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CAN EATで働いてみたい方へ

CAN EAT代表取締役CEOの田ヶ原です。とても久しぶりに投稿します。

振り返れば、仲間も全くいないい状態から起業をした2019年4月。
心細い気持ちを抱えながらも、無事会社は5期目を迎えました。
よく、「仲間集めはどうやってやりましたか?」というご質問をいただくのですが、実は「noteを書いてtwitterに投稿した」以上のことをほとんどしておりませんでした。
この度、CAN EATの事業拡大を目指し、改めて仲間集めをしたいと考え、初心に返ってnoteを書いています。

「ほう、ちょっと聞いてみようじゃないか」という人も
「CAN EATって聞いたことあるんだけどどんな会社なんだろう」という人も
「一回話聞いたことあるけど最近どうしてるのかな」という人も
「実は働いてみたいなと思っていたけどどんなところか情報が欲しかった」という人も
是非このnoteをご一読の上、「あ、よさそう!」と感じてくださったら是非カジュアル面談させてください。

CAN EATとは


CAN EATとは外食向けのアレルギー対応を、誰でも簡単・正確に行うためのITサービスを開発・運用しています。
外食でのアレルギー事故は主に①原材料の確認ミス ②コミュニケーションミスの2つの原因で発生すると考えられています。
この2つの原因に対して、それぞれ以下のサービスを提供しています。

①アレルギー管理サービス


スマートフォンで原材料ラベルを撮影するだけで簡単自動でアレルギー判定を行えるスマホアプリのサービス。メニューごとに組み合わせれば、簡単にお店のアレルギー表ができます。アレルギーがある人が来たら、QRコードから検索機能つきのアレルギー表を見せることができるので、お客様が自分で食べられるものの判断ができます。これにより、お店側が原材料の確認ミスをしたり、スタッフさんが回答ミスをして誤食事故が起こることを防ぎます。

メニューごとのアレルゲンだけでなく、
「小麦はウスターソース由来である」といった由来原材料までわかります。
「卵と乳を含まないもの」で検索できるので、
複数アレルギーがある方でも自分が食べられるものがすぐわかる



②アレルギーヒアリングシステム


宿泊やレストランのコース料理、ブライダルのように、代替食が用意される場合は、予めシェフに「こういうものが食べられない」ということを申告する必要があります。ただし、アレルギーにある程度詳しくないと、「えびと交差抗原性があるアレルゲン」や「加熱したら食べられるか」「出汁やエキスは大丈夫か」といった調理上必要な細かなヒアリングをすることができず、シェフとフロント(またはプランナー)と幹事と本人の間で、何度も情報をやり取りする必要が出てきてしまいます。この手間を無くし、QRコードからCAN EATが作ったガイドに沿って入力すると、代替食が考えやすくなる情報を送ることができるサービスが「アレルギーヒアリングシステム」です。

例えば「バラ科」の食べ物一覧から選んでいただくことで具体的に食べられないものや食べられるレベルを指定できます。これで料理をする側も、判断に迷いません。

以上の2つのサービスを運用することで、外食でのアレルギー事故を防ぐ取り組みをしていますが、私たちの会社のビジョンは「食のパーソナライゼーションですべての人の食をおいしく・楽しく・健康的にすること」です。よく「アレルギーの会社」と言われますが、アレルギー対応は食のパーソナライゼーションの最も課題になる部分を解決していますが、私たちが解決したい食の課題は、他にも体質や持病、妊娠・授乳中の食事制限、宗教や信条の食事制限など、様々な事情に寄り添えるサービスでありたいと考えています。

