四国グリーン紀行+αでJR四国完乗の旅~cannotの夏旅2024~ ①四国上陸編
皆様こんにちは。大学が始まってもなお9月を思い出して余韻に浸っているcannotです。
今回は2024年9月に私が行った四国旅行についての旅行記になります。
大体1週間ほどかけて四国の鉄道にたくさん乗車しましたので、ごゆっくりどうぞ。
今回は四国上陸までと+αの記録です。四国島内の記録はもう少し待ってね
動機
今年の電気通信大学鉄道研究会は香川県の琴電琴平線を貸切先に選んだ。
新入生が多く参加してくれた今回の合宿であるが、筆者はこの機会にJR四国の全線完乗を計画していた。
これまで筆者はサンライズ瀬戸の区間しかJR四国の乗車経験が無かったので、実質ほぼ未乗。ことでんの貸切が決定したのと同時に、さっそく計画を練り始めた。
どの切符がよい?
学割乗車券で一筆書きのように進んでいくのも悪くはないのだが、四国では特急に乗るのが前提であることを考えると、乗車の度に特急券の費用が掛かるので意外と微妙。
なのでフリーきっぷで乗るのが一般的か。
今回選択したのは四国グリーン紀行。筆者の誕生月ではないのでバースデイ切符は使用不可。四国フリーきっぷで特急列車には乗車可能だが、有効期限が3日しかない上、土佐くろしお鉄道に乗車できない。また、土日に重なるため観光特急に乗車できるが、四国フリーきっぷではその特急券も自腹で負担する必要がある。
これらの理由から、今回は四国グリーン紀行を選択。料金は¥23,000であるから、一日当たり5,750円分乗車すれば元が取れる計算になる。今回は本来かかる費用なども併記していきたいと思う。
フリーきっぷの申し込み
四国グリーン紀行はJR四国管内の窓口および指定席券売機、みどりの券売機にて購入が可能。その他にJR四国ツアーに申し込むことでも購入が可能である。
指定券・グリーン券の無償発行もJR四国管内でなければ行えないが、JR四国ツアーにグリーン紀行を申し込むのと同時に、そのグリーン紀行での指定席の10時打ちも行ってくれる。筆者も申し込んだが、その結果はまた後で…
-1日目…(?)
今回は四国に侵入してからグリーン紀行の利用を始めるまでを書き連ねていきたい(文字数がとんでもないことになりそうなので…)。実際の四国堪能編は後編を見てください。
第一走者:東海道線 3073M 特急湘南3号 小田原行
藤沢18:42→小田原19:11
四国に上陸する方法はいくつか考えられるが、今回は徳島県から侵入する計画だった。そのためには関西へ向かう必要があった。18切符で移動してもよかったのだが、折角だから使ったことが無い移動手段を試すことにした。
それはそれとして、旅のスタートの列車が特急。
小田原まで特急に乗ることも滅多にないので、早速非日常的な体験。
通勤特急として走るこの列車は、2種類のタイプがある。今回の3号は途中、辻堂・茅ヶ崎・平塚・国府津に停車。
実際に乗車するときに気づいたのだが、藤沢駅の下りホームには上りホームのように乗車位置の案内が貼られていない。理由は単純明快、誰も乗らないからだ。
普通車グリーンに乗れば500円で済むのに、29分のために660円払う人間は奇妙すぎる。実際、藤沢から乗車していたのは見た限り4人くらいだった。
藤沢→小田原 ¥594(IC)
湘南3号 指定席 ¥660(チケットレス)
第二走者:近鉄バス 金太郎号 101便 京都・大阪行
小田原駅20:20→大阪梅田(東梅田駅)06:27
ということで、人生で初めての高速バスに挑戦。
小田原発が20時代とかなり早い便だったが、これには理由がある。
このバスの始発が小田原駅なのだが、途中乗車地は御殿場駅、沼津駅、三島駅、新富士駅。最終乗車地の新富士まで、大井松田IC→御殿場IC以外下道で移動。新富士駅を発車し新東名高速の新富士ICからようやく本領発揮…の前に清水PAで休憩を挟んでから高速をかっ飛ばすように。
小田原からは大体3時間近く照明点灯状態で下道をふらふらする行程となっていた。
正直な感想は「二度目は無いかな」。
前日にきっかり6時間寝たのが敗因なのは間違いないが、3列独立シートのバス車内でまーーーーーったく寝れる気がしなかった。
加えて車内で携帯を触るのも厳しいとなるとただただ苦痛。トイレに行くにも一苦労でよほどの事情が無ければもう使いたくはないかな…
