「LUNA SEA DUAL ARENA TOUR 2023 -END OF DUAL-」12/30レポ
どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
僕へのアクセスや活動まとめはこちら
(やる気のないレンタル業はじめました)
それでは本編へGO
LUNA SEAのライブに来た経緯
LUNA SEAは僕のフェイバリットバンドである。
(全曲レビューとかしてます!)
正確には再録のMOTHERとSTYLEで1番になった。
それまでは他に2つ甲乙付け難いバンドと三つ巴で、その日の気分で1番が変わる感じだった。
それぐらい僕の中で再録のMOTHERとSTYLEは破壊力があった。
時を同じくして、その再録アルバムで全国ツアーを回っていたLUNA SEA。
そのファイナルとなる大阪城ホール。
僕はそれほどまでに好きなアーティストでありながらライブには行った事がなかった。ライブに行く!という習慣がなかったし、音源の再現なら音源を聴いていれば良いし、音源に満たないクオリティならなおさらライブに行く必要はない。
ライブならではの楽しさ、面白さは否定しないけど、そういうノリ的なものだけなら友人知人のイベントで充分だと思っている。
ただLUNA SEAはライブ作品を見聴きするに確実に音源超えを果たしているバンドでLUNA SEAのライブは行く価値があるなぁと感じていた。
とはいえ、そもそもライブに行く!というノリが薄い僕は未体験でいたのだ。
そんな中、友達、、というには気の引ける先輩から、この12月30日のLUNA SEAのライブへのお誘いがあったのだ。
僕は二つ返事でオッケーした。
自分からのアクションが薄い分、他者からのお誘いにはできるだけ前のめりに乗っかると決めている。それがLUNA SEAのライブならなおさらだ。
そしてその最中にリリースされた圧倒的破壊力の再録音源。
僕は気がつくと翌日の12月31日年越しファイナルライブのチケットも購入していた。
そんなLUNA SEAのライブレポをガッツリと書きたい。
LUNATIC OSAKA!?
12月30日のセトリはこちら
これを見て、ガチンコのLUNA SEAファンはすぐにピンと来たのではないだろうか?
そう!昨日はあの伝説の東京ドームライブ、1995年12月23日「LUNATIC TOKYO」のほぼ再現のようなセットリストだったのだ!!
ビデオテープが擦り切れるほど見たLUNATIC TOKYOが目の前で繰り広げられている、、いいようのない興奮に包まれた。
ちなみにLUNATIC TOKYOのセットリストはこちら。
違う点は
LUV U
DESIRE
が翌日31日のSTYLE dayにまわされてるであろうこと。(再録STYLE収録曲なので。今日はMOTHERの日なのだ)
前半はprovidenceがカット。
後半はDejavu→AURORA
アンコールはIN MY DREAMがカットされている点。
Dejavuはほぼ間違いなく翌日演奏と予想。INMYもくるかな、、。
(Proviは厳しそう)
ドラムソロとサービス的な「White Christmas」を除くと、、
LUNATIC OSAKA(仮)は全18曲。
LUNATIC TOKYOは全22曲と物足りなさを一見感じるかもしれない。
ただ、僕はもう少しコンパクトになるとも思っていた(15.6曲ぐらい?)ので53.4.5歳、しかも喉の手術を二度したり、現状メンバーが2人も骨折したりでロックライブを18曲というのはエゲつないこと!!
表現力の進化と深化も含め物足りなさどころか大満足すぎた。
というわけで全曲振り返りたい。
動画のリンクは過去ライブやPVをYouTubeから。
少しでもノリが伝われば🎵
U-NEXTで全編公開中!!
LOVELESS
独特のSEのような音が流れる。
会場の9.9割の人がわかりきった本日のオープニングナンバー「LOVELESS」だ。
「LOVE」というVoiceとともに無数のホワイトビームが下から上に会場を切り裂いていく。
「な、、なまらぶれすや、、」
アルペジオが響き渡り
ドラミングが空間を揺らす
ベース音が胸を叩く
アップテンポでもないバラードでもないポップでもないミディアムでもない、、LOVELESSの世界がゆっくりと侵食していく。
中盤、真矢のドラムソロが炸裂!!
ステージ上の分割モニター5個全てに真矢が映し出される。
力強さと正確さを併せ持つ日本有数のドラマーだ。現場の歓声も凄い。
再録音源ではここのボーカルの音量が個人的に不満点ではあったけど会場でははっきりと聴こえた🎵
演奏が終わり、一瞬の静寂、すぐに歓声
PRECIOUS...
