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#31 財産分与0円
このブログのタイトルになっているように離婚間近のアラフィフです。
離婚調停から始まり離婚裁判中の現在は5年ぐらいが経過しています。
そろそろお互いの主張も証拠も出し合って判決を出しましょうという流れになってきました。
今回のブログはなぜ離婚調停をすることになったかについてです。
*時系列や背景などは多少変更しています
1.財産分与0円
離婚原因は結婚生活20年となれば長年積み重なったものという感じで、子供が巣立った後の夫との未来が見えなかったことだと思います。
夫のことが大嫌いな訳でもないので、円満に話し合いができたらそれが一番良かったのですが、夫は私に一円も財産分与をする気がなかったことで離婚調停をすることになりました。
最初は弁護士をつけず、姉が間に入って親権についてや今後の取り決め等を話し合っていました。
当然財産分与はあると思っていたのですが話し合いを進めていくうちに夫が財産分与は0円だと当たり前に思っていることに衝撃を受けました。
2.財産分与と養育費の違い
私の中の認識というか世間の認識もそうだと思いますが、財産分与は結婚生活の中で二人で築いた財産を半分にすることで、養育費はこれから稼いで子供達を養っていくものですが、夫の認識は違いました。
夫の認識は財産分与と養育費が一緒になっていました。
子供達の今後の教育費についても俺が払う代わりにお前に払うお金はないからな。という考え方でした。
夫は中小企業の社長で、結婚当初からバリバリと働く人でした。
会社を大きくする為に目標を持って働いていたのも知っていたので
何もしなくて良いから仕事に専念して良いよと話していました。
言葉の通り夫は家事も育児もやらない人でしたが、私はワンオぺ育児を当たり前と思って生活をしていました。
もちろん3人のワンオペ育児は大変なことが多かったのも事実ですが、忙しい夫に手伝ってもらうという考えはありませんでした。
3.スキルを身につけてこなかった結果
仕事に専念をすることができた夫は社会的なスキルを身につけてこれからも稼ぐことができる人です。
対する私は家事育児をしてきて社会との関わりはほとんどなかった上に資格も何も持っていないので、いざ働こうと思ってもアラフィフの勤め先は限られてきます。
夫からはよく「お前は外で働いてもたくさん稼ぐことはできないから、俺の会社で働いている方が良いんだ」と言われていました。
実際に夫の会社の事務仕事を家でやることができたので子育てしてる私にはとても有り難かったし、夫の会社以外で稼ぐことはできないんだと一種の洗脳のように思い込んでいました。
4.離婚調停へ
社会で働くスキルを身につけてこなかった私に、稼ぐ力を存分に身につけてきた夫から財産分与0円との提案。
子供達のお金は全部俺が払うからお前は自分の生活する分だけ稼げば良いだろ?と。
お前が外で働いても月々8万円なんて稼げないだろ?と私を馬鹿にしていた夫が、財産分与0円で自分の生活費は自分で稼げと。
財産分与とは結婚生活で二人で築いてきたお金であるのに私の分は0円・・。
私は家事育児を全てやるから夫は仕事に専念して良いよと言っていたのに夫が稼いだお金は全て夫のものって納得いきますか?
どうしても納得いかない私は弁護士を雇って離婚調停へと進むことになります。