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#12 実は1ヵ月…

こんばんは、福Kです。

今回は、1月からの「1ヵ月」を書きたいと思います。

Canvaや学校に直接関わるお話ではありませんが、興味ある方は読んでいただければと思います。

① 育児休暇をとっていました

1月6日から1ヵ月、育児休暇を取っていました。

僕には子どもが2人います。
4歳の娘と7ヶ月の長男です。

長男が産まれ、6ヶ月が過ぎた頃から育児休暇を取り始めました。

上の娘の時にも、「育児休暇を取りたい」と思っていましたが、コロナ禍にあって、いろいろなことが重なり、育児休暇を取ることを管理職に話すことができませんでした。

しかし、今回は思い切って育児休暇を取りたいという思いを管理職に話してみました。

②なぜ育児休暇を取りたいと思ったか

それは、ズバリ、妻と2人で子育てがしたいと思ったからです。

もちろん、上の娘の時も、下の子どものときも、僕もできるだけの育児はしていたつもりでした。

しかし、心の中のどこかで「妻に任せっぱなしだ」「もっと自分も子どもに関わりたい」という思いがどんどん強くなっていきました。

というのも、以前僕がよく聞いているVoicyで、「最終回は知らないうちに終わっていく」という内容の話を聞いたからです。

上の娘の時は、最後のミルクがいつだったかを覚えていません。

そのくらい「もうミルク飲まなくて大丈夫なの?」
という感じでミルクを卒業したからです。

このように、いつ来るかわからない最終回。

極端な話ですが、今日で子どもたちと会うのが最後かもしれない。

妻と話すのが最後かもしれない。

人間の最後なんて、きっと神様にしかわからないんでしょうね。

だからこそ、妻1人に任せきりではなく、僕も一緒に子育てをしたいと思いました。

③人生最大の後悔

僕は以前に、人生最大の後悔したことがあります。

僕が産まれてから約30年、大切な家族の1人として育ててくれた曽祖母が亡くなった時です。

曽祖母は高齢者施設に入っていました。

いつでも面会に行ける距離にあった施設です。

しかし、いつでも行けることを理由に、結局1度も行きませんでした。

ついにそのまま、二度と顔を合わせることができないようになりました。

大学に行って、実家を出てからは、僕たち兄弟の帰りを楽しみに待ってくれていた、曽祖母。

いつも優しい笑顔で「帰ってきたのか。ゆっくりしていきな。」と言ってくれていました。

なぜ1度でも会いに行かなかったのか?

今でもその後悔は絶えません。

こんな後悔はもうしたくないと思いました。

今、家族と一緒にいられる時間は当たり前ではない。

子どもミルクを飲ませてあげられること、おむつを替えること、一緒にお風呂に入れること。

どれも当たり前ではありません。

だからこそ、ずっと取りたいと思っていた育児休暇を取ることを申し出ました。

④感謝の一言

そのような思いがあって取得した育児休暇。

きっと1番悩んだのは、校長先生だったと思います。

しかし、校長先生は僕には嫌な顔を1つせず、
「わかった!何とかしよう!」

と笑顔で言ってくださいました。

教務主任も、教頭先生も
「育児はお母さんだけでやるものではない。頑張って、お父さん!」

と言ってくださいました。

どこの学校もそうかもしれませんが、人員に余裕はありません。

僕が休暇を取得することで、クラスが空いてしまいます。

それもわかっておいて、「頑張れ」と励ましてくださる方々がいらっしゃいました。

感謝、感謝です。本当にありがとうございました。

⑤ 終わりに

ここまでお読みいただきありがとうございました。

この1ヵ月本当に豊かな時間を過ごさせていただきました。
こうして、幸せな1ヵ月を送ることができたのも、無事に子どもを産み、ここまで育ててくれた妻。

大切な家族の1人として、僕たちに笑顔をくれる娘。

「がんばってね」と送り出してくれた職場の方々。

「先生、男性で育休を取られるなんて、すごいですね!がんばってください」と励ましてくださった保護者の方々。

「お子さんの頑張って育ててくださいね!」と見送ってくれた学級の子どもたち。

本当にたくさんの方々に支えられて、豊かな時間を過ごすことができました。

今度は、僕がいただいたご恩をたくさんの方々にお返しできるように努力していきたいと思います。

また、将来僕と同じ職場になった方が、育休を取ろうと考えていらっしゃるときには全力で背中をしたいと思います。

それだけでなく、悩んだときに、どう行動すべきかも少しだけ相談に乗れるかもしれません。

明日から、育休が明けて復帰します。

約1ヵ月半学校には行っていないので、相当緊張しています。

でも、この家族がいれば大丈夫!

明日元気に行ってきます。

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