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エクシアとレミュアンについて
このnoteはアークナイツのエクシア及び義姉のレミュアンについてまとめたものです。
アークナイツもかれこれ3年以上経過、メインストーリー以外はほとんどが群像劇であり、個人の情報は秘録やモジュール果てはゲーム外にまで及びおそらく全てを熟知している人はいないでしょう。
ということで、推しのことだけは良く知っているオタクの宿命、そう、まとめです。足りない情報、間違いなどあるかと思いますが平にご容赦ください。
【/INDEX】
Ⅰ.エクシアの紹介
エクシアについてはアークナイツの名物キャラ?としてなんとなくご存じの方がほとんどかと思うので、知らなそうな部分をピックアップしてご紹介。
本名はレミュアンの名前から
実は理由は簡単だよ。レミュアンがあの家に来た時、エルはまだ生まれてなくてね、それでレミュアンが家族に溶け込めるように、両親がそう名付けることを決めたんだ。
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エクシアの本名はレミュエル。
モスティマ、レミュアンからは「エル」の愛称で呼ばれている。モスティマ曰く、「レミュアンが家族に溶け込めるように」名づけられたらしい。順番としてはレミュアンがエクシア一家に養子として引き受けられ、その後にエクシアが産まれた。
レミュアンが養子であり義姉、エクシアが実妹である。
ラテラーノの問題児、エクシア
エ、エクシアさん!?コホン!あの三年間で母校を十七回も爆破した噂に名高い伝説がロドスに居たなんて……
ただ君がいつも業務時間中に昼寝をしたり、教会の外でロックのライブをしたり、何かやらかすと公証人役場の人に三つ先の街まで追いかけられたりしてなければね。
君にうっかり爆破された母校なんて、君がラテラーノを離れた日には横断幕まで掲げてたんだよ?「エクシア、龍門にいってらっしゃい」というね。
ラテラーノ人が爆発と甘味を愛することは周知の事実ではあるが、それにしても爆破しすぎである。エクシアのモジュール「エクシアの傑作」にもその暴れっぷりが描かれている。
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エクシアだって悩むこともある?
共感があれば人と通じ合うことはたやすくなるが、共感をし合えない相手と付き合う中では、やはり疑念も生まれるものだ。そして、君は騙されることを恐れているのではなく、疑念そのものを恐れている。
人から誠意を持って接されると、疑いを抱いたことが恥ずかしくなるのだろう。
しかし同時に、いつかその疑念が現実になったら、自分がどう振舞うかわからないと感じて恐ろしい……違うかね?
~中略~
思うに、ラテラーノを去ったサンクタは皆こうした問題に直面するものだ。
楽天家で終始明るいエクシアだが、プロファイルではサンクタらしい敬虔さを、シラクザーノではアグニルに対して質問を投げかけている。直接的な不安を口にしたわけではないが、エクシアだってシリアスさを持ち合わせているのだ。
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Ⅱ.エクシアの軌跡を追う
二人について簡単に触れたが、次はエクシアの軌跡についての話をしようと思う。
大切な家族
両親が健在どうかは触れられていないが、モスティマ曰く「エルに負けないくらい楽しいご両親」とのこと。
ふふ、エクシアが最初に話せたのは「ねぇね」だったね。たとえ血のつながりはなくても、彼女たちは——。
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その場にモスティマも居合わせたのだろう。
一万歩譲って話すなら、私だってあの姉妹とは一緒に育ったようなものだからね。そのエルが私のところへ来たんだから、ちょっとぐらい面倒を見るのが人情だろう。
モスティマは恐らくエクシアがはじめて言葉を発する瞬間に立ち会っており、また、イラストレーター「幻像黒兎」氏のファンアートでは卒業式のようなシーンに立ち会うモスティマの姿が描かれている。本人が言うように、家族同然にすごしてきたのであろう。
そんなエクシアと周りの人間たちに転機が訪れる。8年前の事件だ。
