341 埼玉県・小江戸川越写真旅。
10月28日 埼玉県川越市で開催された「旅色」の公式イベント「写真家・山田大輔さんに学ぶ写真撮影講座 in 川越」に参加してきました。
講師はブラタモリで写真担当をしている山田大輔さん。
わたしはブラタモリを毎回必ず見ているので山田さんのお名前も存じ上げていましたが、写真家としても有名です。旅色会員だけではなくて一般の方の参加も可能なイベントで、写真愛好家の方も何名か参加されていました。
講座の様子や、その中でお話しされた山田さんの写真術については、わたしの同じ旅色会員のERIさんがあげたブログでご紹介するとして、わたしはこの講座中に川越の街を歩き撮りまわった写真の数々をご紹介することにします。
氷川神社
まず訪れたのが氷川神社。川越の総鎮守とされ川越藩主の崇敬を受けてきました。この日はとても天気のいい土曜日。七五三シーズンということもあり多くの参詣客でごった返していました。そんな中をにわか写真家が社員を取りに潜入します。
氷川神社は素戔嗚尊などを祀りますが、2組の夫婦の神が祀られることから縁結びの神として崇められています。こちらの鯛を竿で釣り上げれば良縁に恵まれるとか。
写真撮影の途中ですが汚れた心を清めることにしました。ここを流れるせせらぎに人形(ひとがた)を流して穢れを払いたいと思います。
菓子屋横丁
氷川神社で身を清めたあとは街中に出て観光名所を巡りながら写真を撮ることにします。東京に近いこともあってかすごい観光客の数です。20年ほど前にここに来たことがありますが、そのときはこんなに観光客多くなかったんですが…。
菓子屋横丁は駄菓子をはじめ川越銘菓・芋娘などお土産物などを売るお店が30件ほど集まるレトロ感あふれる横丁。子供のころこんな駄菓子屋に10円菓子買いに行ったなぁと懐かしくなります。
小売りされる「いも恋」など食べ歩きが楽しめるのもこの町の魅力ですね。
蔵の街川越と街のシンボル・時の鐘へ
続いて蔵の並ぶメインストリート「一番街」を歩きながら街のシンボル的存在である「時の鐘」に向かいます。
川越は他の街に比べて重厚感溢れる黒漆喰の蔵が多くあります。これは明治26年の川越大火時に全焼する町がある中、焼失を免れた建物が耐火構造の土蔵づくりで高価な建物が多かったことからその後再建の際に高価な黒漆喰を使った土蔵が多く建てられることになったためです。
川越大火の際にこの「時の鐘」も焼失し、その後再建されました。再建の際には実業家・渋沢栄一らの資金援助もあったといいます。その名の通り鐘撞が時報の鐘を鳴らしていました。今は自動で6時、12時、15時、18時に鐘を鳴らしています。
と、ここで「被写体」として川越の地ビール「KOEDO」を購入しました。あ、今は講座の受講最中ですので飲んでませんよ!あくまで被写体です。山田先生にこの写真を提出しましたが「いいんですが、クロネコヤマトの看板が…」とご指摘を受けました。そうです。バックに何々が写っているかはとても重要です。
街のあちこち撮り歩き。
さて、川越はこのほかにもフォトジェニックなスポットが満載。時間の許す限り撮影を続けました。
上から撮ったりしゃがんで撮ったりすると見方が変わっていい写真が撮れますよ、と教えられて撮った写真。確かに普段見るのと違った新鮮な世界です。
講座の後は夕景の撮影も。
講座の後会場を出るともう夕方。メンバーと食事をする前の夕方の川越の街も撮影することにしました。
夜の街も美しかった川越。夜景撮影講座もあったらいいよねと話しながら、川越の居酒屋に入りました。
写真はまだまだ初心者で、一緒に参加した写真を趣味にする一般参加者の肩とはレベルの違いを痛いほど感じました。ブログの写真は情報を正確に伝える意味があるので芸術的な写真とはまた違う目的があるのですが、見栄えのするいい写真は撮れるようになりたいですね。
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