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学生時代から、アスリートがファンを獲得し収入を得られる制度 米国滞在雑記〜11〜


フットボールのドラフト上位指名候補がマスタードを売る事業も始めた

アーティストは若いうちからデビューしてファンを獲得しておく必要がある。なぜならファンとアーティストがともに同じ時代に成長していくことで、ファンはアーティストの成長過程や作品に共感でき、一生のファンとなるからだ。

というような話はよく聞くところではありますが、スポーツ選手、特に団体スポーツの選手は個人にパブリシティ権が全面的にあるわけではない(基本的にはチームやリーグが管理している)ことが多く、特に学生スポーツとなればなおさらです。

という中で「大学に所属するスポーツ選手でありながら、インフルエンサーとして企業と契約でき、自身の活動資金として個人で収入を得られる制度が一昨年出来た」という話が前提にあり、その中で自身で起業してマスタードを販売している地元テキサス大のBijan選手とそのビジネスパートナー、大学の広報などが、どのような過程を経ていまの活動につながっているか、という話をしていました。

Bijan選手のマスタードPR用マスコット

昨日の話もそうですが、ある程度人が集まる競技であるならば、結局ファンを再定義して価値を提供できる可能性はだいぶ残っているよ、という話に見えています。

広告スポンサーというマスな話ではないところに、創造性があるよと。

そして、このアスリートがファンと直接繋がる話はどこかでweb3とクロスするはず、、、なのですが、現状はまだトークセッションになるほどの進捗はないようです。

昨日のSociosの話などを踏まえると、水面下では色々と動いていそうですが、メイントピックとなるにはもう少しかかるのかなと思いました。

SXSWに日本人が600人来ていると風の噂で聞いたのですが(少なくとも300人くらいいるのは確実)、スポーツ関連セッションでまだ他の日本人にはお会いしておらず、この辺に最大の興味を持ってオースティンに来ている人はいないのかな?もったいない。と感じています。

まあ、全部見られているわけではないので、自分だけだと思っていたら何人かいたというオチにはなるんでしょうけど。

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