絵のモチーフサイズ大とサイズ小にはかなりのメリハリをつけろ。
今回も前回に引き続き、絵が魅力的にみえるモチーフのサイズ感についてお話します。
絵全体のイケてなさを打破したい、一目置かれる絵を描きたい人必見です!
今回は大はびっくりするほどデカく、小はびっくりするほど小さく描くくらいでいい。
というお話をします。
前回のおさらい。
絵の中のモチーフは大中小にわけ
大→背景、建物/1個
中→人物など主題/3個
小→小物/8個以上
にするとメリハリのついた魅力的な絵に仕上がる。
というお話をしました。
ここで疑問があがってくるのが、「大中小っつーのは絵に対してどれぐらいの大きさやねん」
だと思います。
答えとしては、絵全体が10だとすると、
大9:中4:小1
くらいの割合がいいです。
大は絵全体を埋めるまたははみ出るくらい大きくていいです。
中も自分が思ってるより大きくするほうがいいです。
小はとにかくちっちゃく。絵に対して0.5の割合にするイメージ。
これは絵以外でもいろんな分野でいえます。私が一流といわれるものの広告などを何個も見てきて得た知見です。
例えば世界的ハイブランドであるイヴ・サンローランの広告。
大→後ろのサボテン
中→ナイトセラム
小→花、ナイトセラムの文字
になっています。
モチーフ大は画面を覆い尽くす大きさです。(これはサボテンなのか)
モチーフ小はサボテンに比べると結構小さいです。
こちらも世界的に人気な韓国のアイドルTWICEのPV。
このなかのワンカットを見てみましょう。
大→舞台の幕
中→ミナ
小→照明、車、3人の男性、ミナのイヤリング
こちらも大は画面全体と同じ大きさ。
小はちっちゃく、「アクセント」と呼ぶのにぴったりな感じ。
これらを見てわかるようにすごいビジュアルデザインは、モチーフの大きさに思った以上のメリハリが効いています!大と小にかなりサイズの差があります。
これを絵で応用してみると皆さんの絵も見違えるように美しくなります。
まとめ
佐久間友里奈HP
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