社会の歯車になりたい
2/12。こんにちは、INNOSENT in FORMAL CANDY MANです。
いよいよ、明日に開催が迫ってきました、ニューアルバム「INNOSENT3」リリースイベント。
RAUDEFさん、NagieLane、PESさん、quon6、THE PINBALLSの中屋智裕さんという超豪華イベント。
まだ、間に合います。最高の夜になるはず。お待ちしてます。
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2136037&rlsCd=001
最近Youtubeで動画を見ていたときに、コメント欄にこんな言葉が書かれていた。
「社会の歯車にはなりたくない」
と。
よく言われるこの言葉だが、俺はこれに関して反旗を翻したい。
本当になりたくない?俺はなりたい。
ということで今日のテーマは「社会の歯車になりたい」です。
「社会の歯車」と聞いて、どう思うだろう。
恐らくは「社畜」「敷かれたレールにただ乗るだけ」などマイナスのイメージだろう。
個性を潰し、人と同じことをすることが「正義」で、ちょっとでもはみ出すと「異常」で「排除すべきもの」だと思われがち。
だから、そんな社会に飲まれて個性を殺し「歯車」として生きるくらいならはみ出してやる、そんなところだろう。
これは大きな間違いであると思う。
俺はむしろ「社会の歯車」になりたい。
映画の世界にいた頃から、プラモデルを作るのが好きだ。ちょっとずつ組み立てていく手間の一つ一つが、面白い。
ある時。モーター式のプラモデルを作ろうと思い箱からパーツを取り出して、完成図を想像してみる。
その中に、小指サイズの歯車を見つけた。これはどこにつけるのだろうか、手にとってよく見て、想像する。よくわからないので箱に戻しておく。
組み立て終了、さて電池も入れてスイッチを入れれば動き出す、はずだった。
動かない。
困った。説明書通りに作ったし、問題はないはず。
もう一度説明書を丁寧に読み直す。するとどうだ、先程手に取った小指サイズの歯車をはめ込むのを忘れてた。
箱に手を入れて歯車を探す。見当たらない。
気持ちは、さながら千年パズルを完成まであと少しで、1パーツ見当たらない武藤遊戯のようだ。
結局、足元に落ちていて事なきを得て、完成した後もう一人の僕が現れたのはまた別の話だが。こんなに小さな歯車一つ足りないだけで動かないのか、と驚いた。
これはプラモデルという小さいものだが、社会ではどうだ。
巨大で、誰にとっても必要不可欠な場所の歯車になる、つまりは自分がいなければ社会が回らなくなる。これはすごい。
沢山の歯車から、社会というものが動いている。歯車の集まりというわけだ。ならば、できるだけ大きくて代わりがない、歪な形の歯車になりたい、そう思う。
とは言ったけど、全然小さくても、代わりがいるとしか思えなくても、それでも良い。その一つ一つが社会にとっては必要な歯車だ。一つでも欠けていたら動かない。
だから、俺は社会の歯車になりたい。
以上
今日の1曲 Mr.Children 「くるみ」
歯車が大きくて変えのきかない形である方がいいと言ったけど、よく考えると大きければ大きいほど負担が大きいだろうね。
歯車の話とは逸れるけど、どこかで掛け違えたボタンって、普通だったらマイナスイメージだし、すれ違いの恋愛話によく使われる表現。
でもその掛け違えて余ったボタンに、他の誰かが同じようにして余らせてしまったボタンホールに出会うことで、掛け違えたことにも実は意味があった、と思えるというこの歌詞は世紀の大発見。
桜井さんはすごいね。