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#4 初めての石けん作り

前回は石けんを作る準備段階のお話をしました。

初めての手作り石けんは本当に楽しくて、
いつも物事を中途半端にしていた私が、
さらに作り続けたい、学び続けたいと強く感じました。

どうしてそう思ったのか・・?と考えてみると
石けんは普段の生活で毎日使う物だったからだと思います。
自分の肌に直接触れる物だからこそ
追求したくなったのだと思います。


1.初めての石けん作り

全ての材料が揃っていよいよ私の石けん作りがスタートしました。

石けんの工程は簡単に説明すると

・苛性ソーダと精製水を測る
・精製水に苛性ソーダを溶かす
・オイルを測る
・オイルと苛性ソーダ水の温度を合わせる
・オイルに苛性ソーダを入れてかきまぜる
・合図(トレース)が出たら型に入れる
・保温箱に入れる
・型から出して、カットして乾燥させる
・4〜6週間乾燥させてたら出来上がり

こうみると難しいことはやってなくて
材料を揃えるまでにかかった時間を考えるとあっと言う間でした。

ただ、型に入れる合図が出るまでに24時間程かかり
型から出すまでに数日かかるので
長い時間は経っているのですが難しい工程はないので
楽しく簡単にできたイメージです。


苛性ソーダを混ぜる前のオイル


2.トレースができた時が一番嬉しい


初めての石けん作りでトレースという型入れの合図が
出るまでに24時間かかるのですが
もちろん24時間ずっと混ぜてる訳ではなくて
最初20分だけ一生懸命混ぜればあとは放置です。

たまに気がついた時にくるくる混ぜて様子を
確認しながらの作業ですが
何度混ぜてもサラサラだったオイルが気がついたら
とろとろになっていくのが嬉しかったです。


トレースまであと少し



3.もっと知りたい


初めての石けん作りで出来上がった石けんは
使い心地が良いし、何よりも自分で作った石けんという
ことで毎日の洗顔が楽しくなりました。

そしてもっと手作り石けんのことを知りたい。
もっといろんなオイルで違う石けんも作ってみたい。
本に書かれている内容だけでなく
実際に作って湧き上がった質問の数々を消化する為に
石けんの講座を受けることにしました。


4.石けん講座と石けん協会


講師は石けん協会に所属している方で、
質問を交えながらのセッションはとても勉強になりました。
その講座がきっかけで、
講師の先生のもとでジュニアソーパーの資格を目指す講座にも挑戦しました。
数ヶ月間の勉強を経て、無事にジュニアソーパーにもなりました。
そこから10年、石けん作りを続けてきた経験を生かし、今はタイの工場で私のオリジナルレシピの石鹸を製造しようと計画中です。


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