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幽☆遊☆白書の魔界の扉と天元突破のアンチスパイラル

どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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それでは本編へGO



仙水忍の最期

今日もまたしっかりとnoteを仕上げる時間がないので、頭の中にあるものを無理矢理ネタ化してお届けします。

今、頭の中にあるのは幽☆遊☆白書の敵役、仙水忍の最期です。

というか、このシーンはしょっちゅう僕の脳内で再生されます。
漫画界屈指の名シーンの一つ。

そもそも仙水忍は人間を悪い妖怪から守る!という役目を持っていました。
人間は良いヤツで妖怪が悪いヤツだと思ってたんですね。

でも違ってた。

皆さんも戦争がどちらかが悪でどちらかが正義ではないことはもうご存知だと思います。わかってない大人がいたら結構ヤバいんで勉強してください。ネットで調べるだけでわかります。

自分が守ろうとしてたモノの方が仙水にはクズに見えた。

だから人を滅ぼして魔界に行きたかった。

「魔界に来てみたかったんだ、、
本当に、、ただそれだけだったんだよ、、」

「次こそ、、魔族に産まれますように、、」

沁み泣ける!!

全日本陰キャの心に染み渡る仙水忍の生い立ちと成り立ちと最期。

そしてそれをさらに彩るのは妖怪でありながら仙水に最も近い位置にいた樹(いつき)

「俺たちはもう飽きたんだ。
お前らはまた別の敵を見つけ
戦い続けるがいい」

という思想としては勝ち逃げのようなセリフで仙水の亡骸とともに撤退する。

人の一生がこんな感じだよなぁって僕は思う。
でも誰も戦わなくなったら社会は衰退する。だから適度な欲望を設置してそれに向かい続けられるようにプログラミングする。

衣食住と少しの娯楽があれば人間はもう生きていける。愛も夢も必要ない。

だけどそれじゃ困る。
種の保存を愛とし、承認と称賛を夢とした。それに飽きてしまったら終わりだ。

後はただただ生きるしかない。

虚無の世界へようこそ。

虚無を描く作品に共感を覚え
愛や夢を追う人を羨ましく微笑ましく
思う。


アンチスパイラル

幽☆遊☆白書の仙水忍と同じように「人」の在り方に疑問を持ち「人」を否定した存在に最近スーパーロボット大戦で戦ったアンチスパイラルがいる。

スーパーロボット大戦そのものが、数多くのロボットアニメを集めた作品で、「人」を否定するようなキャラクターは山ほどいるのですが(笑)

このアンチスパイラルは天元突破グレンラガンのラスボス的な概念。

要約すると「人(螺旋族)の欲望は際限がなく、もっと高みにもっと天へ、、上り詰めようとする。それこそが宇宙にとっては不幸の源なのでオメェらみたいなのは滅ぼすよー!」っていうあるあるなやつです。

こういう作品には作者や作者の見える世界の思想が詰まっててめちゃくちゃ面白い。

僕は悪役にやっぱり共感が大きい。

進化する事が果たして良い事なのだろうか?
「良きものが良きものとは限らず悪きものが悪きものとは限らない」という一つの信念を僕も持ってます。

このアンチスパイラルの在り方も、仙水忍たちの「おまえらはまた別の敵を見つけ戦い続けるがいい」に少し近い虚無感を感じます。

ずーっと死ぬまで「何か」と戦い続けないといけない。そのビジョンが見えると同時に気持ちが萎えてしまう。

僕にできる事は、託すことのみ。
戦うのは勘弁してほしいかなと今は思ってます。

まぁ、気ノリしてたまたままだ元気なら、、戦う事もあるかもしれません。


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