結局睡眠時間は2時間未満に留まった。
これなら青春18切符で移動して安宿に泊まる方がマシである。
小田原駅→大阪梅田(東梅田駅) ¥5,600+600(保険料金)=¥6,200
第三走者:京阪電気鉄道 特急 出町柳行
淀屋橋06:49→祇園四条07:43
大阪に瀕死の状態で到着した筆者は南海フェリーに乗船するために難波へ
…
向かわずに、京阪の淀屋橋駅へ向かった。
実は本来は御堂筋線等に乗車して南海難波から和歌山港へ向かい、南海フェリーで四国へ侵入する予定だったが、船舶検査と重なりフェリーがまさかの運休。
代わりに淡路島を経由して鳴門から侵入する経路に変更したが、その影響でかなり時間が余ったので、関西の私鉄に乗車することにした。
関西私鉄には有料の座席指定サービスがいくつか存在するので、まずは京阪間を往復することに。
初めに乗車するのは京阪特急のプレミアムカー。
祇園四条までの途中停車駅は北浜、天満橋、京橋、枚方市、樟葉、中書島、丹波橋、七条。
朝早い便だから余裕で取れるものだと思っていたが、既に空席状況は樟葉から▲。
冷静に考えると京都市街に向かう便でもあるから、妥当ではある。
写真の通り、今回は3000形のプレミアムカー。
普段ロマンスカーに乗車している分感じる、それに引けを取らない座席。
座席の作りだけでみるとロマンスカー以上。
また、朝7時台にも関わらず乗車記念品を案内する車内販売員が通路を闊歩していた。朝早くからご苦労様です。
枚方市、樟葉から大半の座席が埋まり、七条から少しずつ下車していった。
淀屋橋→祇園四条 ¥430
京阪プレミアムカー ¥500
第四走者:阪急京都線 8003ㇾ 準特急 大阪梅田行
京都河原町08:16→大阪梅田09:10
祇園四条駅は鴨川のすぐそばにあるが、真横に四条大橋がかかっている。そして、対岸すぐ傍には阪急線の京都河原町駅がある。
阪急京都線には今年七月末から導入された有料座席サービス、PRiVACEがある。京阪間の移動に新しい着席サービスが登場している。
京都線の準特急はほとんど特急と停車駅が変わらず、途中烏丸、大宮、西院、桂、長岡天神、高槻市、茨木市、淡路、十三に停車。特急と比べると大宮、西院が増えている。
折角阪急と京阪双方に乗車したので、京阪のプレミアムカーと比べた感想を綴っていきたい。
まず、PRiVACEは現状ホームで指定券が買えず、ネット上での購入限定である。おそらく今後の動向をみて順調ならホーム券売機の新規導入を考えているのだと思うが、後発のサービスが利便性を渋る余裕はあるのだろうか。
ただ、京都河原町駅は券売機をホームに増設するスペース的余裕が無いような気もするが。
車内は阪急の普通車をそのままグレードアップしたような高級感を感じる作りになっている。また、頭部は包み込む形状になっているので隣を気にせず過ごすことができる。
少し気になるのは座面が滑りやすく、定期的に深く腰掛け直す必要があったのが気になったが、これはそのうち滑らなくなるだろう。
まだ一回しか乗ったことが無いが、関東で時間が合えばいつもロマンスカーに乗車している筆者目線でも、双方十分に満足できるサービスだった。
阪急京都線はJR京都線と並走しているイメージが強いが、阪急沿線も人が多く、明確に役割が異なっている印象を受けた。
京都河原町→大阪梅田 ¥410
阪急PRiVACE ¥500
第五走者:阪急神戸線・阪急神戸高速線 K907 特急 新開地行
大阪梅田09:30→高速神戸10:04
それにしても日本最大の頭端式ホームは壮観。
阪急大阪梅田駅は9本の線路を携える日本最大の行き止まり式ホーム(頭端式ホーム)を持つ。
1~3号線が京都線、4~6号線が宝塚線、7~9号線が神戸線。
大阪梅田駅では10分間隔で3路線の同時発車を見ることができる。今回は梅田に進入してくる列車と重なって写真に収めることはできなかった。
さて、肝心の神戸線特急の停車駅は十三、西宮北口、夙川、岡本、神戸三宮、花隈、高速神戸。
大阪梅田からの乗客はそれほど多くはなく、次の十三から座席が埋まるくらいに乗車してきた。
筆者には阪急神戸線は何というか「品がある」というイメージがあったが、乗っていた人たちは確かに上品な気がしなくもなかった…かな?
