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チバユウスケを必修科目にせよ。

8/24。ギタリストのCANDYMANです。
先日音楽関係の仕事をする方とお話する機会があった。そっち系の学校を卒業されたかなりお若い方だ。
お会いする前にミッシェル・ガン・エレファントを聴いていたのもあって、「そういえばバースデーの新曲聴きました?あれ目茶苦茶PV良くて〜」という話をしたら「ちょっと分からないですね」という返答だった。そっか、新曲は聴いてないか〜と思ってたら「THE Birthdayって誰ですか?」と。「あのチバユウスケがボーカルのバンドですよ」と説明したところ、「チバユウスケ、ちょっと分からないですね」。

「最近の若者は〜」とかそんな使い古されたワードで責めるつもりはない。ただ、チバユウスケは知っとこうよ!音楽系の専門学校を出てるんだからさ。そんなあなたに、チバユウスケの魅力が分かる曲を教えたい。

ということで今日のテーマは「チバユウスケを必修科目にせよ。」です。

これを読んでいる人は改めてチバユウスケがどこの誰かなんて説明しなくても分かるだろう。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTやROSSO、The Birthdayなどのフロントマンだ。幾多のアーティストに影響を与えてきた。

全く知らないというあなたに、これだけは聴いてほしい曲を列挙する。

①世界の終わり

SEKAI NO OWARIが現れるまで、世界の終わりと言えばこれだった。ミッシェルの代表曲中の代表曲。この一曲だけでも必修にしてくれ。ここにチバユウスケの魅力が詰まっていると言っても過言ではない。世界の終わりを「パンを焼きながら待ち焦がれている」なんて一生思いつかない。
個人的には解散ライブを映像を是非見てほしい。ミッシェルのカッコよさが、ロックバンドのかっこよさがそこにはある。

②誰かが

PUFFYに提供した曲。後にThe Birthdayでセルフカバー。
ミッシェルやROSSOのチバユウスケを一聴すると攻撃的でそれがカッコ良いんだけど(勿論優しさも感じるけど)、この曲はとことん優しくてカッコ良い。彼がもつ優しさを存分に味わえる名曲。ロックバンドは優しくてナンボ。

③カナリヤ鳴く空

東京スカパラダイスオーケストラの曲で、ゲストボーカルとしての出演。本人ではなく他の人が作った歌だからか、もしくは普段とは違う、スカバンドという形態だからか、より歌声のカッコよさが際立つ気がする。

ここで止めておこう。本当はROSSOを沢山入れたいんだけど、公式に上がってるものがないし、ミッシェルのフジロックの映像も非公式なので、是非見てとは言えないのでご自身で探してみてください。必修の授業は終わりで、ここからは選択科目です。

おまけ
ロックバンドを学校の必修科目にするという矛盾。別に若い人に「音楽聴けよ」と言うつもりではない。寧ろ俺より新しい曲知ってるはずだし。知らないことを恥に思うより、今から出会えることに喜びを感じてほしい。今からチバユウスケの衝撃を味わえるなんて本当に羨ましい。でも、その衝撃を生で味わえないのは残念だ。ああ無情。

以上。

今日の一曲 The Birthday「サイダー」


この曲が生で聴けないことが、何より悔しい。



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