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連句遊び Vol.4 への助走

一昨日ガチ連句やりたいって呟いて
昨日百年の孤独の感想文書き終わって
さーて♪ 次の積読は〜って
ベスト・エッセイ2024を手に取って
パラパラっとめくって パッと開いたら

AIと連歌を巻く/永田和宏


おおーーーーーーーーお😳

こちらのエッセイではタイトル通り、AIと連歌を巻くという会で、筆者とAIと聴衆が長句と短句の応酬を楽しんだ時のことが書かれています。
素敵な文章があったので、ちょこっとご紹介します。

何かを表現できたと思った時には、その背後に、圧倒的な量の、表現できなかったものがあることを思い浮かべておく必要がある。私たちは言葉で表現されたものを読むとき、どうしても「表現されたもの」にばかり意識や興味が行きがちであるが、それ以上に、表現できなかったもの、敢えて表現されなかったものにこそ思いを致す、実はそれこそが「読む」という行為なのである。

「ベスト•エッセイ2025」
AIと連歌を巻く/永田和宏


うんうんうん🙂‍↕️🙂‍↕️🙂‍↕️

それは本当にそう思うし、それこそが文芸、とくに短い言葉で表現する短歌や俳句などに求められることだと思います。

私が連句に惹かれるのもそういうところなのです。

今、固定記事で開催中の無限連句は、575と77を交互に付けるというシンプルなルールのみでやっております。
こちらはご参加いただいている皆さまに、足湯のように気軽に心地よく立ち寄っていただける場として、今後も可能な限り続けていくつもりです。

それはそれとして、本来の連句にも立ち戻りたい気持ちがございます。
本来の連句は、無限連句とはほぼ真逆と言ってもいいかもしれません。

まず無限ではありません。
決められた形式の句数の中で、序破急を意識して句をつくります。
足踏みせず、戻らず、変化させながら進むことが第一義で、一巻の中で同じ題材は詠まない、森羅万象くまなく題材にする、などの制約があります。

付け方のイメージとして…
無限連句のように連想で付けると、二つの輪が重なっているイメージ。
連句の付け方は、二つの輪が触れているかちょっと隙間があるイメージ。

その隙間に余情を感じとりたいのです。

わかりやすさは求めていない

余情カモン!


そう、あの絵しりとりの絶妙な前の絵との付き具合のように……


これまで連句遊び企画では、

Vol.1  12句  膝送り
Vol.2  半歌仙 (18句)  膝送り
Vol.3  裏白 (6句)  出勝

とやってきました。
膝送りひざおくりはあらかじめ決めた順番で付ける、出勝でがちは全員が付句を出してそこから選ぶという進め方です。
出勝ちの方が常に全員参加で面白いのですが、noteでやるには手間ひまかかります。Vol.3でやってみましたが、一句ずつ全員で投句、全員による投票で決定というやり方で6句進めるのに25日間かかりました。

Vol.4 は、歌仙 (36句) をやりたい。膝送りで。
歌仙が巻き上がると感動しますよ!

膝送りなので、最初に参加者を募集したら固定メンバーのみで進めることになります。

ここまで計画中

それはそれとして……


今朝ちょっと浮かんだのですが……

スタエフライブで連句できないかなぁ……




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