カンバスのパソコン購入担当者に聞いた「パソコン選びのコツ」【後編】
こんにちは!カンバスです。
今回は、過去2回に渡りお届けしてきた「カンバスの購入担当者によるパソコン選びのコツ」の最終回となる【後編】をお伝えします。
前回の「中編」では、インストールの順序やカンバスで使用しているパソコンメーカーなどについてご紹介しました。
中編はこちらから!
カンバスのパソコン購入担当者に聞いた「パソコン選びのコツ」【後編】
今回の【後編】では、パソコンの周辺機器であるモニターの選び方などについてご紹介します。
▶️パソコン選びで気をつけると良いこと
Q.パソコンを選ぶ際、気をつけると良いポイントはありますか?
A.ディスプレイ(画面)はノングレア(非光沢)液晶を選ぶようにしています。
グレア(光沢)液晶は画面がくっきり美しく映りますが、その分、目が疲れやすくなります。長時間作業をするには目が疲れにくいノングレアがおススメです。
▶️おススメのセキュリティソフト
Q.パソコンを買ったらセキュリティソフトを入れないといけませんよね?セキュリティソフトのおススメはありますか?
A.SSTG1シリーズとの相性で言うと、おススメは「ウイルスバスター」です。
カンバスではすべてのパソコンにウイルスバスターを入れていますが、今まで一度もトラブルが起こったことがありません。
セキュリティソフトによってはSSTG1と相性が悪いものもあり、過去にはSSTG1のインストールができない、認証ができない、ファイルの保存ができない、といった問題が起こったソフトもありました。ただ、セキュリティソフトは定期的にアップデートされますから、今では解消されているものもあります。
現時点で相性の悪いセキュリティソフトはカンバス公式ホームページのFAQをご覧ください!
【FAQ】PCを買おうと思っていますがSSTG1シリーズと相性が悪いPCはありますか。
▶️モニター(ディスプレイ)のおススメサイズ
Q. モニター(ディスプレイ)を買うのに、おススメのサイズを教えてください!
A. 解像度でいうと1920×1080、いわゆるFull HDくらいがおススメです。
高画質・高解像度モニターはおススメしません。
最近では4Kサイズのモニターや高画質・高解像度のモニターが売られていますが、高画質・高解像度で表示するにはパソコン側もそれなりのパワーが必要です。かなり高性能なパソコンなら問題ないかもしれませんが、一般的なパソコンに4Kモニターを繋ぐと、モニターの方にパワーを取られてしまい、字幕作業の時に映像がカクついたりノイズが走ったりしてしまいます。
また、高解像度モニターだと、Windowsのテキストサイズもそれにあわせて大きくなるのですが、SSTG1ではテキストサイズが150%より大きくなると文字やアイコンが切れてしまうことがあります。
パソコンを2画面にする時の追加モニター選びも同じですので、参考にしてくださいね。
▶️「ゲーミングモニター」も避けるべき?
Q. モニターについてもう一つ教えてください。「ゲーミングモニター」も「ゲーミングパソコン」と同じく、やめておいた方がいいですか?
A. はい、やめておいた方がいいです。
「ゲーミングモニター」は画面のリフレッシュレートというものの数値が高く、画面表示を更新する間隔が短くなります。
コンマ何秒の動きが重要なゲームなどには威力を発揮します。ですがこの機能は、SSTG1にはまったくもって関係ありません。
むしろ、ビデオカードの能力をかなり要求しますので、使わない方が快適だと思います。
パソコン選びについて、詳しくはカンバス公式サイトのFAQをご覧ください!
カンバスHP 「よくあるご質問(FAQ)」動作環境編
▶️ワイヤレスのイヤフォンやヘッドフォンについて
Q. ワイヤレスのイヤフォンやヘッドフォンは使えますか?
A. 使えますが、おススメはしません。
ワイヤレスはどうしても音ズレが起こります。字幕の作業には少しの音ズレが大きく影響してきますので、イヤフォンやヘッドフォンは有線タイプがおススメです。
3回に渡ってお送りしてきた「パソコン選びのコツ」。いかがでしたでしょうか?使用機材を正しくお選びいただくと、カンバス製品をより快適にお使いいただくことができます。ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです!
(なお、前回もお伝えしたとおり、「パソコン選びのコツ」についてはあくまでも「カンバスのソフトを使うため」という目的に限定したお話であることをご留意ください)
次回のnoteでは、11月半ばに開催されるメディア&エンターテインメント業界のプロフェッショナル向けイベント「Inter BEE」に関する記事をお届けします。
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