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280 東紀州の道の駅ホテル・フェアフィールド・バイ・マリオットに泊まる。
道の駅とタイアップした新しいタイプのマリオットホテル
三重県の南部、東紀州地方をドライブしています。今回は息子も一部区間を帯同。普段はひとりでビジネスホテルに泊まることが多いのですが、今回は今話題となっているホテルに泊まりました。
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和歌山県にほど近い、御浜町にある「フェアフィールド・バイ・マリオット三重御浜」。その名の通り一流ホテル、マリオットグループがが手掛ける新しいタイプのホテルです。
「フェアフィールド・バイ・マリオット」ブランドは、 “シンプルであることの美しさ”を掲げ、温かいおもてなしと何も考えずにくつろぐことができる空間を提供し、心休まるホテル滞在をお約束いたします。マリオット一家のフェアフィールド農場からインスピレーションを受け継ぎ、ロビーやゲストルームには温かみのある色を使い、心地よい空間をご用意しております
現在西日本を中心に20あまりのチェーンを展開していますが、そのほとんどは道の駅に隣接した場所に立地しています。
「フェアフィールド・バイ・マリオット」にはレストランや大浴場といったホテルによくある施設はありません。
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旅の仲間たちとお茶を飲みながら寛ぐことのできるコモンスペースがありますが、それ以外は客室があるのみというシンプルな作りです。
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地元の産品を多く取り揃えています。
道の駅に出かけてみたものの。
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「フェアフィールド・バイ・マリオット」は道の駅の傍に立地しているという特徴があります。ホテルにレストランはないけど道の駅はあるのでこちらに立ち寄って食事や買い物を楽しんでくださいね、という建付けです。道の駅以外にも食事をするところはあるのでそちらにも行ってもらえれば地域に人が流れ、活性化させることが可能です。
ただ、利用してみて課題も。
「フェアフィールド・バイ・マリオット三重御浜」の場合、「道の駅パーク七里御浜」が隣接していますが、
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道の駅内のレストランは10:00から17:00までの営業。実質昼食しか撮れません。ホテルに宿泊客が滞在する時間帯と被らないのです。お土産を買おうにも10:00オープンではもう多くの方がチェックアウトしています。ちょっと使いづらい。道の駅内には和歌山地盤のスーパー「オークワ」がありここは21:00まで開いているので、弁当やお菓子、お酒などは購入でき食事に困ることはないんですが、改善しないといけないところだと思います。
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わたしたちは、道の駅に隣接するラーメン屋「弁慶」さんで鶏豚骨ラーメンを頂きました。ホテル宿泊客の多くはここで食事をとるようです。
客室内をご案内
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ホテルに戻ってきました。室内も少しご紹介しましょう。
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客室はこんな感じ。洗面台が外に出ていて洗顔しながら海辺の景色が見えるタイプ。
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大浴場はないホテルですが、室内にも浴槽はありません。シャワーブースがあるだけです。欧米系のホテルは浴槽がないケースがありますが、ここは好みの分かれるところですね。
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わたしたちの宿泊した部屋は海側。すぐそばは七里御浜という穏やかな海岸が広がっています。この日はどんより曇り空でしたが明日は晴れの予報なので散歩してみようと思います。
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それでも朝焼けは美しい。
ホテルから眺めた海の熊野古道、七里御浜へ
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ホテルをチェックアウトしたあと、すっかり天気のよくなった七里御浜を歩いてみました。ここはかつて熊野古道のひとつ「浜街道」の一部となっており多くの参詣者が歩いて熊野詣に向かっていました。こんなに天気のいい日曜日の朝なのにだれもいません。地元の方が犬の散歩をする姿さえ見られませんでした。
上の写真を見て、七里御浜の特徴は何かわかるでしょうか。
そう、浜が砂浜ではありません。一面に広がる無数の小石。七里御浜は日本で一番長い砂礫海岸といわれています。
砂礫に波が打ち寄せ、引くときの音は炭酸水のはじけるような爽やかな音で、ずっと聞き入っていたくなりました。
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海岸線を歩く息子(21)とは1年以上ぶりに一緒に旅をしました。
高校までは毎年出かけていたんですが、やはり大人になると親とは一緒に出かけなくなりますからね。久々に1泊を共にできて楽しかったです。
三重にはほかにもう1件フェアフィールドあります。
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ちなみにですが、三重県にはもう少し北の方に「フェアフィールド・バイ・マリオット三重おおだい」もあって、こちらも道の駅に隣接しています。宮川の川遊びやアユ釣りなどを楽しむ宿泊客で賑わいます。
今後も佐賀・嬉野温泉や淡路島など全国に展開を見せる予定の「フェアフィールド・バイ・マリオット」。ホテルに滞在しながら外に出かけ、さまざまな場所に出かけイベントや体験を楽しむ「トリップベース」として利用価値大です。みなさんも是非宿泊してホテルから始まるそれぞれの旅を楽しんでみてください。
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