あなたの静かな遊歩道
あなたは、夜眠る時どんな体勢で寝ますか?
仰向け、横向き、うつ伏せ……
私は仰向けで、手は身体の横から少し離して斜めにまっすぐ、手のひら上向き、右脚は下へまっすぐ伸ばし、左脚は寝かせたまま曲げて、足の裏を右脚の膝の横に付けます。
いつの頃からか、この体勢に落ち着きました。
ふと気づきました。
これは、ゴルゴ松本の「命」だ!
こんばんは、カンナです。
蒼 広樹さんの #挨拶文を楽しもう に参加したくて書いてみました。
蒼 広樹さん、よろしくお願いします☺️
挨拶文に全力を注いだので、本文がありません☺️
本文がないのもなんなので、今読んでいる「百年の孤独」から気になったフレーズを紹介してお茶を濁します。
それは、付近の住民が好んでぶらぶらする、いい感じの静かな遊歩道を表現したこんな一文です。
“その場所の静けさは、どこかよそから運ばれてきて、まだ使い込まれておらず、そのためだろう、声の通りがよくなかった。五十センチも離れると、もう相手の言うことがわからなかった。そのくせ、農場の向こうはしで、はっきりと聞きわけられることがちょくちょくあった。”
「百年の孤独」新潮文庫 p362
どうですか?
読んでみてどんな感じの遊歩道か想像がつきますか?
私は静かすぎて耳が聞こえなくなったような空気の濃密感を感じました。
この小説全体が、現実と幽玄の境目が曖昧なので、こういう表現にあたると想像力を刺激されます。
あなただったら、静かな遊歩道をどんなふうに表現しますか?