「ネクストソーーーーング」
たくさんのアーティストがこの感じで曲を始めると思うがは僕はこのスタートの仕方はLUNA SEAでありRYUICHIだと思ってる。
「プレシャース!!」
開幕と同時にバーンとステージに特攻の火花があがる。
うおおー!!
と、同時に僕はここでピンときてしまった。LOVELESSから特攻付きPRECIOUS...ん?これは、、?
頭によぎる仮説はさておき、インディーズアルバムからのお馴染みのライブナンバーに身体を揺らす。
1995年シーンを上り詰めて初の東京ドーム、2000年に終幕の東京ドーム。
時は流れ2010年に活動再開。
活動再開すら奇跡に近い、ファンなら知る本当は穏便ではない終幕劇。
活動再開後は再開後ならではの魅力がある。とはいえ終幕前のようなセットリストでのライブはなかなかない。
まさか30年近く時を越え、こんなアグレッシブなライブが未だにできるものなのか、、
僕なんかは40を越えて数曲、多くても6.7曲やるだけで身体がバテバテになる。
やってみてわかるアーティストのとてつもなさがある。
ライブアレンジのエンディングでRYUICHIが吠える。
2曲目でライブ慣れしていない人にとってはエンディングのような盛り上がり(笑)
JESUS
「ここ大阪城ホールとお前ら愛し合ってくれ!!」
この短めのMCで僕は確信した。
これはLUNATIC TOKYOだ!!
「東京ドームとお前ら愛し合ってくれ!!」、、つまりタイトルコールは、、
「ジーザァァス!ドーンチューラブミー!!」
歓声があがる。
真矢のバキバキの4ビートに続き、唯一僕が若い頃練習したSUGIZOのギターリフが炸裂する。INORANのサイドギターの絡みもバッチリだ。
LUNA SEAは僕はそこまで歌詞に重きを置いて聴いてるわけではない。
だけどシンプルに刺さる時がある。
輝きが深みに嵌る、、
満たされすぎて朽ちる、、
どこか終末感を予期させるフレーズがLUNA SEAには多い。
そこまで野暮にメッセージ性を押し出さないけどどこか世界と自分に対する警鐘ん鳴らし続けてるような、、
何かがおかしい、、
何かはわからない、、
とりあえず抗う。
そんな初期衝動が詰まってる。
サビの小気味良いブレイクにファンも答えて小気味よく手をあげたりジャンプしたり、、何万人もの人がJesusしてる。
こんな事があるのか?
決してたくさんの友達に理解はされてこなかった趣味の音楽。
ここは知らない人の方がいない。
エンディングは爆弾男J がボーカルをとる。
繰り返される荒々しい問いかけ
最後の咆哮とブレイクストップ!
お馴染みのライブアレンジだが、僕の知るJesusよりもしっかりと間をあけて最後のリフを掻き鳴らすSUGIZO。
SLAVE
そして轟音の中、SUGIZOが引き続き手を挙げて自らに注目を集める。
くる、、!!
僕にはもうセットリストがわかってる。
カウントとともにギターエフェクターのフランジャー(シュワーンってやつw わからんなw)が大阪城ホールを覆う。
SLAVEだ!!
LUNA SEAで1.2を争うダークかつロックなナンバー。
不協和音な旋律がたまらない。
ファンクラブの名前にもなってる「SLAVE」日本訳は奴隷。
そのままの意味ではあまりよろしくない言葉だ(笑)
神は人々に苦しみを与える。
そんな人生哲学のような思想をロックで表現する。
ビジュアル系にありがちな雰囲気と勢いで押し通すナンバーのようで全くそうではなく、🅱️メロのバンドのグルーヴ、サビの5人全体の旋律バランスなど、陳腐になりがちなダークロックをプログレロックにまで引き上げてる。
この曲は2ndシングルのカップリングでシングルベストには収録されているけど原盤はサブスクにも何故か配信されておらず(タイトルのせい?)
ライブ音源のみ配信されてる。
ライブ音源でもそのきめ細かさは体感できるので是非じっくり聴いてほしい曲🎵
この曲ではSUGIZOのギターソロでおそらくトラブル(弦が切れた?) ソロの音が鳴らず、無理矢理に音をかき鳴らし凌ぐ。直後にギターを交換してる。
若い頃ならブチ切れてる可能性もあったSUGIZOも、全く問題なく対応してる。1人の音が出なくなっても全く動じないバンド全体のグルーヴもさすが!
