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ロック✖️アート🟰?

毎週水曜日は、、WEEKLY Himejien!! アートやインバウンド、姫路縁プロジェクトについてnoteをしたためていこうと思います。

Himejienの情報やアートの所感、感想などもありますがあくまで個人的なものです。公式の見解などは各種公式SNSなどにアクセスしてください。


アートの息吹

昨日はどこに需要があるかわからない「僕と清春」というnoteを書いたのですが、その流れで「アートと清春」「アートとヴィジュアル系」というノリで、姫路縁の何の宣伝にもならないnoteを姫路縁の事を書く水曜日にやっていきます。

いや、アートやから!

アートの話やから!

しつこいですが、どうせこんなnoteをクソ真面目に読む人はほぼいないので何度も同じ事を書きます。

アートとは?

「表現を通じて美的または感情的な価値を持つもの」

これ、なかなかシンプルで的を得た説明じゃないですか?

絵画、彫刻、写真、詩、小説、脚本、映画、音楽、演劇、、、etc

これらから「美的な価値」というのは若干アートではなくデザイン性も重要視される気がします。
優れた図形や配色、音楽なら王道の気持ちの良いコード進行やリズムがあります。

この美的な価値が全くないのはそれはそれで難しいというか、、まぁ美的な価値というのも人それぞれと言えばそれで終わってしまうのですが、、最近で言うと9億円で落札されたガムテープで貼られたバナナ🍌に対して多くの人は「美的な価値」は感じないと思います。

ピカソの一見落書きのような作品も見慣れてない人からすると美的な価値は感じられにくく、ピカソの初期の作品は誰が見ても美的な価値を感じやすい作品が多いです。

これピカソだよ。
わかりやすく美的価値がありますよね。

もう一つ「感情的な価値」
どちらかというとアートって美的な価値もわかる人にはわかりつつ(このわかりやすさは作品による)感情的な価値に重きをおいてるものが多いのではないかなと。(特に現代アート)

他にも「文化的な価値」が加味されたりするものもありますね。

僕は最近までアートが苦手でした。

言葉を雑に言うと「だから何?」みたいな。でも姫路縁を通じていろんなアートやアーティストの作品を見たり話を聞いたりすることで、アートの解像度があがり、むしろ「俺、、アート好きなんじゃね?」と思うようになったんですよね。

まぁそれでも美術館巡りを普段からしようとか、そんな前のめりな感じではないんですが、アートという概念がかなり自分の生き方や在り方に近いものがあるなと思ってる感じです。


ロック✖️アート🟰ヴィジュアル系

最近、改めて黒夢の初期作品、特にヴィジュアル系要素が強いとされていた頃の作品を聴いててピキィーンときたんです。

ヴィジュアル系って、、アートなんや。と。もちろんそうでない音楽もアートはアートなんですが(アーティストって言うしね)よりアート味が強いジャンルがヴィジュアル系だなと。

ヴィジュアル系の特徴の一つに、実験的な曲、感情的な曲、ポップやロックの王道ではない曲、不協和音があります。

黒夢の曲でいくつか例を挙げますね。
ヴィジュアル系がアートである裏付けがわかりやすく表現されてるので時間があれば聴いて欲しいんですが。

淡々とした一定のリズム
声色を使い分けての不気味さの表現

あらわにされた 立場の違いのねじ伏せ
運命通り 変えられぬ 貴方は寒い

歌詞

そして本人でないと意味がよくわからない歌詞。いろんなシチュエーションに当てはめられるような確かになんらかについて歌われてるんだろうなという事しかわかりません。

アートっぽくないですか?
逆に誰が聴いてもわかる歌詞ってのはデザイン的なのかなと。

この曲はタイトルがもうアートです
「寡黙をくれた君と苦悩に満ちた僕」
わかりそうでよくわからんラインが絶妙です。

そして楽曲もロックでもポップでもないフォークっぽさを感じる曲調で、ヴィジュアル系の特徴なんですが楽曲の振り幅が広いってのがあります。そのバンドにとってええ感じやったら何でもやる!みたいな。

ヴィジュアル系バンドがポップスのような王道の曲をやることはあっても、ポップスのバンドがヴィジュアル系のような曲をやるということはほぼありません。

実は狭い括りのジャンルに見えて楽曲においてのタブーがない。
なので大御所バンドのアルバムはどれも作風がめちゃくちゃ広い。飽きない。

黒夢なんかはアルバムごとに表面的な色はガラッと変わるので、型に縛られない、それでいて清春という芯はある。
この姿勢も固定概念を壊し続けるアート性が非常に強いところだなと思います。

こちら「白と黒」エモーショナルなサウンドに、清春の語りのような文字が羅列し紡がれていくこれまた非常に特徴的な楽曲です。

動画は清春ソロなんですが、もともと黒夢のメジャーサードアルバムに収録されている曲のセルフカバーですね。

サビでいきなり強烈にメロディが強調される清春にしか表現できない作品となってますのでお時間あれば是非聴いてみてください。アートです。

最後はこちらも何度も紹介してるんですが歌詞はないがメロディはある。
清春の発声をそのまま作品にした楽曲「H.L.M is original」という曲です。

歌声は歌詞ではないので意味はありません。

初期の放送禁止用語を連発する激しい曲も、なんかしらのなんかしらを訴えかけるような攻撃的なアートとも受け取れます。

ディルアングレイというバンドがミュージックステーションというお茶の間にも浸透した音楽番組で過激な演出の「残」を演奏してクレームが殺到した事案なんかもなんだかアートですよね。

実際、姫路縁に来るインバウンドの方も日本のヴィジュアル系が好き!という人がかなり居られるようです。

ヴィジュアル系はジャパニーズカルチャー!

何を伝えたいか✖️何を感じるか

アートにも色んなジャンルがあるので一概には言えないんだけど、「アート」はそもそも好きだったんだな、、と昨日ようやく完全に納得しました。

アートと言うわかりそうでよくわからないものはヴィジュアル系というわかりそうでよくわからないものと酷似していたし、ヴィジュアル系と言われる人たちの活動や作品はすべからくアートでしかなかった。

やりたいことをやる。
伝えたい事を伝える。
どう伝わったかなんて関係ないし
どう受け止められようと関係ない
結果的になんかええやん!
って発信する側も受信する側も思ってたらそれでオッケー👌

伝えたいことがあって、それを自分の引き出しを色々使って思いっきり表現すればそれは少なからずアート性がある。

そんなわけのわからんもんの感じ方に正解があるわけもなく、なんかええやん!!って思った事を都合良く解釈でもして楽しめれば良い。

いまだにほとんどの曲、意味わからんもんw

意味なんてどうでもいい。

だが確かに何かそこにある。

その「何か」に魅せられてる

是非是非、姫路縁プロジェクトにおいてアートも感じていただければなと思います。商品や店舗はデザイン性も高く、総合的に楽しめますぜ(^^)


姫路縁本店

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(兵庫県姫路市本町68 タイメイクビル 1F)

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