CAN EATが実現したい世界観


「食のパーソナライゼーション」とは、自分にぴったりな栄養素、カロリー、味などが自動で調整されて自動で提供される状態です。
アレルギーなどの食事制限がある方は、コミュニケーションストレスなく食のパーソナライゼーションが実現されることで、「ああ、外食行きにくいな」「自分のせいで誰かに遠慮させてたら申し訳ないな」「お店の人に迷惑かな」そんな気持ちを持たずに、心置きなく外食を楽しむことができることを理想としています。
また、食事制限がない人も、食事制限がある方を誘いやすくして、どんどん外食を通したコミュニケーションを活性化させていっていただけたら嬉しいですし、ゆくゆくは好き嫌いも含めて自分好みに健康的に反映されたら素敵だなと思います。
私は(あんまり努力しないタイプの)ダイエッターなのですが、普段厳しく食事制限をしていたら、飲み会のお誘いがあまり嬉しく感じられないこともありました。そんなときに、ウェアラブルデバイスで自分の残り必要カロリー数が管理されていて、この場ではいっぱい食べたとしても、明日の外食ではうまいこと調整できたりしたらいいな。それも、なるべく自分の好みの味で、我慢が要らない食が実現できたら、人は無意識に健康になっていくんじゃないかな。
努力や我慢というのは尊いものですが、やっぱりストレスが伴います。食のパーソナライゼーションでは、我慢をしない食という究極の健康管理が実現できると、本気で信じています。

CAN EATが5期目を迎えて考える「いままで」と「これから」

◆いままで


2019年4月創業時は、「食のパーソナライゼーション」を目指して、「自分の食事嗜好に合わせて外食で食べ物をスマホからオーダーできるモバイルオーダーアプリ」が最初のプロダクトでした。モバイルオーダーアプリ自体には競合が多く、また導入ハードルも非常に高いということがあり、外食向けのアレルギー対応サービスに絞ってサービスのピボットを行い、2020年4月に「アレルギーヒアリングシステム」が、2020年12月に「アレルギー管理サービス」が生まれました。(ゆくゆく連携できることを夢見ながら…)
そこから約2年半の間、直接的な打撃を受けながらコロナ禍をギリギリ乗り切り、人材不足が深刻になった外食業界・婚礼業界・宿泊観光業界・ホテル業界において、アレルギー対応ITサービスとして撒いた種がようやく芽吹き始めています。
導入社数は前年の3倍近くになり、「CAN EATのサービス使ったよ」という声も徐々に聴かれるようになってきています。
また2023年3月には、これまで7大アレルゲンとされていた特定原材料に「くるみ」が加わり、新たに8大アレルゲンとなりました。
2025年には大阪万博が予定され、円安も相まってインバウンド需要が復活する中、外食の人手不足と今後の少子高齢化社会に向けて、これまでアナログだった外食業界も「少ない人数で効率よく対応できるITサービス」に注目し始めています。

◆これから


そんな中でCAN EATとして今課題となっているのは、「サービスの拡大」体制です。実はCAN EATは積極的な営業をほとんど行っておらず、年に3回のBtoB向け展示会とWEB検索、そして利用いただいているお客様同士のご紹介が大半です。
チームメンバーも営業やマーケティングを専門のキャリアとしてきた人間はほとんどおらず、全員が自己流、手探りの状態です。
今はサービスが大きく拡大しても耐えられる運用体制づくりを平行して、今後サービスを拡大していくためのキーマンを募集していきたいと考えています。

募集内容

必要な人材(スキル)


・外食業界、婚礼業界、ホテル・宿泊業界に詳しい。また営業を行っていた経験がある。(正社員)→1名。超重要ポジション!
・GoogleAdなど広告マーケティングやチューニングを行ってきた経験がある。(正社員・副業)→1名
・入力代行作業の担当者(副業・インターン)→数名

必要な人材(マインド)


・プレシリーズAのスタートアップで、これからの急成長を一緒に乗り越えていく覚悟がある方(スピード感がつらいと感じることもあるかもしれません。地味なテストも、地道な資料作りも、全部自分で手を動かさないといけません。やったことがないことも、自分で調べて仮説を立てながらチャレンジしていく必要があります)
・事業者、料理人の事情や気持ちに寄り添える方(食事制限がある人の当事者意識はとても大事ですが、残念ながら”アレルギーがある人増えて面倒くさいな”と感じる事業者さんは一部必ず存在し、そのような状況でいろんな感情をぐっとこらえて「お気持ち、確かに分かります」とまず共感することができるか…CAN EATはBtoBサービスなので、これがストレスになる方はちょっと厳しいです)

