325 晴れの河口湖で秋の富士の美しさを楽しむ。
一日一日、秋が深まってきていますね。朝晩は少し肌寒さを感じる日も増えてきました。わたしはこの季節が一年で一番旅をしやすい季節だと思っています。
好天にも恵まれ、絶好の旅日和となった今日。しばらく動かしてない愛車も走らせてあげようと思いやってきたのは山梨県の河口湖です。早朝にもかかわらず着いたときには大勢の観光客で賑わっていました。
8月に静岡に転勤してきましたが、富士山は夏の時期は雲に覆われてあまり姿を見せず、正直静岡に来た感がありませんでした。空気が澄みだすこの季節になり、雪をかぶった富士山をきれいに望むことができるようになりました。河口湖畔から望む富士山。息をのむほどの美しさです。
深紅のコキア越しに富士を望める大石公園
この写真を撮ったのは大石公園。会社の先輩が最近インスタで写真をあげていて行ってみたいと思い誘われてここまで来ました。ここは富士山をバックに真っ赤に染まったコキアが撮れる撮影スポットなんです。
真っ赤に色づくコキア、その向こうの真っ青な水面。コントラストがみごとです。湖面に揺れるススキも秋が深まっていることを感じさせてくれます。
来週にはコキアももう見ごろを終えてしまうかもしれません。お早目に訪ねてみてください。ちなみに私が到着した9時前はまだ駐車スペースもありましたが、9時半すぎには駐車待ちの列が道路に大行列を作っていました。できるだけ早い時間につくことをお勧めします。
ハーブ庭園を優雅に見下ろしつつ富士を望む・ハーブ庭園旅日記
大石公園は河口湖の北岸ですが、今度は南岸に車を走らせます。富士急ハイランドにほど近い場所にある「ハーブ庭園旅日記」さんに来ました。
広い園内で様々なハーブが栽培されています。ハーバリウムや季節ごとしつらえが来場者の目を楽しませてくれます。そんな施設が入場無料で楽しめる。なかなか太っ腹です。
こちらの温室でもハーブが栽培されています。
花に詳しいわけではありませんが、見るとその美しさに引かれて突い写真を撮りたくなってしまいますね。家が花で彩られていたらどんなに楽しいかって思います。
ハーブ庭園の向こうに展望台が見えます。ハーブ庭園の入場料は無料ですが、こちらの展望台は500円の入場料が必要です。
展望台の下まで来ました。
この水面近くにカメラをセットすると美しい逆さ富士が撮れるらしいですが、風があると水面が揺れてうまく撮れません。なかなか難しいですよね。
展望台の下からでもこのように勇壮な富士の姿を望むことができますが、せっかく来たので展望台に登ってみましょう。展望台はカフェのある下階と屋上の上階があります。まずは下階からー
カフェの中はどの席からも富士山が眺められるように工夫がされています。雄大な富士を眺めながらコーヒーを楽しむ。日本中探してもこの地域でしか体験できない贅沢です。
外に出ると外にもソファがあります。こちらはソファに座って記念写真を撮ることができるスペース。
ソファに座って富士山を眺めます。う~ん、優雅なひととき。こんな庭があったらなぁ。
最上階まで登ってきました。すこし風が冷たいですがこのくらいの方が心地いいですね。ハンモックなんかもあります。他の方の目もあるので昼寝まではできないでしょうが、こんな非日常体験も楽しめます。
望遠レンズで撮ってみれば富士山はもうすぐそばに。秋の訪れが遅かった今年。ようやく山頂の方に雪が見えるようになってきました。もうすぐ麓の方まで真っ白になるのでしょうね。
日本を代表する霊峰富士。今回は河口湖の周りを巡ってみました。
実はもう一か所、富士山の見える場所を訪ねましたのでそちらについては次回書きたいと思います。