ月が経ち
出発地に戻ってきたので
このnoteを書いている
日本に生まれたからには
47都道府県すべてに滞在したい
という夢もあった
ルートは
北陸→関西→山陰→九州→中国→四国
一ヶ月かけて24の府県に滞在
北陸住みの自分にとって
愛車で九州一周、四国一周ができたことは
特によい思い出になった
このまま北の方にも行きたかったし
日本一周してきたよ!とドヤりたかったけれど
諸々の事情で一旦保留
ということで
日本半周してきたよ!とドヤることにする
中途半端かもしれない
けれど
自分にとっては大きなことだ
元々は運転だって苦手だし
一人で決断して行動する能力も低い
何事も人に任せたり
環境のせいにしたり
文句や言い訳の多い
しょうもない人間だ
だから
自分で決めたことに責任と自信を持って
自分で考えて行動し続けるという
シンプルな「その日暮らし」を
一ヶ月間のあいだ継続できたのは
ある種の成功体験のようなものだ
行く場所、やること、関わる人、
食べるもの、寝る場所、お金の使い所、
毎日、全部、自分で決めて、運転をする
そのおかげで
好きなものと嫌いなもの
やりたいこととやりたくないこと
得意不得意と向き不向き
かなり見えたし
人生で一番と言っていいくらい
自分自身と向き合う時間を取ることができた
その中で最も感じたのは
「自分の内側から出ている声を
聞いてあげることの大切さ」だ
直感はだいたい当たるし
違和感は大きくなるものだ
身体の声と心の声に従うことが
健やかでいるためには重要で
極端な話
これさえできれば
ストレスは溜まらない
とすら思う
このnoteを見てくれているお友達にも
どうか身体の声と心の声に従って
健やかでいてほしいなと願う
しんどいときには無理をしないでほしいし
おいしいものをたくさん食べて
ゆっくりお風呂に入って
よく笑って
よく眠ってほしい
私が決意表明をしたときには
肯定してもらって
背中を押してもらって
温かい言葉で見送ってもらった
私の周りにはそんなふうに
「上げてくれる」お友達ばかりだ
環境を変えることや
何かを辞める、始めることや
挑戦することには
必ず否定や批判がついてまわるけれど
私の周りにはそんな人はいなくて
「めっちゃいいじゃん!」
「絶対大丈夫だよ!」
「楽しんでね!」
そう言ってくれるような人ばかりだった
私も誰かが何かを決断したときには
そう言えるようにありたいし
「人を肯定できる人」でありたいな
すこやかであれ!
以上
書き殴りのnoteでした
またゆるっとサウナレポや
旅の印象的なエピソードたちも
記せたらいいなと思っております
その前に就活と家探しをしなきゃ!笑
住所不定無職はさすがにやりすぎました
会社と家があるって素晴らしいことだね
これもまた大きな気付きになりました笑
まだまだバタバタの日々が続きそうです
ここまで見てくれてありがとう!
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