ヒーローになれるのか
5/29。こんばんは、CANDY MANです。
もうすぐ6月。じめっとした季節がやってきますな。天気予報では晴れだったのに雨降ったり、雨という予報なのに曇りで済んでたり。
最近、ネットで戦隊ヒーローが見られることを知った。もちろん有料だがわざわざ買ったり借りるより安い。
こう見えて小さい頃は人並みにヒーローに憧れを抱き、そうなれるよう夢を見たものだ。
今見ても「おお、カッコいいな」と思えるシーンがあり、今も変わらずヒーローへの羨望があるのだと気がつく。ただ、純粋に憧れしか抱いていなかったときと比べ、一部懐疑的というか、「ヒーローとは何だろうか」と考えてしまった。私はヒーローになれるのか。
ということで今日のテーマは「ヒーローになれるのか」です。
そもそもヒーローとは、と言い出すとウィキペディアを使う、大学生の卒業できなそうな論文に似てくるが、定義しないことには始まらないので。
ヒーローとは、英雄のことと、神話や物語などの主人公のこと。ヒーローの多くは、普通の人を超える力・知識・技術を持ち、それらを用いて一般社会にとって有益とされる行為、いわゆる救世主としての行為を行う。 Wikipediaより
なるほど。卓越した叡智や技力を持ち合わせ、かつ社会に役立つことをしなければならないのだ。
上記の条件を踏まえると、相当難しいというか、誰にでもなれるものではない。
それがヒーローだ。世のちびっ子たちはどの時代にもこのヒーローに憧れてきたのだ。しかし本当にヒーローは誰にでもなれるものではないだろうか。
否、誰もがヒーローになりうるだろう。
ヒーローは卓越した力を持って怪獣を倒す。力を得て、の方が正しいか。
でも現代には怪獣はいない。平和な世界だ。しかし、怪獣に襲われた時のような絶望感を味わうことはあるだろう。どうにかしたくても、どうにも出来ない、そんな気持ち。
そんな時に、ヒーローがいてほしい。でもそのヒーローは力を持っている必要はない。何万キロもある岩を動かしたり、巨大化したり、空を飛べる必要はない。
たった一言で救われることがある。ちょっとした行動で絶望から救い出すことが出来る。
今のヒーローに必要なものは、そんな人たちを救える優しさだろう。優しくあるためには強くある必要もあるけどね。
皆のヒーローになれなくても、たった一人、あなたのためのヒーローになれたら、と思う。
あなたのヒーローは、誰でしょう?
以上。
今日の一曲 Mr.Children「HERO」
必要なことは、つまずいたり転んだりした時にそっと手を差し伸べられる優しさ。
正直、以前はいい曲と思っていたけどあまり好きになれていなかった。何故だろう。
最近になってやっと好きになれた。年を取ったからなのか、言っている意味を理解出来たからか。