沿線は特に西宮北口~六甲にかけて住みたいまちランキング上位の街が集まっていて、甲陽線の苦楽園・甲陽園、芦屋など高級住宅街があるので確かに上品かもしれない。
第六走者:阪急神戸高速線・阪神神戸高速線・山陽電気鉄道線 直通特急 山陽姫路行
高速神戸10:07→舞子公園10:28
高速神戸で列車を降りた後、すぐ向かいのホームには阪神電気鉄道からやってきた赤い帯の車両での直通特急が到着。
山陽電鉄はほとんどの区間をJR神戸線と並走しているため、駅の数がかなり多い。
某YouTuberが姫路からの直通特急をJR神戸線新快速を使ってストーキングするという動画を上げていた。
これだけ通過してもJRの新快速には及ばないのだ。
ただし、その分だけ運賃は安く設定されている。
山陽姫路→阪神大阪梅田 ¥1,320
JR神戸線 姫路→大阪 ¥1,520
200円は十分差別化できる運賃差だろう。安く行きたいとき、早く行きたいときに使い分けが可能だ。
大阪梅田→(阪急・山陽)→舞子公園 ¥860
第七走者:JRバス 阿波EXP神戸59号 徳島駅行
高速舞子11:10→高速鳴門12:02
舞子の高速バス乗り場は明石海峡大橋の直前なので、五階までエレベーターで上がる必要がある。
バス停には案内スタッフも用意されていて、特に淡路島方面のバスは絶えず人が待っていた。
肝心の徳島方面の高速バスもそれなりに人が乗っていたものの、筆者が朝の京阪の車内でとった予約の時点では隣の客はおらず、実際に隣に乗客はいなかった。阪神高速の渋滞で8分ほど遅れて登場し、高速鳴門BSにも5分ほど遅れての到着になった。
鳴門BSについた後は徒歩でJR鳴門駅へ向かおうと考えていたが、思ったより暑かったのでバスに乗ることにした。
高速舞子→高速鳴門 ¥3,100
第八走者:鳴門線・高徳線 4967D 普通 徳島行
鳴門13:00→徳島13:44
さて、ここからが四国編の本番…と行きたいところだが、この日はまだ-1日目である。最終目的地は香川県の観音寺駅だが、四国グリーン紀行は明後日から使用開始の予定なので、今日の移動は別途乗車券が必要。
本来は青春18切符を使う予定だったが、鳴門→佐古→佃→多度津→観音寺の乗車券が¥3,190かつ青春18切符一回分を金券ショップで買うと大して変わらないということが分かったため、普通に乗車券を購入していた。
鳴門線は、一時間に一本、日中は鳴門駅を毎時00分に発車という非常に規則的なダイヤで運行されている。ほとんどの列車が徳島へ直通している。
徳島までの所要時間は44分と短め。昼間の時間帯と重なっており途中駅での乗降は比較的少なかった。
購入した乗車券では本来佐古駅で降りなければならないが、事前に佐古↔徳島の往復乗車券を購入しておき、徳島駅改札でその旨を伝えて下車した。
佐古→徳島 ¥190
第九走者:高徳線・徳島線 463D 普通 阿波池田行
徳島14:52→佃16:37
今度の列車は…notワンマン。しかも入線してきた列車は二両編成。
徳島線には剣山という特急列車があるが、12時の5号のあとには18時まで運転が無い。したがって阿波池田方面まで普通列車で移動することに。
普通列車でも快調に進んでいく列車の車窓からは、黄金に輝く稲穂が多くみられた。これは吉野川から得られる水資源を活用して稲作をしているのだろう。実際に徳島県の耕地のうち68%ほどを田が占めているようだ。
さて、乗客の動向だが、徳島発車時点では座席が半分くらい埋まる程度だったが、徐々に乗客が増え始めた。
加えて沿線の学校の通学需要が大きく、鴨島や阿波川島などの高校が近い駅から大量の学生が乗ってきた。この学生たちは数駅分移動して下車することが多く、ワンマン運転であの人数を捌くのは不可能だろう。
ツーマンで運転していた理由がよくわかる1.5時間だった。
徳島線は阿波池田駅までの路線だが、途中の佃駅から隣の阿波池田までは土讃線と同じ線路に乗り入れる。463Dは佃駅で土讃線の琴平行に接続しており、筆者もこの琴平行に乗り換えることになった。