姉の真実を探して
でも、あんな姿の姉ちゃんを見た以上、あたしも何があったのか知りたかったからさ。
だから当時のことを聞き出すためにモスティマを追って龍門まで来たんだ。ボスと会ったのはその時だよ。
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「だけど彼女は、実のところ私を探してるわけではない。」
~中略~
「エルがラテラーノを離れることにレミュアンが許した理由は、私を探しに行きたいと言ったからだけじゃない。」
「あの子は分別がある。もしこの件がエルにとって執念になってしまうようなら、行かせなかったはずだ。」
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「なぜラテラーノを出たか?」の答えは既に出ており、結論から言うと「姉に起きた真実を追うため」である。
5年間の昏睡から目覚めたばかり、職務に対して忠実なレミュアンからは、秘匿された情報は絶対に聞きだすことができない。ましてやサンクタ同士である。言いたくても言えないことは、エクシアにも痛いほど伝わっていたはずだ。
エクシアはモスティマに聞くことを決めるが…姉を運んだ後にすぐ消えてしまったと言っているように、既にラテラーノを発っていた。
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龍門での出会い
目的はまずモスティマを見つける事。龍門に辿りついたエクシアは、ペンギン急便のエンペラーを訪ねることになるが…
ボスに初めて会えたあの時、キミがもう龍門を離れたって聞かされたの。マラソンのゴールライン目前でズッコケたみたいな、あの時のあたしの気持ち、わかる?
既に龍門を発っていたモスティマ。恐らくここからペンギン急便での生活がはじまったのであろう。その様子はエクシアの秘録2が詳しい。
テキサスとコンビを組み始めたのもペンギン急便に入り2日目からのことで、最初こそモスティマを探していたが、やがて顔を出すのを待つようになった。
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クロワッサン
「エクシアはんはな、ここに来て、最初はひたすらあんたはんのことを探しとった。しばらくして、あんたはんが顔を出すのをただ待つようになった。そうこうしとるうちに、もう何年も経つんや。」
~中略~
ソラ
「それで、その日からテキサスさんはエクシアを色んな仕事に連れて行くようになった。」
「テキサスさんはエクシアにこの業界のルール――やるべきことやダメなこととかを、たくさん教えたんだ。」
「今じゃ知っての通り、すっかりいいコンビってわけ。」
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チェルノボーグ事変~喧騒の掟まで
ロドスのみんな、やっほ~!
仕事はスイスイ進んでる? もしかして、ペンギン急便のサービスが役に立っちゃってるんじゃな~い?
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アニメでは高所からジャンプで降りてくるという衝撃的?な登場を果たすエクシア。ロドスから派遣業務を請け負いテキサスと共にミーシャ保護からレユニオンの偵察までを行った。メインストーリーの登場は3章まで。
喧騒の掟では龍門での生活、もといペンギン急便でのドタバタな日々が描かれている。安魂夜、ようやくエクシアはモスティマとの再開を果たした。
モスティマ「みんな、変わりないみたいで良かったよ。前に会ったときからだいぶ経つよね?」
クロワッサン「せやなぁ、何年やったっけ? それともまだ数ヶ月やった?」
エクシア「……だいたい四年三ヶ月だよ、モスティマ。」
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秘録2 レミュアンからの手紙
秘録1でも姉から長文の手紙を受け取っていたが、今度はモスティマを経由して手渡されることになる。この内容はⅣで詳しく説明するが、姉としての後悔とエクシアへの気持ちがつづられている。
シラクザーノ アグニルとの問答
