おうち英語やっても、ペラペラにはならないという事実を噛みしめる

おうち英語やって子育てしたら、ペラペラになるんだろうな～
2年くらいしたら、なんか英語でおしゃべりしてる姿見れるんだろうな～
楽しみ！！

からの

2年経過したんだけど、さっぱり英語でしゃべってくれないんだけど…
ウチの子、ホントに英語わかってんのかな…？
今までのワタシの労力とか、リサーチとか、費やしたお金とか、なんだったの…？

になってる人、多いと思う。
今この投稿読んでる人の9割以上がそうだと思う（笑）

超弩級に残念なお知らせなんだけど、

おうち英語やっても、ペラペラにはなりません

悲報だよね。
だって、ペラペラにならないんだったら、一体なんの意味がある？
毎日毎日かけ流しして、反応見て、年齢上がったから内容変えてみたり、動画もちょっと見せてみたり、普通の人生送ってたらやらないようなことを、忙しい中気力ふり絞って続けてきたのに、ペラペラにもならないだって？

正直、そんなんだったらやらなかったのに…
最初から分かってればやらなかった…
何だったら、今日からもうやめるわ、おうち英語…

となるところだけど、

ちょっと待った！

実は、おうち英語、ペラペラにはならないが、別の使いどころがあるのよ。
重要な使いどころが。

かつ、使いどころは今じゃない。
10年後くらい。

正確には、高校受験とか、大学受験のとき。

長文が、勉強してないのに読める。
ノー勉だけど、単語の意味がわかる。
もちろんリスニングも楽勝。
公立中学ならALTが言ってることが、フツーにわかる。

これは、今子どもが3～4歳とかのママさんにはピンと来ないと思うけど（ピンと来たらおかしい）、超絶的な効果を発揮するので、その時に初めて「おうち英語、意味あったんだ…」ってなる。

ワタシはそんな平凡な結果は求めてないのよ！
おうち英語を幼少期からやったんだったら、「ぺらぺら路線」じゃないと！

気持ちは痛いほどわかる。
私もしゃべってほしかった。
でも待てど暮らせどしゃべりだそうともしない、うちの子。

受動的バイリンガルったって、私の気持ちはどうやったって満足しないわよ…
ハァ…何のためにやってたんだろう…
読めもしない児童洋書、先走ってこんなに買っちゃって、不良負債…

などと思ってたけど、受験で生きた。
かと言って、英語学習に割かなくていい時間を他の教科の学習に回すかというと、そんなできた子ではないので、そういう朗報は残念ながらない。

ただ、少なくとも、長文読解にまったく苦労しない。
単語は文脈から意味がほぼわかる。

これだけでも、十分なアドバンテージ。

数年前に親子英語カテゴリで、先輩ママが一枚ペラのブログを公開してくれたことがあって、結構ランキング上位に来てたんだけど、「幼少期にそれなりにおうち英語やったけど、結局中学で全然生きなかったから放置してたけど、大学受験で長文がなぜかスラスラ読めて、本人も私もおどろいた」って記事があった。

それ以降更新がなかったんだけど、つまり、おうち英語やっても意味なかったと残念がっているママに、未来から教えてくれたんだと思う。親子とも大して育たなかったと思ってた英語、実は受験で役に立つから、人生の半ばで意外なサプライズがあるから、そんなにがっかりしなくていいわよ、というメッセージ。

うちも受験でそれなりに役に立った。今がっかりしているママ多いと思うけど、何の収穫もないわけじゃない。子どもが手元にいるうちに、受験ステージで役に立つ。それだけでも、いいじゃないよ？

あれもこれもほしいけど、なんだったら英語だけじゃなくていろんな結果がほしいものだけど、そんなに欲張ったってしょうがない。ひとつ手に入ったんだったらよしとする。そういうあきらめも、子育て中盤になると必要になってくる。でないと、ママの気持ちが崩壊するから。

たくましく生きてください、みんな。

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