夏の甲子園のチーム別身体形態(身長、体重)まとめ〜2024年夏バージョン〜
いわきFC育成研究所のオンラインサロンにパネリストとして参加
明日29日の夜なのですが、いわきFC育成研究所のオンラインサロンのパネルディスカッションに呼ばれましたので、オンラインパネリストの1人として参加します。「強化育成の仕組みとしての高校野球」に関して自由に議論する場とのことです。
ただし、すでに申込締切は過ぎているようです。告知記事が遅くなりみません。
サムネイルの写真はドイツのケルンの野球場です。今年は五輪の期間に3週間ほど欧州をうろついていたこともあり、あまり高校野球を細かくウォッチできておらず、ここ2年作っていた出場選手の身体形態の記事もまとめられていませんでした。
甲子園大会はすでに終了していますが、今回せっかくの機会を頂いたので、明日のネタ作りがてら2024年のチーム別の身長と体重についてまとめておきたいと思います。
※過去2年の記事は下記をご参照ください。
2022~24年:夏の甲子園出場チーム別平均身長・体重
せっかくなので、図のスケールを合わせて2022年、23年のものも再掲します。黄色は優勝校、薄黄色が準優勝校、水色がベスト4進出校です。
・2022年
・2023年
・2024年
メンバーの身体形態を見るだけでもチームの色が出ているのがとても興味深いところです。
右上に行くに従って、より上位レベルで活躍できる選手の輩出を狙っているチームという印象。一方の左下は守り勝つ野球を重視するチームか部員数の少ない公立校が多くなっています。
左上と右下の差はウエイトトレーニングの優先順が高いか否かの差が出ており、2023年は共栄学園や浜松開成館がパワーを強みに甲子園初出場を果たしていました。
甲子園に右上のチームが減る方向になるのか?
「飛ばないバット元年」ということで、本塁打数、平均得点が減った今年の甲子園。
結果的にも出場校平均より小柄な京都国際が優勝しましたが、今後、今年の早稲田実、東海大相模、智弁和歌山のような大型のチームが減る方向になるのでしょうか?
個人的には、それぞれのチームや選手が目指す目標が多様化していると感じており、そうはならないんだろうなと思っています。
このあたりなどなど、明日議論できることを楽しみにしています。