政治に興味の無い人が増えれば増えるほど、有利な政権与党
あれだけ渋っていた一律給付が決まりました。一般的には自民党と連立を組む公明党から出た反対意見が決め手になったと思われます。しかし、僕はやはり政治に対する関心度の高まりが直接的な原因だと思っています。
上のPDFはかなり偏りのある資料ですが、投票率が低ければ低いほど政権与党が有利な理由が書かれています。
要するに、投票率を低く保つことができれば、あるいは政治に無関心な人を量産することができれば、あとは関係団体や御用学者にお金をばら撒くことによって、例え民意に反していようが、選挙で勝つことって可能なんです。
公文書改竄をしても、なんで自民党は選挙で強いんですかね??2020年の今になっても、スマホから投票することができないのは何故でしょうか??
すべて政治に無関心な人が多いから、実現可能なことなんです。
今回のコロナ騒動における、保障に対する論争は、ネットユーザーのにならず、ネットを普段見ない人にも関係ある問題でした。
特に日雇いの仕事で生計を立て、ギリギリの生活をしてる人は、保障も無しに休めと言われても数ヶ月もつ人、ほとんどいないと思います。
また個人経営の小売店や飲食店なんかが保障もなしに休業なんてしたら、数ヶ月も持たないで廃業確定です。
コロナウイルスが蔓延してるからといって、みんながみんなテレワークできるわけ無いですし、数年仕事をしないで引きこもれる貯蓄なんか無いわけです。本当に一部の人の話。
今回は、そんな声が集まったため、政治が動いたと僕は思っています。
上の動画は東日本大震災後の2012年の動画で48分ある長い動画なんですが、日本の民主主義について語られています。
僕個人としてはアナーキズムに近いので、他人に政治に関心を持てとか、どの政党を支持しろとか、そうゆうことは全く言いたい人間ではありません。
ただ、このまま政治に無関心な人が増え続けちゃうと、やっぱり権力者に良いようにされてしまうと思うんです。
今回のコロナ給付金問題だって、みんな「政治の話は疲れる、コロナの話題からは離れたい」とか言って黙ってたら、なんの保障も無かったわけです。
「いつか誰かがやってくれるだろう」とか、そんな「いつか」なんて無いんです。みんなが「空気」を読んでるうちに、多くの人が犠牲になってしまう
そうゆうことにならないタメにも、いま一度、日本の民主主義について誰もが考える必要があると僕は思ってます。