テキサスを追いかけてウォルシーニまで着いたペンギン急便の面々は紆余曲折ありながら、現教皇と比肩されたとされるミズ・シチリアの片腕アグニルと出会う。いくつかの問答を経て、「歳月が人の結びつきをもたらす」ことを教わるのだった。
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Ⅲ.レミュアンの紹介
レミュアンの存在は「喧騒の掟」から既に示唆されており、エクシアの秘録が公開されるまで生死も不明であった。吾れ先導者たらんでは車椅子に乗った姿で登場。界隈を驚かせた。
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8年前の後遺症ー車椅子
フィアメッタ「それで、もう車椅子なしでも動けるようになったの?」
レミュアン「うん、いい感じに回復してるわ。」
勘違いされがちだが、レミュアンはストーリー開始時点で教皇庁で書類仕事に携われる程度には回復している。
空想の花庭で再登場の際は外出用の車椅子に代えている。移動描写の度にモーター音が入るため、電動式なのかもしれない。
本格的な戦闘にも関わっているが、「ま、リハビリの時間が多少伸びて、お小言をくらうだけのことよ。」と言っている。
敵であるアウルスの見立てでは「君の身体は楽観視できるような状態ではない」とのことである。
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職務に忠実な天才狙撃手
去年の療養部の車椅子早撃ち大会の優勝者がもうすごくって! 見たことない速さの銃さばきで、もしかして銃騎士なんじゃないかって疑うほどで……それにしてはまだちょっと若かったですが……
モスティマ「ハハハ、それは良かったね。でもあの子の銃弾を受けるよりはマシでしょ。」
~中略~
アンドアイン「だが、彼女の銃弾を受けるよりはマシさ。」
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早撃ち大会での優勝をはじめ、元小隊内でもレミュアンの腕前を疑うものはいないようである。実際、同族のアンドアインを害さずに銃だけを叩き落とす狙撃ができたのも彼女の実力であろう。近接にも長けているようで、口さがないオレンを制圧している。
俺の知る限り、「沈黙のレミュアン」ってのはこの手の問題を少しのためらいもなく片付ける奴だったはずだが。
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フィアメッタは「彼女は仕事中に家庭の話をしないタイプよ。」(モスティマの秘録)と言っており、作戦行動中の真面目さが見て取れる。
アンドアイン小隊、3人への想い
8年前のアンドアイン離反によりアーツの直撃を受けたレミュアンは5年間昏睡状態となり、モスティマは堕天、フィアメッタは後悔を抱いて護衛隊を抜けるという由々しき状態に陥ってしまった。詳細は「吾れ先導者たらん」の本編及び「空想花庭」に譲るが、アンドアインを含めた3人を思いやる描写が見て取れる。自分と友人たちを窮地に追い込んだ彼をも、だ。
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Ⅳ.エクシアとレミュアン
離れていても大切な家族
エクシアの秘録1ではレミュアンからの長文の手紙が届いている。そして、
とにかくさ、レミュアンは口には出さないけど、心の中では両親にとても感謝してたんだ。
そして妹であるレミュエルについては、心の底から可愛がってる。
~中略~
レミュアンが本当に望んでいるのは、エルが世の中に出て、自分の生き方を見つけることなんじゃないかな。
で、そんなエルの世話を、間接的に私に託したのさ。
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自由の利かない自分に代わって、モスティマに見守る役割を任せている。これが約束として成立しているのかそうでないのかは定かではないが、龍門での様子を聞いている限りモスティマも理解した上で行動しているようだ。
一方のエクシアは、
それまであたしは肝が据わってる方だと思ってたけどさ。けど、あの日は冷や汗が止まらなくて……今だって思い出しただけで手が冷たくなっちゃうくらいだよ。
しかも頭に血が上ってたせいで、状況も理解できてなくてさ。とりあえず姉ちゃんを運んできた奴と取っ組み合いを始めようとしたんだよね。