エピソード 弊社の急成長社員「Kくん」の話


実は大変ありがたいことに、CAN EATには月に1回「CAN EATで働けませんか」というお声をいただくことがあります。
Kくんはその一人で、26歳ぐらいのときだったと思いますが、CAN EATの問い合わせフォームから連絡をくれました。
「自分もアレルギーがあって、同じ課題がある人を助けたい。働いてその価値を世の中に還元したいです」と語る彼は、熱くて長い文章を書く子ですが、実際に会ってみると全然暑苦しくなく、どちらかというとサラっとした雰囲気の青年という印象です。本人は新卒で就職することなくワーキングホリデーを利用して海外で働き、戻ってきて自力で上場企業の就職先を勝ち取ったとのこと。このバイタリティすごいなぁと感心していましたが、逆にスキルはほとんどなく、ITの用語も知らなければExcelの関数も使えない状態でした。
う~ん、大丈夫かな?と思いながら、ちょうど困っていたシステム検証に関してひとまず業務委託契約からスタートしてもらいました。
システム検証は地味ながらとても大切な仕事で、CAN EATでアレルギー事故を起こさないようにするために最も重要なポジションの一つです。
まずログインの仕方や検証の意味や記録の仕方について手取り足取り…でしたが、元が丁寧で素直な性格なせいか、私のほうで指示した作業を100%こなすだけでなく、「こういうところも検証したほうがいいかと思いまして」と彼独自の視点から検証をしてくれることで防げたバグもありました。
その機転はどこから発想するの?と、一緒にランチをしながら聞いてみたところ、彼は笑ってこう言うのです。
「与えられた仕事をそのまま100%こなすのって、ちょっとつまらないなと思って…いつも自分なりに何か+αできたらと思っています。」

今やそんな初期のスキルが0だった彼は、検証で培ったシステムの仕様隅々まで把握する能力(正直これは私より高くなってきている…)を活かして、CAN EATのカスタマーサクセスを担って、日々お客様の満足度向上と離脱防止に努めてくれています。また、お客様の満足度向上につながるご意見を直接伺う立場であることから、新しい機能の提案やそれに伴うUIUX設計を独学かつハイクオリティでできるようになり、今やfigmaの操作で彼の右に出る者はいません。去年からその実績を評価して正式に社員としてジョインし、CAN EATの拡大に貢献してくれています。またCAN EATは業務委託メンバーが多いのですが、そのメンバー一人ひとりから「Kくんはすごいよ」と評価され、「彼をぜひ正社員に」と応援もされていました。

このように、ひとつの仕事を素直に真摯にこなすことで自分のスキルやキャリアを大きく広げたKくんの事例は、今後一緒に仕事をしていただく方と「CAN EATで一緒に働きたい人の像」を具体的にイメージしていただけるのではないかなと思ってご紹介させていただきました。
※なおKくんは全然SNSをやっていないようなので、このようにnoteでべた褒めされていることを知りません笑

かのマイケル・ジョーダンのように、「実力がある人が一番努力する環境がいいチームをつくる」という法則があるそうです。CAN EATもぜひそのように盤石な組織でありたいので、実力があるかどうかは別として私も彼と競いながら一番努力していきたいなと思っています。

おわりに


さてここまで熱くCAN EATを語りました。創業してから初めてかもしれません。成長中で、メンバー全員が熱意をもって前向きに理想の食のパーソナライゼーションに向かって突き進む組織を目指しております。
是非「CAN EATで働いてみたい」と思う方は、副業ポジションも正社員ポジションも柔軟にお話できたらと思っておりますので、ご連絡いただければ幸いです!

CAN EATのホームページ
代表田ヶ原のtwitter 


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