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317 秋色に染まるコキアを訪ねて~神奈川・松田町コキアの里へ

近年、コキアが人気ですよね。
数年前まではそんなに見なかったような気がするんですが、モンスターのようなもふもふしたフォルムや緑、赤、ゴールドと季節によって色を変えていくことで私たちの目を楽しませてくれることもあって人気が高まっています。

全国にコキアが見られるスポットが増えてきているんですが、今回はその中のひとつ、神奈川県松田町にあるコキアの里に行ってきました。

やってきたのはJR御殿場線の松田駅。沼津駅から普通電車に揺られてきました。松田駅の隣には小田急電鉄の新松田駅もあります。小田急の急行でアクセスすることが可能です。

めざす「コキアの里」は松田駅から西平畑公園というハーブ園のある公園を突っ切った先にあります。

地図で見るとまぁまぁの距離。でもウォーキングと考えればそんなに遠くない。と思って駅から歩いて行ったんですがー

忘れていたんです、高低差というものを。西平畑公園は松田山という山の上にあります。公園の入り口から階段が出迎えてくれます。

階段を登って息を切らしているところにある標識が目に入りました。

まだ一合目… これからまだ先が長いと思うとめまいがします。
それでもなんとか、なんとか!歩き切りました。

眼下に松田町の街並みが広がります。手前に走るのは東名高速道路。渋滞情報でよく名前が出る大井松田インターはすぐそこです。3連休の初日である10月7日、今日も下り方面は安定の渋滞でした。その向こうにJR、小田急の駅も見えます。こういう景色に出会えるとああ、つらかったけど上ってきてよかったと思います。

西平畑公園の北端にある自然館をさらに北に行くとハイキングコースに入ります。駅からコキアの里に向かう近道です。

25分ほど歩いてようやくコキアの里に到着。それでは秋を迎えて赤にゴールドに色づいたコキアたちをご覧に入れましょう。

コキアは10℃以上の寒暖差があると色づき始めるそう。
ここは標高が高いので色づきも早いようです。

碧から赤に変わりつつあるものや、もうゴールドに変わってしまったものなどさまざまな色のコキアが並んでいて、写真を撮る方も大勢来場していました。

コキアが色づくのは紅葉と同じで寒くなると光合成の効率が下がって葉を緑に色づかせるクロロフィルが減ってしまうから。そのかわりアントシアニンの生成が多くなって葉を赤く色づかせるようになるのです。

また、緑色の葉はまさにもふもふで柔らかいんですが、赤く色づくにつれて固くなってきます。もふもふしてるものと思って触ったら固くて驚きました。江戸時代にはほうきの代わりに使っていたらしいですね。

夫婦2人で仲良く写真を撮りあう人。趣味が一緒っていいですね。
ちなみにコキアの花言葉は「夫婦円満」なんだそうです。

コキアの向こうに松田の街並みを望みます。
ものすごく広いというわけではありませんが、赤にゴールドにいろづいたコキアを楽しむことができました。もうすぐ見ごろを終えてしまうかもしれませんので来てみたいという方はお早めに!

電車だと行きの登りがきついですが、コキアの里に駐車場はありません。先に紹介しました西平畑公園に駐車場があるのでそちらから歩くようにしてください。












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ミヤコカエデ(Miyako Kaede)
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