言語と行動
日本語はSOV構文、英語はSVO構文
今朝は英語の冠詞aとtheの使い分けの解説動画を視聴した。使っているテキストの解説だけでは理解不十分(補足参照)だと感じたからだが、その中で新たな気づきがあった。
日本語は、誰が何をどうするという文章が完成してからでないと話せない言語、方や英語は、誰が何するから始まり、後ろで補足していく言語であるという説明があったのだが、主要言語の構文が行動パターンに大きく影響しているのではないかと感じたのである。
「完成度は高いが遅い」より、「完成度は60%だが早い」ほうが評価が高い
近頃、私は自分の行動様式にリーン・スタートアップ方式を取り入れるよう意識している(注:思いついたらまずやってみて修正を加えていくようにしていこうというだけの話です)のだが、言語はSVO型のほうが親和性が高いように思う。
よく、「日本人は自己主張が弱い」とか「結論から述べよ」とか「(文章が長くなると)何を言いたいのか分からない」とか言われたりするが、どれも述語後回し構文が影響しているのではないだろうか。考えることと言語は決して切り離せないからだ。
ビジネスにおいて、拙速を尊ぶべしとは言われてきたが、実際に実行するのは私にはなかなか難しいと感じてきた。その要因の1つが言語に紐づいているなら、そこは仕方ないと割り切りつつ、弱みとして認識し、補強するべきだ。
TEFCAS
先日PDCAについて記事をアップしたところ、読んでくださった方からTEFCASという考え方をご教示頂いた。
調べると、TEFCASの考え方に深く共感すると共に、マインドマップを考案したトニー・ブザン氏が提唱したそうで、俄然トニー氏の著書も読みたい衝動に駆られている。
TEFCASの説明については勝手にリンクを貼らせていただくことにして、冒頭の英語のリンクも備忘録として貼っておく。
補足: on the radio と on TV、theの要不要の違いは?
本日は以上です。
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