#17 ラーメンで世界を救う〔オランダ滞在記〕
サーキュラーエコノミー(以下CE)
の記事を漁っていて見つけた、
100%植物性のラーメン屋さん "Men Impossible" へ。
そこで、ラーメンで世界を救う事業をされている
原さんとお話させていただいた。
(@menimpossible)
Men Impossible の取り組み
飢餓をはじめとする地球上のすべての問題を解決するための選択肢として、皆が楽しく美味しいと思える植物性食という選択肢を提示している。
また、麺用の小麦は日本から取り寄せているが、
それ以外の材料はすべて地産地消。
また、予約制の導入によって、
フードロスを生まないようにもしている。
原さん
原さんは、一風堂で長年ラーメンの修行を積んできた方。
どういうきっかけで
原さんのお子さんが生きる未来の社会を考えたのが、
地球の環境問題に取り組むきっかけになったそう。
なぜここで
なぜ日本ではなくオランダでやっているのかというと、
日本ではまだ受け入れられにくいから。
"地球にプラスになる選択だから" お金を払う。
"地球にプラスになる事業だから" 儲かる。
っていう感覚がまだ薄い。
加えて、新しいものに批判する傾向がある。
よりよい社会のために事業をするにおいて、
批判にいちいちエネルギーを使っている場合じゃない。
ただ、オランダでラーメン屋をするにあたり、
日本のものをそのままヴィーガンにしたわけではない。
ここでは「スープは前菜」というイメージがあり、
メインディッシュとして捉えられにくい。
そこで、スープではなくソースを使ったメニューにしたとのこと。
沖縄の可能性
自分がやりたいと思っていることを話したら、
タメになることをたくさん教えてくれた。
- 沖縄がいかに可能性を秘めている場所なのか。
- どのように人を巻き込むか。
- 政治は無視できない重要な要素。
- 森岡毅さんが進めている沖縄テーマパーク事業。
- CEの考え方が入っていないビジネスはダサい、
というのがヨーロッパ人の捉え方。
4つ目に関してもう少し具体的に書く。
まず、森岡さんはUSJをV字回復させたことで非常に有名なマーケター。
その方が、沖縄のやんばるにテーマパークをつくる計画を進めている。
なぜか沖縄なのかというと、ハワイを超えるポテンシャルがあるから。
アジアでテーマパークをつくれればそこが成長産業になる。
詳細はこの記事(↓)
加えて、
全体構想としては、アジア地域に
500~800億で建てれるテーマパークを10個程
とみているとのこと。
(*USJ は3000億)
まずは沖縄で成功させ、
それをもとにアジア全域に展開していく計画。
おわりに
「理想を描く」で終わらずに、
自分でできることを考えて実際に形にしている人
の話は本当にタメになる。
沖縄で動いてる計画を知ったことによって、
ザル経済と環境問題にCEでアプローチする
というビジョンを少し具体的に考えることが
できるようになった。
営業中にも関わらず、
お話することに時間を割いてくださった
原さんに感謝です。
おまけ
これ食べたんだけど、
ニンニク好きにとってはたまらん逸品でした。
まず視覚からタノシイ。
まぜ麺みたいな感じ!他のも食べたい。
ごちそうさまでした🤤