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昨日とは違う道を歩く

7/23。CANDY MANです。

暑さもまた戻ってきまして。夏も本気を出してきたが、外には出づらく。家にこもってギターを弾くなど。曲を作っています。

スタジオに入って皆であーでもないこーでもないとやっていると、一つ「盛り上げ場所を作ろうか」というアイディアが。

その盛り上げ場は、新しいサビやギターソロだったり楽器隊のキメの部分だったり様々。それを一つ入れるだけで曲が大きく変わるから、面白い。

次の日の夕刻、用事を思い出し電車に乗ったとき、大学生と思われる人たちが「◯▲%盛り上がらんねぇ、マジ人生つまらん」と話していたのが聞こえてきた。面白くなってきましたね。

ということで今日のテーマは「昨日とは違う道を歩く」です。

話は遡って先週のある夕刻。最寄駅から自宅へ向かうときに、普段使わない道を選んでみた。5分くらい余計にかかってしまうが夕日が綺麗だったのと、聴いていた音楽にテンションが上がり「何かあるかも」と思い、別の道を歩いてみた。

少し歩いてみると、遠くの方に個人でやっている雰囲気たっぷりの古本屋、遠くからでも手を伸ばしたくなるようなパン屋とエンカウント。こんなところに自分が知らない店が出来ていたのか、と思わず音楽を止めて店に入ってみた。

普段は読まないであろう昔の美術や哲学の本。気取って知った顔して手に取ってみる。内容はあまりわからないがちょっと頭が良くなった気分。

隣のパン屋も覗いてみる。キラキラに光ったあんパンがこちらをずっと見つめてきている。持ち帰って欲しいと。しょうがない、と言い聞かせレジに向かう。

新刊を待ちきれない子供のように、袋に詰まったパンを覗き、悩んだ末に我慢できず一口。うん、うまい。これはまた通いたい。

一人でテンションが上がってしまった。今日イチの上がり具合。

普段歩かない道を歩こうと思って歩いた結果、良いものに出会えテンションを上げられた。

結局自分の人生を盛り上げられるのは自分自身なのだと改めて気がついた。

いつも出来ているわけではないし、賢人ぶって「いつもと違う道を歩いてみなさい」と言うつもりもない。疲れていたり、嫌な気持ちになるときはそんなこと出来る余裕もない。

ただ、ちょっとしたことで気持ちが上にアガるんだよな〜とその大学生たちの話を聞いて思い出した。

とか思ってたら、その大学生のうちの一人が「おい、今度の飲み会〇〇ちゃん来るって!」と突然騒ぎ出し、さっきまで「人生つまんねー」と言ってた彼も「マジ!俺の人生始まったわ!」とニコニコ顔になってたのでなによりです。


以上。

今日の一曲 KLEPTO「VIVA LA MY LIFE」

never young beachのようでもあり、ボーカルの力強さも垣間見れて好きです。




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