と、言わずもがな姉のことを愛している。そうでなければ姉の真相を知るためにテラで楽園と呼ばれるほどのラテラーノから飛び出すはずがない。
血のつながりだけではない、心の繋がりを感じさせる姉妹愛である。
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過保護さが見え隠れてしているのが微笑ましい。
レミュアンの懺悔とエクシアの未来
結局私はラテラーノに残り、エルに会わないことを選んだ。そしてモスティマも、エルと適度な距離を保つことにした。
外での生活に新たな生きがいを見つけてほしいと、ただそう願っているわ。
エクシアの秘録2にて、レミュアンの本音を綴った手紙がモスティマから手渡ることになる。
レミュアンはエクシアをラテラーノから追い出してしまったと思い悩んでいたことが手紙の内容からも見て取れる。姉として、エクシアの道を自分の影響で決めてしまったことを後悔しているのだ。
私は教皇庁に入ると決めたわ。このことをエルに教えるのは――
エルが今もまだ、姉ちゃんとモスティマの過去に興味を持っているなら、この先、私の仕事を手伝うことで真実を知る機会が得られるかもしれないって思ったから。
先に言っておくけど、もし仮にあなたが応じたとしても、その権限を得るまでには長い時間が必要になるわ。
そして、それは龍門での生活に影響を及ぼすことにもなる。
龍門での暮らしも長くなって、あなたは充実して安定した生活をしているはず。そこに私が水を差すようなことをしたくないわ。
姉ちゃんは一度、自分のわがままでエルの未来を決めてしまった……今度は、あなた自身に決めてもらいたいの。
だからじっくり考えて、それから返事をしてほしい。
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エクシアの将来には道が二つある。
龍門でペンギン急便に居続ける道、そしてもう一つはラテラーノに戻り真実を探すための道だ。
(だから、姉ちゃんが来たら、きっと驚くよ。)
(なぜなら、あたしはきっと迷わずに、姉ちゃんにこう返事するから――)
アグニルに対する「どうやってミズ・シチリアと何十年も仲良くやってきたか?」の質問は、もしかしたらテキサスやペンギン急便のメンバーと離れ離れになる決意からくる不安なのかもしれない。テキサスの次は自分が同じ立場になる番なのだから。
だが、エクシアの想いは変わることなく、自分の追いかけるものの為にいずれ龍門を離れる日がくるのであろう。
過ごしてきた月日が大抵の溝を埋め、人々がそれをどう思うにせよ結びつきを与えるんだ。
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そしてレミュアンのプレイアブル化が、私の追いかける未来である。
Ⅴ.余談
おまけ1.ペンギン急便の入職順考察
……あたしもよく知らないんです。テキサスさんに助けてもらった時には、もうペンギン急便はありましたから。
ボスから何度か聞いた話では、テキサスさんと出会ったのをきっかけに、二人で相談しながら会社を設立したらしいですよ。
考えてみれば、私は君とボスのおかげでペンギン急便に加入したんだけど、あれから君とはほとんど話せていないね。
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エンペラーとテキサスが設立
→モスティマは、イースのおかげでペンギン急便に加入した。
→ソラはテキサスに救われ、隠れるためにペンギン急便入りし事務所の提携
→エクシアはモスティマが龍門(ペンギン急便)にいることを知っていた
→エクシア、勤務2日目にソラから業務を教わる
よって…順番は以下と推測。
エンペラー、テキサス(設立)
↓
イース
↓
モスティマ
↓
ソラ
↓
エクシア
↓
クロワッサン
(特に言及はないが、エクシア秘録2の回想に名前が出ないためおそらく一番最後。)
おまけ2.エクシア関連の時系列
今回の考察にあたり時系列の整理を行ったが、明らかな矛盾が生じているので、時系列としてまとめる。
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(そういえばモスティマの奴、こんなに待ってるのに全然姿を見せないなぁ。まさかボス……嘘ついてないよね?)
