ゆるしてください
noteでは時々、この記事に出会えてよかった、と思うことがあります。
新垣さとるさんのこの記事もそうでした。
この内容をさらに深く知ることができる54分の動画の記事。
そうめんの束のように直線に伸びたそれぞれのパラレルワールドは交わることはないけれど、自分を今のワールドに縛り付けているものから解放すると、隣のワールドに移ることができる。
だいたいそういう話で、こういう話は受け付けない人もいるでしょうけれど、私にはよくわかる話です。
なぜわかるのかというと、実際そうとしか思えない経験をしたからです。
ただ、それは自分の意思ではありませんでした。まるで神様が、チェスの駒をひょいとつまんで隣のレーンに移したかのようでした。
登場人物も構成も変わらないのに多くの問題が無くなっている世界に移りました。移ってみれば、前の世界に縛り付けられていたのは、色々な思い込みや習慣、執着で雁字搦めになっていたからだとわかりますが、渦中にいるときは気がつかないのです。
なぜそんなことが起きたのかわからないのですが、その後得たひとつの考え方として、人生の途中でカルマの精算が終わったから、なのかなと思っています。
私は今、前のワールドよりはるかに幸せなワールドに生きており、おかげでこのようにnoteにハマったりもできています。
でも、もっと求めたい。
自分だけでなく周りも幸せなワールドを求めて、さらに移りたい。
そんな思いで、この動画で紹介されている本『豊かに成功するホ・オポノポノ 愛と感謝のパワーがもたらすビジネスの大転換』を読んでみました。
ホ・オポノポノでは、次の4つの言葉を唱えることで、潜在意識のなかにある問題の原因となる情報をクリーニングして、もともと完璧に作られたゼロの状態に戻せるとしています。
「ごめんなさい」
「ゆるしてください」
「ありがとう」
「あいしています」
唱える順番は自由で、「ありがとう」が一番にきている本もあるみたいです。
唱える系って色々ありますよね。
祝詞、お経、カタカムナ…
私は霊感はないけれど、言霊とか波動?周波数?の力はあると思っています。
カタカムナの5、6首を聞かせると、泣いている赤ちゃんが泣き止むそうです。
旬さんの記事より ↓
これは凄いことなので、全国の泣いている赤ちゃんで困っている人のために、ここに書き記しておきますね。
カタカムナ
第5首
ヒフミヨイ マワリテメクル ムナヤコト
アウノスヘシレ カタチサキ
第6首
ソラニモロケセ ユヱヌオヲ
ハエツヰネホン カタカムナ
読む時は、一音ずつ伸ばすように、がいいそうです。
カタカムナについては、本も色々出ていますが、noteでは神さんのブログ☆ASAMIさんがマガジンにまとめてくださっています。
話をホ・オポノポノに戻します。
「ごめんなさい」
「ゆるしてください」
「ありがとう」
「あいしています」
この4つの言葉を唱えるだけなら簡単、とやってみると、意外にスラスラといかないことに気づきました。
なんか口に馴染まないというか気持ちに馴染まないというか。
「ありがとう」は普段からよく言っているようで言ってない。「ごめんなさい」は滅多に言わない。アイシテルなら言ったことあるかもしれないけど、「愛しています」は多分そういうことじゃない。「ゆるしてください」に至っては、今までの人生で一度も言った覚えがない。
うーん。
世間では “自分は自己肯定感が低い” という話をよく聞くけれど、私は何故か自己肯定感だけは売るほどあるんです。
でもその代わりに謙虚さが足りないんじゃないの?
ホ・オポノポノについて検索してみると、やはり「ごめんなさい」と「ゆるしてください」については “違和感がある” “言いにくい” などの反応があるらしいです。よかった、私だけじゃなかった。みんな、いろんな不都合を他人のせい、何かのせいにしがち。
これはもう、自分自身への内省として…
「自分は悪くない」ってずっと思ってる人生だったんだなってよくわかりました。……
「ごめんなさい」
「ゆるしてください」
「ありがとう」
「あいしています」
という言葉を発しにくいのだとしたら、その言葉を導く心の動きが鈍いということ。そこを動かす準備運動を加えてみます。
素直な心で「ごめんなさい」
謙虚な心で「ゆるしてください」
感謝の気持ちで「ありがとう」
慈愛の心で「あいしています」
昔「社是社訓の唱和」で、こういうのやったことありますが、それなりに意味のあることだったんですね。
ホ・オポノポノでは、すべての出来事は「100%自分の責任」であるという考え方です。だからこそ、自分で、他人のことまで変化させることができるというわけです。
私にとってスピリチュアルは、あるとかないとか信じるとか信じないとかではなくて、自分の人生と周りの世界をより良くしていきたい、その為にできることがあるならやる、というスタンスでいます。
今回は4つの言葉を唱えることで、自分と周りのある部分のわだかまりが解け、より明るい未来が見えてきた気がしました。