コロナ経済対策、ベーシックインカムはダメなの??
もうここでは、書くつもり無かったのですが、日本がかなりピンチなのでちょっと書いてみようかと思いました。
今回の内容はタイトルの通り、ベーシックインカムです。
今、政府の給付金の件で布マスク2枚とか、商品券配るとか、色々とモメてて、「これは現政権の利益誘導ではないのか?」「権力維持の自己保身では無いのか??」と政府の対応に色々と不満が出ています。
ただ、上の動画を見るとおり、合理的な側面にスポットライトを当てると、コロナは長期戦で感染拡大の波って何回もあるんですよね。
たった1回の波で、政府のお金を使ってしまうと、次の波が来たときには本当に持ちこたえることができない。だから、「ここぞと言う時がくるまでは、お金は大切に取っておこう」といった考え方です。
他の国はなかなか手厚い給付金を出していますが、これは期間限定の話です。ワクチンができるまで(最低2年)給付金を出すなんて話はしてません。
ドイツの州財務相が自殺を選んでしまうくらいですから、おそらくそこまでの財源は無いと思います。これは他の国も同じ。
では、「じゃあ日本も給付金出せないのはしょうがないよね」「今、お金が無い人や自転車操業の人には諦めてもらうしか無いよね」といった声が上がりそうですが、僕はまだやりようはあると思ってます。
それは、今の生活保護制度や年金基金をワクチンができるまでの間、廃止してベーシックインカムに一本化することです。いちお、今の日本の財源なら月7万円ほどを配れるベーシックインカム案は存在するんです。
支給額
月額7万円想定
18歳未満は3割
必要予算
93.76兆円
(日本人人口1億2502万人、0~17歳 1915万人×25.2万円、18歳~ 1億0587万人×84万円)
財源
医療費全員3割負担 16兆円
生活保護費カット 4兆円
相続税1.5倍 3兆円 1兆円増
厚生年金と国民年金の支給額をベーシックインカムと同額にする 20.1兆円
(↑BI月額8万円の場合は15.2兆円に減るため注意)
固定資産税5.6% 25.5兆円
解雇規制を無くすことで法人税10.8兆円(2015年度)から倍に 10.8兆円増
たばこを1320円にすることで 6.45兆円 4.3兆円増
パチンコ税35% 6.3兆円
現在の予算 88兆円
その他の財源候補
・ペットショップ税
・投資益を分離課税(20%固定)から、他の所得と合算しての累進課税に(ただし額の算出が難しく、年によって変動が激しい)
・富裕税(一定以上の資産に対する課税。ただし資産の把握が困難で実現(復活)は難しい)
・消費増税、国債や政府紙幣(とりあえずこれらは使わない方向で検討中)
給付対象
・日本国籍所持者
引用:ベーシックインカム案/ニコニコ大百科
7日に7都府県に緊急事態宣言が出される見込みですが、生活のタメに会社に行って働かなきゃいけない人がいる限り、満員電車が解消されるわけがありません。
民間企業を強制的に休業させられるわけではありません。活動を続ける企業がほとんどです。
テレワークできる業種では無い人は、企業側が休業の決断を下さないと、外出自制したくてもできない状況に変わりはありません。
本当にコロナウイルスの感染拡大を止めるには、必要最低限のサービスを残して外出自制しかありません。
そして、それを可能にするのが、僕は月7万円程度のベーシックインカムだと思ってます。本当にベーシックインカムは今の日本には無理ですかね?もうコロナウイルスに対しては、長期戦が確定です。
長期戦を闘って、なるべく多くの人が生き残る方法論って、毎月お金を配って生活を保障する以外方法論は無いと思っているのですが、どうでしょうか??
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?