シュークリームが食べたいわけではない
4/2。どうも。CANDY MANです。
4月。春。目が痒すぎて困るね。
この時期になると思い出すことがある。
はるか昔の春頃、親しくしていた人に「美味しいシュークリームが食べたい」というメッセージをもらった。
それを見て俺は「よしきた」と美味しいと評判のお店でシュークリームを買っていき、その人の元へと向かった。きっと喜ぶだろうな、と。
そして「はいこれ」と渡したらどうだ。
一瞬驚く顔を見せた後、むすっとした顔で一言。
「なにも分かってない」
と。
そこで頭をフル回転。偽りキャンペーン。心のうちに描いたヴィジョンとは異なるリアル。
本当ならニコニコとした姿を見られると思っていたはずだったのに、なぜ。
「シュークリームを食べたいから買ってきてほしい」というわけではないようだ。
つまりは「本来伝えたかったこと」=「物事の本質」というものを理解していなかったわけだ。
ということで今日のテーマは「シュークリームが食べたいわけではない」です。
物事は表面だけで理解した気になってはいけない。その裏側に真実がある。
本質とは目に見えないものだ。隠れたがるものだしね。
「隠れた本当の意味」=「本質」を見抜くためにはどうすれば良いのだろうか。
①「なぜ?」と考える
物事には必ず原因がある。そこを突き止めるためには「なぜ?」と考える必要がある。
なぜ「美味しいシュークリームが食べたい」と言ったのか。
・テレビで美味しいシュークリーム特集を見たから
・SNSに美味しいシュークリームを食べている人の写真を見かけたから
・昔の写真を振り返っていたら、シュークリームを食べている写真を見かけて食べたくなったから
etc....
だめだ、思い浮かばない。次。
②「相手の立場に立って考える」
自分のフィールドに立っていると見えてこないことがある。人間関係ならなおさら。
「そういえばあの人、ダイエットしてるって言ってたな」
おかしい。自分がダイエット中ならシュークリームを食べたいと言わないはず。
ということはシュークリームを食べたいわけではない。。?
難解だ。
そして「仕事も忙しくて暇がない」と言ってたことを思い出す。
分からない。
最後の手段。
③「コミュニケーションを取る」
自分で考えることも大事だけど、結局コミュニケーションを取って理解することが大切。
買ってきたシュークリームを一緒に食べながら問う。
「シュークリーム、いらなかった?」
「ありがとう、でもそこじゃないんだ」
「一緒に出かけたかった。シュークリームじゃなくても良かった。」
盲点だった。忙しくて顔を合わす暇もなかった。
上辺だけを理解し、間違った行動を取ってしまった。これには深く反省。
「どうしてシュークリーム食べたいんだろうか」と考え、「買ってくる?それともどこか食べに出かけようか?」とコミュニケーションを取るべきだった。
物事の本質を理解することは難しい。今でも出来ているとは思えない。この考え方があってるかも分からない。
Trial &Error。
常に自省。
そして最後は笑顔で次の日曜日の予定を決めたのだった。
これが本当のような、嘘の話。
エイプリルフール。
ただ夜にシュークリームを食べながらふと思いついただけです。
以上。
今日の一曲 PORNO GRAFFITTI 「LiAR」
嘘つき。