文字通りアッというまに終わってしまう。一曲一曲が一瞬だ、、
FACE TO FACE
SLAVEから間髪入れずに重厚なドラミングがはじまる。もうセットリストでは驚かないw
作曲者INORANによって繊細かつ大胆にアレンジされたFACE TO FACE。
確かな再録準拠でライブも演奏されてた。
LUNA SEAならではの重厚なミディアムテンポをファンも楽しんでる。
イベントなんかでは絶対にウケないタイプ。こういう曲こそがLUNA SEAの真骨頂の一つ。
身体の奥にまで響き渡るFACE TO FACE
エンディングのデジタル音がめちゃくちゃ良い。
CIVILIZE
会場が明るくなり、MCを予感させる。
オープニングからほぼMCなしで疾走。
ライブ展開がカッコ良すぎなのよ、、
そして、Jesus前のフリがLUNATICTOKYOだったので、もしやCIVILIZEでもあの前フリが聞けるのか!?と僕の期待が高まる。
日本語部分は今の言葉だったけど、そこから「「See tomorow and future of the World、、、」
僕は心の中で絶叫した!!
観客の人も何割かはこの時点で歓声。
「、、、CIVILIZE!!」
ドドタタドッタタドドタタドッタタ
キューン!!
ダカダカダカダカ
うおおおおお!!
CIVILIZEは極めてマニアックな曲で好きな人はとことん好き、そうでもない人は本当にそうでもない曲。
全楽曲の中で1.2を争うぐらい僕は好きな曲だ。
速いテンポながら僕が歌詞を覚えてるのもあるけれどはっきりと聴こえるRYUICHIのボーカル。
そして最初から思っていた事だが、ライブコンサートの照明と映像のクオリティがめちゃくちゃ凄い。
一音一音に合わせて映像はもちろん照明も切り替えられている。
特にこのCIVILIZEは🅰️メロ部分にゆっくりと証明が動き、メロが終わりギターリフに合わせて照明も動く演出がブチ抜きカッコ良かった。
ライブには聴く!ももちろんながら観る!もあるんだなと思った。
正直メンバーの姿などはほとんどの人がよく見えない。それは配信とか映像作品で見た方が楽しめるだろう。
でも照明と映像、、総合空間演出は現場でないと良さはわからないなと体感しました!
エンディングでもシャウトアレンジしてたりで、専用MCもあるし思ったより思い入れはメンバーもある曲なのかもしれない。
1994年リリースから30年。
あれからまだ人類は生き残る事も夜明けも見えていないままもがき続けてるように思う。
でも今を生き続けるしかないんだな。
RAIN
流れるように一転、まろやかに落ち着いた曲に。ROSIERのカップリングRAINだ。ファン人気の高い隠れた名曲。
スクリーンに美麗な映像と歌詞がアートのように映し出される。
これは新演出なのだろうか?
それともずっとやられてることなのだろうか?
例えばこの部分、、
誰もいない、、の「誰」の文字が倒れて沈んでいったり、、
わかる人いるかな?
昔xboxで「ロストオデッセイ」ってゲームがあったんだけど、その中の小説を読むところでこういう文字が動いたりする演出があってメチャクチャ好きだったんすよ。
こういう歌詞アートPVみたいなの、かなり深い需要があると思うなぁ。
そんな楽曲の雰囲気も相まって、グイグイと引き込まれていく。
オープニング以降、激しさ、勢い、憤り、、、様々なアグレッシブな感情をステージからぶつけてきたLUNA SEAの初めて見せる優しさのような空気。
RAIN、、まぎれもない名曲だ、、
くどいようだけどLUNA SEAのミディアムテンポの表現力がエグい。
勢い系の曲は人によっては昔の方が好み、、ってのはわかる。それはもうどうしようもない(笑)
だけどミディアムナンバーの進化は極まってる。こんな曲を作り、こんなクオリティで演奏し表現できるバンドは本当にいないんじゃないかな、、
そしてRYUICHIのボーカルが凄まじい
低音、中音、高音と非常に難易度の高いこの部分、2度の喉の手術を受け、発生障害をも患ってる人間がだせる声なのだろうか、、
さらなる見所はSUGIZOのギターソロ!バラードともとれるこの楽曲でX JAPANメンバーでもあることを改めて思い出させる鬼弾き!
エンドアレンジでは、ボーカルの発声とドラムがユニゾン(同じリズムやメロディを奏でること)になってめちゃくちゃ気持ち良い!
