好きな俳句を筆ペンで 74/365 15 味意(みい) 2019年3月15日 23:58 俳句で「犬ふぐり」という場合は、オオイヌノフグリのことだそうですよ。この季節、路傍に見かける小さな青い花です。その青たるや、春の宵といいますか、マックスフィールド・パリッシュやラッセンが好みそうな透き通った明るい藍色で、まさに足下の小宇宙と呼ぶにふさわしい、それはそれは素敵な花なのです。ああ、それなのに、それなのに、名前の由来は「犬の陰嚢」だそうですよ。(陰嚢の意味がわからない方はググってください。)それはないよなぁ。(『美しい季節の花(誠文堂新光社)』より。季語:犬ふぐり) #エッセイ #イラスト #俳句 #好きな俳句を筆ペンで #林翔 #犬ふぐり 15