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国内視察旅#5 CE / 読書 / 選択

2022年3月20日 @東京
国内視察旅 DAY10
上司の方とお話

今やってるWEBマーケのインターンの
直属の上司にあたる方が時間を取ってくださり、
初めて対面でお話した日。

関係をデザイン

「何がどういう状態になるのがゴールなの?」
という質問を投げられた。

この質問はよく聞かれるけど、
まだうまく表現できたことがない。

とりあえず、
「人間の活動が生み出している環境負荷を
 マイナスとすると、それをゼロまで持っていった状態。
 さらにその先に、むしろ人間の活動が地球の自然
 にとってプラスになっている状態。」
と言い表してみた。

サーキュラーエコノミー(以下CE)には、
“regenerative” という考え方がある。
これには前触れたから説明は割愛。

この "regenerative" の概念を説明したところ、
「となると、
 『○○がこうなっている状態を目指す』
 というよりは
 『○○とこういう関係であることを目指す』
 というふうに、他との関係性をデザインする考え方なのかもね。」
と言われた。
やっぱりパーマカルチャーなんだ。

ちなみにここでのパーマカルチャーの定義は、
このサイトの文が1番近い。

伝統的な農業の知恵を学び、現代の科学的・技術的な知識をも組み合わせて、通常の自然よりも高い生産性を持った『耕された生態系』を作り出す手法

http://www.ultraman.gr.jp/perma/howpermacultre.htm

車輪の再発明(読書の意義)

次はCEから少し離れて読書の話。
今の自分にぴったりな本と論文を計8つ紹介してくれた。
それらのキーワードは初めて聞いたものばかりで、
”システム思考” “コレクティブインパクト” とか
CEの勉強しててかすったこともない。

ものすごくたくさんの本を読んでる人って、
1つのトピックを多角的に見れるんだなー。

って敬服してたら、意外にもこの方が、
大学2年生までは読書が嫌だったことを知った。
実践こそ学びでしょ!みたいなスタンスだったらしい。
でも今は、読書の意義も見出しているから
本をたくさん読むとのこと。

「車輪の再発明」という慣用句がある。
"先人がすでにやったことを知ってれば10歩先からスタートできるものを、あえて0地点からやる必要はない。"
的な意味らしくて、これが読書の意義だと。

言語化力すごい。さすがすぎた。

選択肢の正解/不正解

次はCEからだいぶ離れて、人生の選択の話。

休学という選択肢を
「時間と場所の自由を奪う要素を排除するための手段」
とすると、自分が休学しているのは、
制約の中でどうにかやりくりする努力からの逃げなのでは?
っていう疑念をどこかしら持ってた。

大学の友達で、平日はキャンパスに通いながら、
週末は片道4時間~11時間かけて移動して
夢を追いかけている人がいる。

大学のことしながら、就活もしながら、
インターンもしながら、本気で夢に向き合う生活してる
ってほんとリスペクトすぎる。

この友達を見ていると、応援したくなるし、
モチベーションをもらえる。
それと同時に、自分への疑念が強くなる。

っていうぐらぐらな状態だったけど、
上司の方との話の中で、
「休学してないとできないことがある」
って改めて認識したことによって疑念から解放された。


"正解の選択を探すんじゃなくて、自分が選んだ道を正解にする"
いろんなとこで聞くフレーズだけど、改めて心に留めておこう。

RADWIMPS の「正解」もたまらんね。また聞こ。

総括

てことで今回の話は3点。
・関係性のデザインという観点で見る
・車輪の再発明にならないための読書
・選択肢の正解/不正解

貴重な休日にお時間とっていただきありがとうございました!

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