圧巻のRAINでした。
GENESIS OF MIND~夢の彼方へ〜
RAINの余韻に浸り、、僕はLUNATIC TOKYO準拠ならば、、とprovidenceを期待した。
残念ながらそれは叶わず、GENESIS へ。
ただそんな落胆を余裕で塗り替える圧巻のRAINからの更なる圧巻をGENESIS で体感する。
オープニング、、照明に当てられ、点を仰ぐSUGIZO。両手を合わせ祈りを捧げる。
この曲はRYUICHIが亡くなった親友に向けて歌詞を書いている。弔いと決意の歌。2023年は特にバンド界隈では悲しい別れがたくさんあった。溢れ出る思いがそこにはあっただろう。
そして先日、仙台公演の最中にもRYUICHIは実の父も他界しているのだ。
人は死ぬ。
わかっていることだ。
でも悲しい。辛い。
この曲は二部構成のような聴こえ方をする。
一度音が途切れ、曲が終わったかのような間の後、再び音が奏でられる。その一音一音、誰でもやろうと思えばできるフレーズの重さがエグい。
コンマ何秒、そして音圧が僅かでも変われば曲が台無しになるような緊迫感。もちろんLUNA SEAにそこのミスはない。
RAINの大サビ前のブリッジで見せたとんでもないRYUICHIのボーカルはこの曲でもっと突き抜けていく。
魂の咆哮だ。
一つの劇を見終わったかのような達成感が会場を包む。数万人の人間がいる中、物音ひとつしない静寂、、そして拍手と歓声。
一つのコンサートが終わったような満足感とともに休憩のアナウンス。休憩は賛否あるのかな?
メンバーの事もあるんだろうけど、お客さんにも休憩は優しいなと思った(笑)
もう2.3時間ぶっ通しは辛い←
真矢ドラムソロ
よくよく考えると昔はドラムって休憩いらないのかな?と不思議で仕方なかった(笑)
ドラムソロの時、メンバーは身体を休ませたりもできなくはないわけで、、
(実際は着替えとかでそんな余裕はあまりないだろうけど)
真矢のドラムソロは「俺すげぇ!!」をやるわけでもなく(過去はドラムセットを回転させたりとトンデモギミックをいくつかやらかしてたけどw)ノリやすいビートで沸かせるわけでもなく、ドラムとアグレッシブに戯れた後、お客さんとコミュニケーションをとるドラムソロって印象がある。
お馴染みのコール&レスポンスで会場をさらに一体化させていく真矢。
いったんブレイクしたお客さんの体温が再びあがっていく。
存分に身体をほぐされてから後半戦がスタートだ。
FATE
前半はLUNATIC TOKYOで後半は意表をついてくるかな、、?とも考えたけど後半もしっかりLUNATIC OSAKAでした。
LUNA SEAのインディーズアルバムの1曲目を飾ったFATEでボルテージをぶちあげていく。
2分弱の疾走!!
AURORA
今回唯一LUNATIC TOKYOでは演奏していない曲がこの曲だった。
あくまでもMOTHERの日であるということで、再録MOTHERからの選曲だろう。もともとAURORAとFAKE以外は全てLUNATIC TOKYOでも演奏されていたんだよね。
AURORAのSEが流れる。
再録では途中途切れ途切れではなくハッキリと全て歌われてるオープニング。
wow 🎵oh🎵
に合わせて手を振るINORAN
横に手を振るノリは昔のLUNA SEAでは見られなかったかもしれない。
他にもどの曲かは失念してしまったんだけど、曲中にグラップ(手拍子)を促す場面とかもあって新鮮だった。
手拍子もイメージないんすよね。
そんなのLUNA SEAじゃない!っていうよりはなんだか良い意味で自然と優しくなったような感じがしてニヤニヤしてしまう。合わせてヌルくなるとかじゃなくね。
IN FUTURE
美しいシンセのメロディでAURORAがエンディングを迎えてから会場にサイレン的な音が鳴り響く、、キタキタキタ!!
そうか、そういうことか、、
LUNATIC TOKYOでもIN FUTUREはこの位置にある。そして前曲AURORAは、このセトリのどこに組み込むのか、、となると難しさが若干ある。
ここならアルバムMOTHERの曲順通り、IN FUTUREから AURORAの流れができる。
ステージではSUGIZOが主張をはじめる。
ジャージャージャッジャッ
ジャッジャジャッジャ!!
