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オチも結末もいらない

朝起きて学校へ行き授業、放課後は自習室で夜7時まで勉強、帰宅してご飯食べてお風呂入って寝る毎日。
文字に起こすとなんて味気のない日々、と思われるかもしれないけれど、私は意外と毎日楽しい。新しいことを学ぶと世界の解像度が上がって、点数が上がると嬉しい。毎日努力していることで自己肯定感も高め。周りもみんな努力していて気持ちが良い。一年留学したおかげで、今年は思う存分受験に捧げられるぞ

とはいっても、流石にずっとは無理なので、今日は少しサボりの日にした。長めにお風呂に浸かり、湯船で大豆田とわ子と3人の元夫を見た。長いスパンでゆっくり見てるので、今七話目。
湯船に浸かりすぎてのぼせたので切り上げて大豆田とわ子を見ながら着替えて、トイレに入ったところで超感動シーンがきてしまった。トイレで見る感動シーンではない、と思いながらトイレで涙ぐんだ。

「人間は現在だけを生きてるんじゃない。
5歳、10歳、30歳、40歳。その時その時を懸命に生きてて、過ぎ去ってしまったものじゃなくて、

あなたが笑ってる彼女を見たことがあるなら今も彼女は笑っているし、5歳のあなたと5歳の彼女は今も手を繋いでいて、今からだっていつだって気持ちを伝えることができる。

人生って小説や映画じゃないもん、
幸せな結末も悲しい結末もやり残したこともない。
あるのはその人がどういう人だったかっていうことだけです。」

めちゃくちゃ良くない?!泣 

「人生にはふたつのルールがあって、
亡くなった人を不幸だと思ってはならない。生きてる人は幸せを目ざさなければならない。
人はときどきさびしくなるけど人生を楽しめる。楽しんでいいに決まってる。」

このオダギリジョーのせいで深夜にトイレで大号泣。

私はずっと、"終わりよければ全て良し"が怖かった。終わりよければ全て良いなら、終わりが良くなければ全て台無しなのだろうか。

そんなことなくて、終わりがどうであろうと刻んだ過去は変わらず事実として存在しているから、台無しなんかじゃないよね。人生にオチや結末なんて要らなくて、ただ私が私であればいいんだよ。それが私の人生だから。


元同級生たちと、全てが終わった3月にみんなで大阪へ卒業旅行することになった。
失敗も後悔もない、これが私たちの幸せな人生。なんだって胸張って生きような。共通テスト、心から応援してます。

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