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月刊アート三昧 Jan.26, 2018

月に一度、美術に触れて、その日の記録をサラッと書いてみようと思う。ほんとにサラッと。しかも性別不詳な口語体で。さて、最後まで読んでくださる方がどれくらいいらっしゃることやら。

1)美術展 北斎とジャポニズム @国立西洋美術館

浮世絵が西洋美術に影響を与えたことはあまりにも有名。でも、「どういうところがどんなふうに」まで語れる素人はそんなに多くない。だから、北斎のデザインと印象派やアールヌーヴォーの作品を並べ、その影響のありやなしやを一目瞭然にしてくれるこの企画はとても親切。ゆえに、チケットを切ってもらう前からこんな状態。

おまけに、28日(日)まで(って、明日やん)ときているから、この週末の混雑たるや想像を絶する。そこで耳よりな情報を一つ。チケットは美術館の入り口で買うなかれ。そこは大蛇の列で、チケットを購入するまでに20分程かかってしまう。なのでおすすめは、JR公園口の改札を出る直前、右手にある駅構内のチケット売り場。ここならキヨスクよりも空いている。

チケットは1600円、音声ガイドは550円。ちょっと奮発して音声ガイドは付けるべし。だって、ジェフロアという美術評論家のこんな素敵な文章も聞けたりするから。「日本の絵師たちのデッサンは対象を表す輪郭線がモノの本質のみを再現する。一つの波が海すべてに想いを馳せさせる」

2)映画 ゴッホ~最期の手紙~ @ユジク阿佐ヶ谷

62450枚の油絵で作ったアニメ。ゴッホが描いたおなじみの人々が登場し、動き、話し、彼の自殺の謎を解き明かす。内容的にも技術的にも見ないのはもったいない。というか、noteでウロウロしている人がこれを見ないなんてありえない。万障繰り合わせて見に行こう。1/27(土)15:40~の回では(って、今日やん)上映後にトークセッションもあるとか。超おすすめ。

かなりどうでもいい話だが、この映画を上映しているミニ・シアター・ユジク阿佐ヶ谷の斜向かいにあるこのビル、かなり見覚えがある。それもそのはず。私はここで育った。3階と4階が自宅、屋上には防音スタジオがあって、生ピアノもドラムも思い切り叩けた。このnoteで紹介したオリジナル曲のほとんどはその防音スタジオで産声をあげたんだ。左上に見える外付けの階段をカン・カン・カンと上がったところ。あ、屋根が見える。今は誰がどんな風に使ってるのかな。はい、脱線はここまで。

3)年賀はがき展 @南与野カフェ・ラルゴ

伊東千江様(noteではChie Ito様)の年賀状が展示されているとのこと。いただいたパンフレットを持って立ち寄った。あった!最近千江様の絵によく登場する少し大人っぽい女の子がポワンと宙を見つめている。着物が粋である。来る2/20(火)~2/24(土)、この会場で千江様の個展が開かれる。タイトルは「少女の夢の中」。そこでもこの女の子にたくさん会えそうな気がする。期待しよう☆彡

遊んだ。さいたま新都心→上野→阿佐ヶ谷→南与野→さいたま新都心、計8時間のアート三昧なひとり遊び。星、3つ差し上げます☆☆☆彡

今日はここまで。