「だからボスから彼女もペンギン急便に加入したって聞いて、かなり驚いたよ。」
「だけど、君も知ってるよね。その時から安魂夜まで、ずっと彼女とは会ってない。」
「あの夜の一件は……お祭り騒ぎの一部みたいなものだよ。」
レミュアン
「エルは龍門で元気にしてる?」
モスティマ
「ちょっと前に会ったけど元気にしてたよ。」
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[喧騒の掟で初めてモスティマに再会した前提での時系列]
チェルノボーグ事変
↓
エクシアの秘録1
(最後に実弾を使ったのはロドスからの派遣業務を受けた時、つまり3章)
↓
喧騒の掟
(ピーターズの発言から「青く燃ゆる心(1097年の夏)」より後。このときも終始ゴム弾使用)
↓
モスティマの秘録
(喧騒の掟の後日談の内容が含まれる)
↓
吾れ先導者たらん
(ラテラーノの主張が1099年3月18日)
↓
エクシアの秘録2
(手紙のやりとり、フィアメッタのコードネームが「黎明破壊者」)
↓
シラクザーノ(PVでは1099年表記、ルビオ最後の日記が10月15日)
であるが、エクシアの秘録2ではソラとクロワッサンがモスティマに対して初対面のような反応をしている。
クロワッサン「あんたはんが探しとるあのモスティマっちゅう人やな? あっちへ逃げたで。」
ソラ「待って、角のある青い髪のサンクタ……あなた、エクシアがずっと探してるっていうモスティマさんじゃ!?」
吾先導者とエクシアの秘録2が先、喧騒の掟が後とすればソラとクロワッサンが既知なので辻褄があうのだが…そうすると今度はエクシアが既にモスティマと1度会っていることになり、矛盾が生じる…。
つまり、ハイパーグリフの設定ミス!!!
おまけ3.モスティマの心の移り変わり
感謝や好意、あるいは罵倒や憎悪を向けられても、彼女はいつも微笑みを浮かべ、冷静に対応するだけ。まるでそれらの感情に対する反応がないようだ。
そしてモスティマ本人も、あらゆる感情に対し 「嫌いではないが、必要性を感じない」 と潔く明言している。
これも一部のオペレーターが彼女を非友好的な同僚よりも恐ろしく感じる大きな理由である。
しかし彼女の過去がその性格を構築したのか、それとも長いトランスポーター生活の中で感情を使い果たしたのか、理由はまだ不明のままだ。
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大してこだわりがないだけで、感情がないわけじゃないからね。
罪悪感に、懐かしみに、悲しみに、他にもいろんな感情が心に浮かぶことがあったよ。ただ段々と磨いて、平らにしていっただけさ。
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モスティマの飄々として、それでいて起伏の少ない感情はミステリアスで魅力のひとつでもあるし、実際にモスティマの秘録では自身でも上記のように話している。
レミュアンは普段から穏やかで、少し話すだけでその場の空気を和ませた。クールを装いがちなモスティマも、知らず知らずのうちにリラックスしたのか、無意識に笑顔を浮かべていた。......あの頃と同じように。
クールを装いがち、というのが8年前のモスティマだったらしい。レミュアンもとい元護衛隊の中では本心から笑う一幕も沢山あったのであろう。
あの日の出来事は堕天という現象を引き起こしただけではなく、モスティマの感情面にも大きく影響していたのだと思われる。
「いつもこの仕事は合わないって言ってるけど――あなたも答えを探してる。違う?」
「だってあなたも、まだ自分が何者かを選べてないでしょ。その答えを出すためには……誰もが長い道を歩むことになるの。」
不変というのは維持する努力が必要だからね。逆に言えばなんだって変化するし変えられる。
一度は磨いて平らになった感情でもまた起伏はできるように。
モスティマとフィアメッタが龍門に再訪しているときの一コマ。フィアメッタがロドスに入職しているので、吾れ先導者たらんの後の話だと思われる。
モスティマにも心境の変化があったのか、秘録の言葉をそのまま自己否定して「私も変わってるんだよ。」の言葉で締めくくっている。
上の言葉がどうして発せられるのか…詳細は是非ご一読を!!
ラテラーノに戻るエクシアも、立ち上がるレミュアンも、心変わりを口にしたモスティマも、皆、前を向いて歩いているのだ。