当然に感謝する
7/30。CANDY MANです。
7月も終わり。まだ夏っぽいことが出来てない。
さて、先日発表があったが、9/2リリースのシングル、ヒプノシスマイク オオサカ・ディビジョン“どついたれ本舗”の天谷奴 零さんへ楽曲提供することが決定。
曲はすでに出来上がってます。かなり格好良い曲に仕上がってるのでお楽しみに。詳しい話はいつか出来れば。
朝起きて、いつも通りPCを立ち上げる。その間に今日やらなければいけないことを考える。パスワードを入れて音楽ソフトを開く。繋いでいるギターをじゃらんと鳴らしてみる。
音がでない。
これが長い戦いになるとは、このとき知る由もなかったのだ。
ということで今日のテーマは「当然に感謝する」です。
たまにこういう「音が出ない」だの「変なノイズが出る」「弾いた瞬間とPCから出る音にラグが出る」という現象は起きる。そういうときは一旦電源を切るということが太古から伝わる対処法なのだ。
ということで一旦PCを落としてやり直す。
...。ダメみたいですね。
困ったなぁ、もうこのまま寝てやろうかと思いつつ、何度かつけたり消したりを繰り返す。
ダメだ、音が出ない。
走馬灯のように出てくる思い出たち。
ここで生まれた名曲たちがたくさんある。涙がちょちょぎれる。
ふと、バンドマンが全員大好きなマンガ「BECK」のあるシーンを思い出した。
主人公のバンドが海外の有名な野外フェスに出演した時、ボーカルの声がマイクから出ないトラブルが発生。マイクを変えても出ない。時間も押しているのでしょうがなくスタート。
気張っても声はなかなか届かず、焦る。海外のPAも「こっちはちゃんとやってるけどね」という態度。それに怒った海外レーベルの社長が「お前が行って調べろ」と一蹴。
PAがマイクの刺さっている機械を見て、つぶやく名言。
「もしかして刺さっているように見えて、ちゃんと刺さってないのでは」
その瞬間、マイクから声が出て、夕陽に照らされてすごく映えてかっこいい、という流れ。
もしかして刺さっているように見えて、ささってないのか...?
カチッ
ジャラーン
出ました。これぞBECK現象。
当たり前に音が出ていたことに、何も気にしていなかった。感謝していなかった。
例えば足を怪我したときに、自由に歩ける大切さを知る。
声が枯れて出なくなったときに、言葉を伝えられる大切さを知る。
「君がいなくなって初めて当たり前にいることの大切さを知る」という歌詞などもう聞き飽きて逆に「新しいなぁ」と思ってしまうかもしれない。思わんけど。
愚かなものだ。
今目の前で何かしてくれば、「ありがとう」と感謝できる。常日頃ずっとある、もしくは目の前にあるものや人にはもちろん感謝しているが、それが伝えられているのか、難しい。
調べてみても、結局スピリチュアルな話になって「ネット相談は1H 2500円から」という流れになる。高い。
思っているだけじゃ伝わらないし、かといっていつも動いているPCにむかって、つける前に「いつもありがとうな」と声をかけるのも、出来なくはないけど、、。
ならばこちらもPCから感謝されるように行動すべきか。そういえばずっと右上にアップデートがあるって教えてくれてるけど、いつも無視しているな、更新してあげようか。感謝の受け渡し。
誰か教えてくださいな。
以上
今日の一曲 10-FEET 「蜃気楼」
優しい歌が好き。