GAメモ①ラテラーノについて
【INDEX/】
メモ①ラテラーノについて
メモ②サンクタ族について
メモ③堕天について
メモ④GAのまとめと考察
メモ⑤番外編(随時追記予定)
Ⅰ.ラテラーノのモデルはバチカン市国
由来は「サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂」または同建物に隣接する「ラテラノ宮殿」から。ローマ帝国時代にローマ教皇が住んでいた場所の一つでイタリアに現存する。大聖堂自体はバチカン市国の外にあるが、ラテラノ条約により国外の一区域はバチカンの治外法権区域として認められており同建物も指定されている。
バチカンの主教はもちろんカトリック教。
バチカンでは軍隊と警察を所有していない。その代わりにスイスから市国警備員(スイス衛兵)を雇い入れていて、スイス衛兵は銃器武装のほか伝統として剣とハルバードの訓練を受けている。
ハルバードといえばプリュムの得意とする武器。一番手になじむというのも頷けよう。
Ⅱ.ラテラーノは中立国家
サンクタ族が行きかう宗教色の強い国家というイメージ通りであるが、具体的には以下のように書かれている。戦争が起きにくい現代ではバチカンのように武力を持たなくても存続できるが、各地で戦乱が続くテラではそうもいかず国体としてはスイスの永世中立に近いのかもしれない。
ラテラーノが独自に作り出した「レガトゥス制度」の存在は各国家とのブリッジ役を果たしており、ラテラーノにとって重要な職であることは間違いない。
Ⅲ.ラテラーノのはじまり
数千年前、おそらくサルカズ族との戦争中に初代の聖徒たちによって「石の塔」が建てられ、その聖鐘を鳴らすことでサンクタ族は結束し戦争に勝ったとされる。その後、
「サンクタの楽園となる都市を建てなさい」
の啓示の元にラテラーノを建国したとされている。
Ⅳ.ラテラーノにはサンクタとリーベリが住む
主たるサンクタ族、リーベリ族がほとんどの模様。他種族も少数見受けられるが、サルカズ族は他国以上に忌避されているようだ。
サンクタ族とサルカズ族の確執については別記。
Ⅴ.ラテラーノの現行法
サンクタ族はプロファイルに「ラテラーノ公民」である旨が書いてある。一方で、ラテラーノ出身のリーベリ族には公民及び公民権適用のテキストは今のところない。
(プリュムとフィアメッタのプロファイルでは少なくとも。)
この一~十三条が何を意味するかは不明。プロファイルを見る限りでは一~十三条が固定なので公民を表す条文はそこだけかもしれない。
また、イグゼキュターのプロファイルでは、
「ラテラーノは公民に対し十分な責任を負っている、あるいは強大な拘束力を備えているのだ。」とあるので、公民であり続けるためには法の遵守が求められる…ように見える。
また、アレーンのプロファイルからは鉱石病の扱いについてが読み取れる。
現行法よりさらに上位の法律が存在する
上記の現行法よりもさらに上位の法が存在することがイグゼキュターのプロファイルで示唆されている。
イヴァンジェリスタ11世とアンドアインの問答の中に、
「真の法はかねてより一つのみ。」
「――我々を存在させ続けること。」
とある。法の正体は考察として別記するが、ラテラーノの謎を紐解くために重要な発言であることは間違いないだろう。
Ⅵ.現在判明しているラテラーノの組織
①ラテラーノ中庭公証人役場
イグゼキュターらが所属する役所。公証人役場と法定執行人の業務についてはイグゼキュターのプロファイル/戦地の逸話が厚い。
公証人役場では内勤と外勤がありイグゼキュターとエンフォーサーが外勤と思われる。
協力協定により公証人役場の人間がロドスに数名派遣されている。
(現時点ではイグゼキュター、エンフォーサー、フィアメッタの3名)
第二資料にもあるように、執行人はただの役人というだけではなく、名前の通り「死刑執行」も請け負っている。
また、公務執行を妨害ないし拒否した場合は一時的ではあるが公民権の権益剥奪という大きな力を有していることがわかる。
②教皇庁
イヴァンジェリスタ11世やヴェルリヴのいる、ラテラーノの中心組織。拠点は大聖堂。公証人役場に協力命令を出せるので、立場は上と思われる。
第一庁、第五庁、第七庁の存在は判明しているので、おそらく庁ごとに役割がある模様。第七庁はレミュアンが働くことを決めた後にモスティマに「あなたは私の管轄に入るんだから」と伝えていることから、レガトゥスの管理部のようだ。
③ラテラーノ護衛隊
かつてモスティマたちやプリュム、パティアが所属していた部隊。分隊の一つはアンドアインが隊長として指揮していた。
Ⅶ.現在判明しているラテラーノの土地
ラテラーノは教区ないし区で分かれている模様。現在は3区判明しており、GA本編はステファン区からスタートする。
■ステファン区
セシリアの実家がある区で、セシリアとレミュアンが入院していたステファン区中央病院と安魂教会がある。また、殲滅戦「チョコストリート」もこのエリアに存在する。ビジネス街がある様子。
■アンブロジウス区
GA-2でセシリアとエゼルが訪れた区。人通りが多いことから賑やかなエリアだと思われる。
■ファボール区
詳細不明。「迷い人」の潜伏先の一つと思われる。
■聖マルソー中央公園、サンセット礼拝堂
ラテラーノのアイリスが咲いている場所。詳細は不明。
■ランデン修道院
ポール・ランデンが創始した、ラテラーノ有数の名高い修道院。アルケットのプロファイルを見れば詳細を伺い知ることができるので簡単にだけ。
本来の目的は他のラテラーノ教会と異なり「教皇やその他重要な神職者の身の安全を守ること」であったが、紆余曲折を経て財政難に。傭兵業だけでなく牧場やビール工場の運営をするに至った。
ランデン護衛隊の単騎戦闘力は極めて高いレベルとされており、アルケットの実力も星6と折り紙付きである。
NEXT>> GAメモ②サンクタ族