「思い出」という言葉が大嫌いでした。
15日、ツキイチの会で「LIFE LINE 〜人生グラフ〜」というワークのナビゲーターをつとめました。
そしてその後、ふと思い出したことが。
突然ですが、私の過去を。w
昔、本気で「結婚したい!」と望んだ彼と3年ほど付き合った頃(まぁ、結婚したいしたい年齢😆なんで、女子誰でもある時期ですけど。)
お前は「気まますぎる。」といってフラれました。(まぁ、もう今さら仕方のない話なんですがw)
泣きましたよ、そりゃぁ。
めちゃんこ好きでしたから。
そこから付き合った年数くらい引きずり
カラオケ歌うたびに泣いたなぁ。笑
今では懐かしい思い出。
なんでそんなことを思い出したかというと、
先日「思い出つくろう!」
というキャッチコピーを見て
今はすっかりそんなことないのですが、
「思い出」という言葉を良いことに捉えてなかったなぁ、って思い出したわけです。
それが、その彼とお付き合いを始めた頃に顕著にでた。
彼は「いっぱい思い出つくろうな!」と爽やかに、ホントに爽やかに言ってくれました。
普通ならウキウキ♬ランラン♬
これから始まるいろんなことにトキメキ♪
イロメキ〜♬って感じなんでしょうが、
その時の私。
めちゃくちゃ機嫌悪くなったんです。
なぜって、私の中では
「思い出」=「終わりがくる」
という思考だったから。
ことひと、
「別れることを想定してる」って思考。
めちゃくちゃ変わり者ですよねー。
これからを楽しむために言ってるのに。
でもその時は、
自分の思考がおかしいなんてカケラも思っているわけなくて、ひとり黙りこくってゴキゲンナナメ。
もちろん、そういう感覚を言葉にできるはずもなく、付き合い始めてすぐなのに、その日はちょっと変なムードのデートが終わったわけです。
きっとそんな事をその彼は覚えてもいないはずですが、、。
出だしからこんなことじゃぁ、そりゃ
「気ままだ!」とフラれるわな。w
で...!
なんでこういう思考に陥っていたかをもっとずーーーっと後で自分自身が掘り返してみた訳ですが、
私のトラウマになっている「死」や「別れ」が強く関係していることに気づいたのです。
それは6歳で突然他界した父のこと。
私の人生で一番初めに起こった衝撃の出来事。
またここについては改めて書きたいと思いますが、このトラウマが私の人生を大きく大きく左右していることが、ある程度の年齢になるまで自分で理解できなかった。
そして仕事をする上で「心」の勉強を沢山沢山するようになって、やっと辿り着いたのが今ここ。
人は「思い出と生きている」し
「思い出が生きている」くらしをするから
今「思い出」をちゃんとつくる必要がある。
歳を重ねれば重ねるほど、
「今をどう生きるか」って考えてるようで、
いろんなことが邪魔して「おざなり」になる。
(これ、自分に言ってるけどw)
いつのまにか、立ち止まって振り返らなくなっていることに気づいて、
自分の歩んできた道が、どんな波だったのか。
それがなんで起こったのか。
自分の思考のクセをちゃんと知ることで次来る波は少しだけうまく乗り越えられたりするから、やっぱり「振り返り」は重要だな。
とこの会を通して、改めて思ったのである。
ツキイチの会 は「エンディングノートシェア会」という名の元、主催女子3人と毎月開催中でして
今月は私がナビゲーターとして開催し
「 LIFE LINE 〜人生グラフ〜」を書くワークと参加者の気づきや人生の振り返りをシェアしました。
参加者の皆さんの「思い出」や「人生」に対する「自分の見え方」を聞いて、改めて「人生」について感謝したほっこり時間でした。
人生って、ほんといろいろあるよなぁ。
それぞれ、いろいろ。
ひとつとしておんなじものがない。
自分が自分の人生を作ってる。そんな自分の人生に責任をもって歩きたいですね。
「思い出いっぱいつくろう。」
今日もありがとう。