リフがこだまする。
ここからはもう激しい曲しか残ってねぇ!!後半のLUNA SEAはヤンチャに暴れ回るイメージ。
遠目からではあまり目視できないけど(ちゃんとメガネかけたよw)
縦横無尽にメンバーがステージを駆け回る。
ギターソロを炸裂させたあと真矢とSUGIZOが茶目っ気たっぷりに長めのブレイク。
あまりポジティブな内容じゃないんだけど、悲壮感はない。
とにかくぶっちぎるしかない!!
知ったこっちゃねぇ!!
そういうギリギリ感を感じるファストチェーン(速い曲)
BLUE TRANSPARENCY
限りなく 透明に近いブルー
次はあの曲で、、もしや、、あの前奏も?という予想通り、ライブバージョンのBLUE TRANSPARENCY がはじまる。
「wow wow what you say〜!!」
コアなファンが音源化されていない部分のレスポンスにも応えている。
そしてタイトルコール。
「ブルー、、トランス、、パレンシー」
ジャッ!ジャッ!ジャッ!ジャッ!
ジャッ!ジャッ!ジャッ!ジャッ!
ボンボンボンボ ボンボボンボンボン
ボンボンボンボ ボンボボン
バァーン!!
わかってwww
クスリをテーマにしたようなよろしくない雰囲気の曲なんだけど、そんな事を感じさせないエネルギーに満ちたステージングなのが面白い。
「BLUE TRANSPARENCY !」
「BLUE TRANSPARENCY!」
わかりやすい掛け合いも楽しい。
昔の曲はライブでの進化具合が本当にカッコよくて、インディーズアルバムも再録されてるんだけど決してライブバージョンにはしないところがニクい。
ノリノリの曲でたたみかける展開はただただ楽しい!!
過去のライブ映像がスクリーンに流れ、交互に今の会場の様子も映し出される。
楽しいだけじゃなくて嬉しい!!
こんなにたくさんのLUNA SEAファンがいる!!
TIME IS DEAD
わかってんすよ。
次の曲もわかってんだけど、たまらんのよ。
「ターイム!!イーズ!!デェェーッド」
スクリーンにPVのように映し出されるビジュアル。
INORANとSUGIZOのコーラスに合わせて
「TIME IS DEAD !
WORLD IS DEAD!」
の文字が映し出される。
これまたライブでしか聞けないイントロ。僕のボルテージもこのあたりが絶頂!!
前奏終わりに真矢(多分)が「HA!!」と気合いを入れるところも入ってる。
TIME IS DEADのライブイントロは身体の芯からワクワクゾクゾクする。
僕はこれだけLUNA SEAが好きながらライブに参戦するのが初めてなので、当たり前なんだけど全曲初体験。
生や!!生タイムイズデッドや!!
生SUGIZOソロのロングトーンや!!
音源でも何回聴いたかわからない。
ライブ音源でも何回聴いたかわからない。目の前にタイムイズデッドが展開されている!!
あと、とにかく映像と照明!!
凄いのよ。シンプルでいて貧相でない。
MCでスタッフさんに拍手!!と言われてたのも印象的だった。
わかる!!
このステージを作り上げてるのは
この場にいる全員なんだよなぁ。
延々と聴いていたい。
でも確実に終わりが近づいている。
楽しさと寂しさ。
なんとも言えない高揚感と喪失感が交差してる。
ROSIER
「ラストソーーーーング!!」
https://youtu.be/9nkDIkDNsWA?si=VGFy_6-wSetLDHkR
来た!最後に遺書の爆撃!!
この曲はいったいなんなんだ!!
とどまるところも衰える事もない、それどころか加速して勢いを増していくメンバーのパフォーマンスが、楽曲のポテンシャルを最大まで引き出してる。
良い意味で年季が入りまくってる!!
そしてTIME IS DEADに引き続き映像がまた美しすぎる!!
過去のPVをバックに薔薇の花弁が舞う。
これは生で見ないと伝わらないところ。
LUNATIC TOKYOの衣装に身を包んだJが、間奏の英詞をぶちかましていく!
