レクサスRX中古車市場分析
中古車市場に公開されている324台のレクサスRXを対象にデータを集め、
・グレードごとの割合
・色ごとの割合
・車体色ごとのクチコミ件数
・車体色ごとのクチコミ(中央値)
・都道府県ごとグレードごとの台数
・走行距離ごとの車体価格低下
についての分析を実施しました。
掲載している画像で「型式」と表記している部分は、正しくは「グレード」です。
その点を踏まえた上で、内容をご覧いただけると幸いです。
上記のグラフから、
・RX300 F スポーツ
・RX450h F スポーツ
2つのグレードで過半数を占めていることが分かり、人気2種のグレードに次いでRX450h バージョンLが人気であることが分かります。
それぞれのグレードの特徴などについては、下記参照よりご覧ください。
また、車体色に関しては、定番のホワイト・ブラック・シルバーの3色で全体の9割を占めていることが分かります。
車体色問わず全体的に評価は高く、人気色に伴ってクチコミ件数も多くなっていることが分かります。
都道府県ごとに見ると、トヨタのお膝元の愛知県で車両台数が多く、次いで大阪で人気があることが分かります。
都道府県別自家用車普及台数を見ると、愛知県の自家用車台数は全国の中で一番多く、ひと世帯に一台以上所有している家庭が多いことが分かります。
また、乗用車密度に関しても愛知・大阪共にTOP5位内に入っていることから、全域に渡って自動車が普及している車社会であることも想像できます。
続いては、
1.世帯あたりの台数
2.一台あたりの人口
上記2つの指標から、愛知と大阪の特徴を図りたいと思います。
世帯あたりの台数に関しては愛知は大阪の約2倍。
一台あたりの人口は、大阪は愛知よりも一台に対しての乗車人数が1人以上多い。
これらのデータから、
愛知県は家庭ごとに車を所有しているのに対して、
大阪は全家庭、車を持っている訳ではないが、車を所有している家庭は複数台所有していることが多い。
といったことまで推測できます。
最後に走行距離ごとの車両価格低下具合を分析しました。
画像記載の内容に誤りがあります。
誤:走行距離1km
正:走行距離1万km
走行距離0kmで表示している価格と新車価格を比較していただければ、購入直後にいくら価値が低下するのかを計測することができます。
また、走行距離1万km増加あたりの車両価格の低下を見て、中古車を購入する際にその販売車両が適正価格かどうかの検討材料としていただくことができます。
※キズの具合によって、相場と大きく乖離している場合もあります。
自分の車両を手放すタイミングを図る指標にもなるので、グレードごとに算出している価格低下のデータをご参照ください。