第十走者:土讃線 4242D 普通 琴平行
佃16:42→琴平17:21
四国2700形南風号が爆走する土讃線だが、その分地域輸送は苦しいものになっている。特に今回乗車する区間の阿波池田‐琴平は普通列車が一日六往復のみである。
そのため、普通であれば先ほどの徳島線を阿波池田まで乗車し、折り返しは南風・しまんとに乗車するのが定石なのだろうが、この乗り換えは珍しく普通列車同士の乗り継ぎが可能。ただし、4242Dは坪尻駅を通過する。
途中塩入駅で対向の南風17号の通過待ちを行って、定刻通り琴平駅に到着。
第十一走者:土讃線 1246M 普通 高松行
琴平17:25→多度津17:38
琴平駅では普通列車同士の乗り継ぎなのに階段使って四分乗り換えというかなり終わっている乗り継ぎをさせられた。
これは琴平駅周辺からの通学需要から改札の目の前に1246Mを止めていた影響であった。当然ながら車内は学生でいっぱい。
幸い多度津までは10分ちょっとの乗車時間であったし、多くの学生たちは筆者と同じように多度津で下車していた。
さあ、最終目的地はあと少しだ。
第十二走者:予讃線 21M 特急しおかぜ21号 松山行
多度津18:26→観音寺18:41
さて、読者の皆さんはこの日の筆者が圧倒的睡眠不足であったことを覚えているだろうか。実は本来乗車を予定していたのは5139Mのサンポート南風リレー号。ただし多度津からは観音寺まで普通列車。
多度津時点でかなり乗車客が多く、疲れている体にはかなり辛い。
そこで、後続のしおかぜに乗車することに。事前に普通乗車券も購入しているので自由席特急券のみでOK。
観音寺の待合室でも休憩して、短い区間ながら特急の恩恵を受けられた。
鳴門→佐古→佃→多度津→観音寺 ¥3,190
多度津→観音寺 特定特急券 ¥450
オハネフの宿 宿泊記
さて、この観音寺が今日の最終地点なのだが筆者はなぜ高松駅周辺に宿を取らなかったのか。
それが今回宿泊したオハネフの宿である。
左がオハネフ25-209の開放型B寝台、右がオハネフ25-2209のデュエット。
今回は鉄道研究会の会員たちと3人で開放型B寝台に宿泊した際のレポートとして見ていただきたい。
まずこのオハネフの宿は香川県観音寺市、雲辺寺山麓の駐車場に置かれている。駐車場の近くからはこの雲辺寺に向かうためのロープウェイ駅が存在する。
尚、雲辺寺は四国霊場第66番札所である。
さて、肝心のアクセス方法だが、観音寺駅から車で20分。それ以外のアクセス方法は無いも同然である。
公共交通機関は観音寺市の乗合バスが近くまで走っている。最寄りのバス停からは徒歩50分。ハッキリ言って使い物にはならない。
今回は宿まで他の人が借りたレンタカーで向かったが、近づくにつれて街灯は消失。車のヘッドライトを頼りに山道を登っていった。
また、宿は食事処無し風呂なしシャワーのみ。麓で買い込んでこない場合は観音寺市内で食事を済ませておくのが良いだろう。観音寺市内には多くのレストランがある。
市内には萩の湯というスーパー銭湯もあるので、オハネフの宿に行く前に入浴も済ませておくといいだろう。ただし21時閉店であることに留意されたい。
オハネフの宿はオーナーのワンマン営業。オーナーの都合によって宿に入れるタイミングが変わることに気を付けよう。
さて、肝心な車内の姿も写真に収めてあるので、まずはそちらを見てもらおう。今回は開放B寝台に宿泊した。
筆者はブルートレインには乗車したことはなく、寝台車もサンライズ一回とWEST EXPRESS銀河一回のみ。
全国各地にブルートレインの車両を使った宿泊施設があるが、そういった施設に宿泊するのも二回目初めてなので新しい経験だった。
また、宿泊者限定で車内の放送機器を使わせてもらうことも可能。
当時の放送を再現するのもよし、一人はサンライズ号の放送を再現していた。車掌室の中の装置も見ぜてもらった。
寝心地は…案外悪くないかも?
