DEEPSOULのライブレポート1/26
1週間経ってしまった。
1/26(金)に高円寺JIROKICHIで行われたDEEPSOULのライブはいい意味ですこぶるエゲツなかった🤣
メンバー
Vo. うえむらかをる
B. 鳴瀬喜博 (ナルチョ)
Dr. 上原裕 (ユカリ)
Key. 須川光
Trb. 青木タイセイ
Gt. 新井克昌
JIROKICHIではもう何度も何度もライブを行なっているが、テーブルを取り払って、椅子だけの客席にしたのは初体験。キャパからして、50人以上が入るとそうなるのだが、要は満席状態だった。
開演前から楽屋に客席の熱気が伝わってくる。
バンドの中で、女性は私一人なのだが、楽屋を出ると、もう待機する場所がないので、私は着替えられない。
仕方ないので、たくさんのお客さんをかき分けて、女子トイレに行って着替える羽目になった。
客入れ前に着替えたおいたら良かったわけだが、トイレや寒さの問題とか色々あって、これは今後の課題。
1stは1曲目から私の歌なので、MCにそのことを話す。
これはウケ狙い。ウケた。というか、もう何を行ってもウケる感じ😅
ナルチョの昔からのファンで、今は新潟在住のゴンザレスが、奥さんのデビーを伴ってこの日のために上京、最前列に陣取っている。
当然声援も熱い!!
静かにベースから始まる「Let's stay together」から「Take me to the river」(日本語で)、少しMCを入れて、「I can't stand the rain」と、メンフィスソウルを続ける。ナルチョはトークが達者なので、自然体で話すだけでお客に受ける。私も関西ノリで対応するので、漫才のようになる。wwこれも、お客さんは楽しんでくれる。ユカリ氏のボケにナルチョが突っ込むのも超ウケ。ナルチョは東京生まれの東京人なのだが、関西人だと思われることもしばしばで、それくらいしゃべりが達者である😆
レゲエ調にアレンジした「I just wanna be lonely」、
私が日本語に訳した「Crazy love」、須川光が日本語に訳して歌うBee Gee'sの「How deep is your love」と、順調に1stは進行し、ラス前曲でまだ40分くらいしか経っていなかった。
トークを挟んで、1st最後は「Use me」から「Chain of fools」、また「Use me」に戻ると言うアレンジで。
休憩。
ちょこっと会場の人たちに挨拶して、トイレに行った。
ステージからは見えなかったが、顔見知りの人たちがたくさん来てくれていた。
トイレから出て、ビデオカメラを確認し、少しお客さんと話していると、ステージ上にメンバーが並んでいる。
2ndはインスト始まりなので、とりあえず、客席から観ることにする。
ちゅうか、楽屋はステージの奥なので、もうここにいるしかないのだ。
新井くんのオリジナル、「Q」(LGBTQのQではないらしい。)と、奄美島唄の「行きゅんにゃ加那」、
2曲インストがあって、新井くんが無防備に私の名前をコールする。
待て!!
私はまだ、衣装の上にダウンを着て、ステージ上に必要な水もタオルも楽屋に置きっぱなのだ!😵
お客さんをかき分けて、「誰か喋ってて〜〜」とか、ぶつぶつ言いながらステージを経由して楽屋へ。
それもお客さんにウケる。ww
ステージに戻り、マイクの前へ。
軽快なシャッフル、「Mama, he treats your daughter mean」、スローブルース私が訳詞をつけた、「I'd rather go blind」とつづき、Bob Dylanの曲、「Tonight I'll be staying here with you」をミディアムテンポのソウルバラード風に。
Tonight~は、ディランの訳詞家・中川五郎さんに訳詞を書き下ろしてもらった。
彼は寝屋川高校の先輩。私は五郎さんのスピリットを啓蒙している。
書き下ろしてもらった詩を歌えるのはまことに光栄である!
ところが!!
テンポがやたら早い!!まずい!しかし、一番の途中まで歌ってしまった。ど、どうしよう。しかし、最後の歌詞がやはりハマらない。
仕方ない。。。
勇気を持って中断させた。
仕切り直しじゃ。
今度は。。。うまく行った。
須川ボーカルで、「New kinda groove」,
ノリがいい曲。全員で追っかけコーラスする。
そして、オーラスが故・石田長生の渾身の訳詞でPrinceの「Purple rain」
これは家で試行錯誤、練習した。
石ヤンはプリンスばりにシャウトしていたっていたが、私は少しキーを低めにして、語り、ささやき、たまにシャウト、と言う歌唱法を見つけた。
が、いきなり歌詞を間違える。あ〜〜バカばかばか!!!なんか、めちゃリバーブかかってるのは、PAのワオさんの遊び心か??😅
いい感じで進行して、私、ちょっとウーアーコーラスが早く入りすぎた??
と思ったので、もう一回繰り返した。ところが、エンディング、みんな迷子になってしまったようだ。なかなか終わらない。
そして、全員で探り合いながらまことにシュールに終了した。
さすがなメンバーだ。
どんな終わり方もできる!!!🤣
アンコールは「99pounds」。
ロックバンドHumble pieもカバーするAnn Peeblesのアップテンポな名曲だ。
ドラムソロやベースソロもふんだんに、ナルチョのチョッパーベースも冴え、お客さんも最高の盛り上がりを見せ、ライブは終了する。
このバンドはすごい!!
Caolu Soul Latinもすごいけど、DEEPSOULは本当に底がしれない。
10年前と比べて、須川光氏が入ったことで、曲に広がりができて、歌に対する解釈も彼の意見が反映されることがいい方向に向いている。
タイセイさんの可愛いキャラクター(大きい人なんだけど)から醸し出される、巧みなトロンボーンが、私の低音好きのハートを刺激する。
ナルチョはもちろんスター性がバリバリで、演奏だけでなく、そのステージ進行もお客さんを楽しませてくれるし、ユカリ氏がムードメーカーとなっていいポジションに陣取る。
今回から仕切り役をやることになった新井くんが頑張ってまとめていて、ギターのスタイルも合っている感じ。
次回は6/14に決まって、またゴンザレスはデビーと一緒に新潟から来ると言っているし、多くのナルチョのファンの人たちもまた大いに期待してくれている。
リスタートは大成功!!
2024年、幸先のいい音楽ライフのスタートが切れたようだ!