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忘れ方

9/3。CANDY MANです。

夏が終わってしまいまして。
いや実際はまだ夏らしい気温だし、蝉も鳴いているけど。
言葉的にいうと、9月より8月の方が夏。例え気温が8月の方が低くても。

ちょっとでもアツいことがある、ということを覚えていたい。

9/11、アツい人たちでやりますのでライブハウスでアツくなりましょう。

先程大阪は服部緑地でのライブが終わりまして。野外のライブは本当に久しぶりだけど暑かったしアツかった。お越しくださった方々、ありがとうございました。

こういう日はなるべく覚えておきたい。でも脳の容量にも限界があって、楽しいことだけでなくすぐ忘れてしまいたいような嫌なこともあって、どんどん上書きされてしまう。1つ50GBあるような生データより、もっと小さく200MBzipにでもして鍵つけて保存できればいいのに。忘れたい嫌なことは沢山あって、そっちのほうが鮮明に覚えてたりするから厄介。せめて楽しいことの方をより多く保存するために、容量を空けられないかなーと。

ということで今日のテーマは「忘れ方」です。

重たくなりそうな雰囲気になりそうだけど、そんな固くならずにラフに。

こういう気持ちになった理由は、最近日本の慣習に関する話を聞いたところから始まる。

その慣習とは、「人が亡くなったときに本人が使っていた茶碗を割る」というものだ。

故人が大切にしていたものは出来るだけ残しておいてあげたい、と思う私。割るなんて、勿体無い。

ここで割る理由は「亡くなった人がこっちに戻ってこないようにするため」とのことだ。お茶碗があると故人の魂が現実世界でもご飯が食べられると思って留まってしまうので、もうこっちの世界ではご飯は食べられませんよ、だから向こうの世界へ行ってくださいということ。

真偽の程は現時点では確かめられないのでどちらとも言えないが、故人側よりむしろ生きていく側の区切り方なのだろうと思う。

納得できそうな理由をつけて思いを断ち切る。先人の知恵というものにいつも驚かされる。

ただ完全に忘れるのも寂しいし、たまには思い出そうというイベントがお盆、みたいな感じだろうか。

こうやって記憶に入れる分を少しにして、でも完全に無くさないようにたまに引っ張り出してみる。

今日みたいな野外イベント、また出たいなー。


以上。

今日の一曲 INNOSENT in FORMAL 「fragrance」

今日のライブを思い出すスイッチになる。






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