妻がJリーグにハマるまで。
僕には結婚して5年目の妻がいる。僕がまだピチピチの大学生だった時、合コンで知り合った。なんやかんや付き合い始めてから数えると10年経つらしい。
付き合い始めた当初、僕と妻には共通の趣味が一つもなかったし、育ってきたバックボーンがまるで違っていた。
僕は広島生まれ、中高男子校出身、国立大工学部、サッカーなどスポーツ全般好き、FACT・FALILV・Panic at the Discoみたいなバンドが好き。
一方で妻は名古屋生まれ、女子高出身、女子大の家庭科系学部、スポーツは全く無知、サカナクションのようなロキノン系バンドが好き。
という感じだった。
当時、邦楽洋楽あわせて年間100枚くらいアルバムを買っていた僕は、妻にたくさんおすすめCDを貸してあげたが、全くハマってくれなかった。
一緒にサッカー観戦をしに豊田スタジアムに行ったり、野球観戦をしにナゴヤドームにも行ったが、全くハマってくれる気配はなかった。
そんな妻は、ある日突然Jリーグ、そしてサンフレッチェ広島にハマった。
サンフレッチェ広島の春季キャンプに練習見学に行ったことがきっかけである。
僕たちは結婚したあと、僕の仕事の関係で2年間鹿児島市内に住んでいた。2020年1月、鹿児島市内の自宅から一時間半ほどの距離にある指宿市でサンフレッチェ広島はシーズン前のトレーニングを行っていた。僕はゴリゴリのサンフレサポーターなので妻を連れて見に行ったのだが、それが奏功した。
なぜ妻がサンフレッチェ広島にハマったのか。そう。
サンフレッチェ広島はイケメン選手が多いのである。
しかもスポーツマンだからスタイルもいいのだ。
しかもしかも、練習場ではトレーニング後に普通に選手と話したり、サインもらったりできて、ファンと選手の距離が近い(コロナ前)のだ。
妻は一発でハマった。
妻にとってサッカー選手は、歌手や俳優や芸人よりも『身近に会える芸能人』みたいな感覚なのかもしれない。
ちなみに僕は特定の選手を単推しするタイプではなく、チーム全体を応援するいわゆる箱推しタイプなのだが、
妻はエースナンバー10番の森島司の大ファンになった。
そんなこんなで妻をサンフレッチェサポーターにすることに成功したのである。
これはすごく都合がいい。なぜならばグッズの購入に文句を言われることもないし、遠出のサッカー観戦もついてきてくれる。家で一日中サッカーを見てても怒られない。
実にいい。
妻は妻で、Jリーグの判定を巡って討論する番組『ジャッジリプレイ』を見たり、ナイナイ矢部のサッカー番組『やべっちスタジアム』を一人で見てたりする。
『柏の細谷ってすごいよね』とか、『磐田の大津祐樹ってどんな選手だったの?』とか聞いてきたりすることもある。
『ベイルの顔怖い』とか『モドリッチの顔怖い』とか『ユベントスのディバラ、イケメン過ぎワロタ』とか言ってる。
めちゃめちゃ詳しくなってる。
そして分かってきたことがあった。
どうやら女性ファンとっては、選手の容姿やひととなり、性格というのは重要なファクターらしい。競技自体の面白さは後からついてくるもので、まずはどんな選手がいるかっていうのが重要らしい。
余談だが、妻は野球について全くの無知なのに、ズームインサタデーを毎週見ていたので、巨人の選手だけ何故か詳しい。
岡本とか阿部慎之助とか菅野とかは知ってるらしい。
女性ファン獲得はこの辺が味噌な気がする。
長々と書いたが、ここからはせっかくなのでサンフレッチェ広島のイケメン選手を少し紹介しようと思う。
佐々木翔
背番号19
ポジション:センターバック
備考:サンフレッチェのキャプテンで、日本代表でも活躍。実はイギリス人ハーフ。広島駅で観たことあるけど、かっこよくて浮いてた。
東俊希
背番号24
ポジション:ウィングバック
備考:今年23の若手選手。昨年度の大怪我から復活。妻が3番目に好き。
森島司
背番号10
ポジション:シャドーストライカー
備考:広島の司令塔でエースナンバー10を背負うかわいい系。女性ファンが異常に多く『もりしかわいい選手権』というタグがツイッターに蔓延っている。妻のイチオシ。
川村拓夢
背番号8
ポジション:ボランチ
備考:昨年度ブレイクした183cmの大型ボランチ。日本代表選手守護神の権田から60m超えの超ロングシュートを決めた。妻が二番目に好き。
青山敏弘
背番号6
ポジション:ボランチ
備考:在席20年目の大ベテラン。ブラジルワールドカップ日本代表。ファンサービスえぐい。めっちゃ話してくれる。妻の中で殿堂入り。
他にも松本泰志とかピエロス・ソティリウとかも志知孝明なんかもかっこいいし、エゼキエウや満田誠はかわいいし、ベンカリファは野原ひろしに似ているし(失礼😅)、林卓人は顎がでかいし(失礼😅)、荒木隼人はモンチッチに似ている(失礼😅)ので、調べてみてほしい。
サンフレだけでなく、Jリーグ好きを一人でも増やしたいですな。