239 四日市で田中達也氏のミニチュアの世界を楽しんだ。
雨の土曜日。久しぶりに一日在宅、の予定だったんですが
前回もお話ししたとおり近所でわたしの大好きな田中達也氏のMINIATURE LIFE 展が行われていると知り、四日市市文化会館まで馳せ参じました。
入場料はおとな1200円。MUJI GINZAでは無料でしたが、その分展示品の数も多く、かなり見ごたえのある展示内容でした。
入場料の必要な美術展なんですが写真撮影はOK。太っ腹です。田中達也氏は作品を写真で撮影してインスタグラムに展示したり、写真をこういった会場で展示したりもしています。来場者にも写真を撮ってもらってミニチュアの「魅せ方」を感じ取ってもらおうという意図があるんじゃないかと勝手に思っています。
あまり多くの作品を紹介してしまうと展示会に行く楽しみがなくなってしまいそうなので少しだけ。SeasonやAdventureなどいくつかのカテゴリーに分けて作品が展示されていました。
田中達也氏の作品はタイトルのネーミングも秀逸。この作品のタイトルは「隠れた名曲を掘り起こす」。音譜を土に埋まった農作物に見立てて農家が掘り起こしている様子を表しています。
ポテトチップスを北海道・十勝の大地に見立てた「北海道の雄大なポテ地」。
炒飯を波に見立て、サーファーがその波に乗る作品。
さて、タイトルは…?!
麦わら帽子を夏のリゾートアイランドに見立ててみたり、遊び心満載で見ていて楽しくなりますね。
島に見立てたのいえば、アボカドを無人島に見立てたものもありました。その名も「アボカ島」。
こちらの作品はカップをビルに、食パンをホームに見立て、コッペパンが電車になって走ります。ほんとにレールの上を走るんです。
こんなの見たら子供は大喜びだよね。
と思ってたんですが、近くにいた子供はこれを見てか「おなかすいたーーーー お母さんもぉみないでーーーー かえるーーーーー おなかすいたーーーーー」とずっと駄々をこねておりました。
運命の赤いマフラー。2人が運命に気づくまでにずいぶん時間かかりそうだよね。どっかで絡まりそう。
角度や距離によって味方の全く変わる作品もありました。「帰り道」というこの作品。
上から見ればこんな感じ。
全景はこんな感じです。角度とズームを変えるだけで全く異なる情景を取ることができて楽しいです。
創造力豊かな田中達也氏の作品を存分に楽しむことができましたし、作品をどのように撮ったらよりその魅力をうまく伝えられるか考えながら撮る勉強にもなりました。まだ5月まで展示会は開かれています。お近くに住んでいる方はぜひミニチュアの魅力を肌で感じに来てください。
サポートいただけたら小躍りして喜びます! 今後一層フットワーク軽く旅先に向かい、情報提供に努めたいと思います。 よろしくお願いいたします!