マイクスタンドをバックスクリーンに放り投げる!どこまでもアグレッシブでありながら演奏クオリティは全く下がらない。
「スタンドのやつらも!アリーナのやつらも!全員でとばしていくぞー!!」
ROSIERという大爆発で本編は終わった。誰もが当然アンコールがあることを知ってる。そんなファンばかりなわけだ。
だけど会場にはアンコールの大合唱がそこそこ長い時間鳴り響く。
とても美しいなと思う。
自分達ももちろん楽しみたいだろうけど、メンバーにも良い気分でアンコールを迎えてほしい。アンコールがなくともメンバーは出てくるかもしれないが、それは違うような気もするもんね。
TRUE BLUE
会場が多幸感に包まれてる中、メンバーが再登場。ここからスマホの撮影がオッケーになる。
もちろん皆、おもいおもいに撮影もするんだけど、そこまで撮影に夢中になるファンはいない。LUNA SEAのファンらしいなと思った。
アンコール一発目はまだまだノリの良い曲が続く。
原曲では、「答え」の「た」の歌のしゃくれ方が特徴でもあり気にもなる部分だけど再録はさすがにストレートに歌われてたな。
まだまだこの楽しい宴は終わらないぜ!と言わんばかりのTRUE BLUE。
どこまで楽しませてくれるんだ!!
BELIEVE
そしてデビューシングルでもあるBELIEVE。
実は僕は好きな曲の中でもBELIEVEはさほど順位の高い曲ではない。
だけどライブになるとこれまた話が変わってくる曲でもある。
とことんキャッチーでキラキラしたメロディはライブの終盤のハッピーを鮮やかに彩ってくれる。
ただただ気持ち良い!!
本来ファルセット(裏声)部分の「凍えても」をRYUICHIが地声の最高音で絶唱。
ライブが終盤であることを感じさせない底知れぬエネルギー!
WISH
アンコールのラスト。
ライブでとてつもない存在感のあるWISH。
銀テープが宙を舞う。
残念ながら居る場所には届かないけど
生LUNA SEA銀テープを見れて嬉しいw
人生や思い出が走馬燈のように流れていく。ここにいるようでここにいないような、、そんな不思議な感覚。
一年の終わり。
ライブの終わり。
そんな限定的な状況だからこそ思い返される様々な出来事達。
当たり前だけど僕にも誰かにも人生がある。喜びがあり、哀しみがあり、怒りがあり、そんな日々を楽しむことができるからこそここにいる。
MOTHER
ダブルアンコールで大ラスはMOTHERツアーだけあってもちろんMOTHER。
荘厳な音色と荘厳な照明。
僕は立ち上がることなく座ったままMOTHERに身体を預けていた。
天井を見上げ音の洪水に身を委ねる。
天に届くようなRYUICHIのボーカル
真矢の職人的リムショットをうけながら
SUGIZOのヴァイオリンが宇宙を駆ける
一音一音紡がれるINORANのアルペジオに
心臓が脈打つようなJのベース音
もはやこれはアートだ。
ライブが終わればそこには日常がある。
僕は最近よく思う。
人生ってのはどう誤魔化そうとどう足掻こうとやっぱ基本的に辛いもんだなと。
そんな人生を、日常を浄化させるのがエンターテイメントなのかもしれない。
僕は贅沢にもう一日
日常を浄化させる
今日僕は何を感じることができるだろう
リアルに不満点も!!
性格悪男としては、大絶賛だけでなくどうにもならないことだけど感じたマイナス点も記しておく。
・やっぱりメンバーが遠い
前列の方以外ではメンバーを目視する!という目的ならライブより配信や映像作品見た方が良いw
・セトリが予想できてしまった
これはLUNATIC TOKYO準拠の良い面でもあるんですが、次の曲はなんだろう?のワクワクもなくなっちゃったってのがあったなぁ。LUNATIC TOKYOやん!で感動もしたのでこれはトレードオフで悩ましい感想!!
・トイレ少なすぎん?
何万人も収納できる会場に対してトイレの数が少ない!!こういうところはこれからもコンサート会場などで使う施設としては要アップデートではないかなぁと思った。
・LUNAPICタイムのルールがわかりにくい
アンコールから撮影オッケーになるんだけど動画はダメらしいのね。
でもそのアナウンスがなかった。
いや、撮影と動画は別やから!!ってのもわかるけど、わからん人もおるし、明確に伝えないとそれは隙になる。
実際動画撮影に関するトラブルがSNSを見るといくつか散見される。
せっかくのハレの日。嫌な思いは誰にもしてほしくないからこそルール周知の徹底はもう少し要努力要改善かなと感じた。
てな感じで!明日もこのテンションでできればお届けします(^^)
12月31日のレポはこちら
オンラインシェルター入会者募集
https://camp-fire.jp/projects/view/91309
「絶望と共にenjoy」を理念とし、日々を生きやすくする発信を毎日しています。
(こちら僕の信念と理念です)