移動してないので揺れないし前日のカスみたいな睡眠を経験しているからこそぐっすり眠ることができた。
朝もオーナーさんと相談すればおはよう放送みたいなことが可能である。
往年の寝台列車に乗車したことがある筆者の皆さんは、ぜひ再現して見てほしい。
また、先程の方向幕は実際に動くため、今回は幕が回転する様子を動画に収めた。
オハネフの宿には二匹の猫がいる。白い方がシロ駅長、黒い方がクロ助役。
オーナーさんいわく捨て猫らしく車両の足元に捨てられていたらしいが、特にシロ駅長は人間への興味が強く、ずっと筆者の靴紐をいじって遊んでいた。寝台に入るときは足元に駅長と助役がいないか注意しよう。
また、オーナーさんは『岸井うどん』を営んでおり、お土産でうどんを販売している。日中ならうどんも食べられる。お土産のうどんは特別な外装で作られていて、家族曰く味も非常に美味しかったらしい。(筆者はうどん嫌い)
そんな楽しく貴重な経験を得られたオハネフの宿だが、運営状況はやはり苦しい状況だそう。特に空調設備に関するリース料金がかなりの負担なようで、いつまで運営できるか微妙なところだそう。
このオハネフの宿は到達難度が非常に高く、車がほぼ必須という状況で筆者のような免許なし人間にとっては宿泊のハードルが高い。利用する機会があれば積極的に利用したいが、果たして筆者がもう一度四国に上陸するのが先か、あるいは…
オハネフの宿 開放B寝台 ¥5,000
お土産のうどん ¥1,500
0日目
オハネフの宿を出発した筆者たちは、レンタカーの返却・ことでん貸し切りに向けて高松自動車道を東に向けて進行。高松市内でジョイフルに立ち寄って朝食をとって貸切運転御一行に合流した。
(ちなみにジョイフルは神奈川県内にはありません。大学から一番近いのはおそらく稲城店。)
第十三走者:琴電琴平線 貸切 琴電琴平行
高松築港→琴電琴平
高松でレンタカーの返却後はすぐに鉄道研究会の一行と合流。
今回の貸切列車は高松築港から仏生山へ進み、仏生山の車両基地の見学。見学後は滝宮方面に進行しながら時間調節のための小時間停車を挟み、琴電琴平で終点。
車両は元京王電鉄の5000系を指定し、ヘッドマークには電気通信大学のマスコットキャラクターであるりさじゅうを召喚。Twitterで許可取ってるの?というコメントを拝見したが、当然取っているに決まっている。弊会でもそれくらいは可能である。
途中の一宮で時間調整を行った際に幕回しをしていただいた。普段は存在しない岡本行や瓦町行などの幕も見せていただいた。
終点の琴電琴平で記念撮影をしたあと、ヘッドマークはまさかのその場で手渡し。
慌てて近くの郵便局に持ち込んだが、局員もかなり困惑していた。
会員たちは琴電琴平に解き放たれたあと、再度個別に琴電を利用し岡田駅二移動した後、送迎のマイクロバスでホテルレオマの森に向かい、そこで一泊した。
あとがき
今回は四国上陸〜四国グリーン紀行利用開始直前までとなったが、この時点で8,000文字を超えている。
当然ながら今回の旅の記録はここからが本番なので、総ページ数は一体何ページに及ぶのやら…
予定では、次回は一日目・二日目を書いていく予定です。