「亡者に負けない」をスローガンに
こういうニュースを見ていると、せつなくなってくるなぁ。
神田うの、国民の不安をよそにスキー満喫の無神経さに批判殺到「どんだけめでたい人?」
https://www.cyzo.com/2020/02/post_232791_entry.html/amp
震災の時とかもそうだけどさぁ、どうして他人の幸せを批判するかね・・・・
なお、まぁ「どうして」というところにフォーカスすれば、これはエレコで言う「地のダークサイド」。
ルールや規律、そして協調を重んじる「地」のエネルギーに悪いものが溜まっているから、他人まで無理やり自分と同じレベルに協調させようとするのね。
「私だって我慢してるんだからあなたも我慢するべきよ!」
という呪縛。
これは、毒親とかその他色々なケースにもあります。
この「地のダークサイド」を、「他人を引きずり込もうとする」性質から、
『亡者』
と呼びます。
神田うのさんが「めでたい人」なんじゃないです。
批判している方々が「かわいそうな人」なんです。
「亡者」は・・・・大変だよね。
大体「亡者」っていうのは、「亡者」自身もすごく苦しんでいるもんですから、一概に悪とは言えません。
けれども、「亡者」を放置しておけば、他人を引きずり込んでいくことになるので、実害は発生してしまいます・・・・
そして、
◆多くの「亡者」がこうして他人を引きずり込もうとする
↓↓↓
◆「亡者」に襲われることを恐れた国は保身的な防衛策を取る
↓↓↓
◆その策は当然大した機能をしないどころかネガティブな要素を沢山持っている
↓↓↓
◆結果的に社会はさらに苦しくなっていく
↓↓↓
◆社会が苦しくなることで「亡者」になってしまう人が増える
↓↓↓
◆増えた「亡者」はさらに多くの人を引きずり込もうとする
という・・・・
とんでもなく恐ろしい負のスパイラルになっていくわけです。
これは、「なっていく」という未来形ではなくて、今現在すでにこういうスパイラルが出来上がっていると言った方が正しいと思います。
「亡者」になってしまった方々には、同情します。
それぞれに、そうならざるを得ない苦しみがあることをお察しします。
けれども、この記事にある、神田うのさんに批判的なコメントをしている方々のように、人の幸せを踏みにじり、自分と同じ苦しみに引きずり込もうとする「亡者」が増えたら、社会はどんどん絶望的になっていきます。
ゾンビ映画と同じですよ。
というか、本当に同じだと思います。
見た目では分からないですけれども、きっと「亡者」たちの心は、グッチャグチャのゾンビみたいになっているんじゃないかと思います。
・・・・ゾンビ映画では、ゾンビはどうされるか?
・・・・大抵が、「駆除」されます。
稀にゾンビ化を治療する話もありますけれども、本当に稀です。
ゾンビは「感染したら治らない」という扱いを受け、ゾンビになったら後は射殺されるのみです。
殺したくて殺すわけじゃないですが、ゾンビに噛まれたら自分もゾンビになるわけですから、生きている人間だって必死なのです。
それと同じで・・・・
「亡者」に巻き込まれたら、自分も「亡者」になってしまう、と思ったら、どうしても「亡者」たちに対して厳しい扱いになってしまう人たちを、責められはしません。
(昨日の麻生さんの「つまんない」発言もこれに通じるところはあると思います)
「亡者」を、治療してあげよう、救ってあげようとする人もいるでしょう。
そしてそれ自体を批判はしませんし、気持ち的には応援します。
でも、「亡者を助けるべき」という発想自体がもはやすでに「亡者」のものだと思います。
助けたいと願い、そのチカラと意志を持つ人が助けてあげればいい。
ただ、少なくとも僕はどこまでいっても「黒魔導士」みたいなものなので、「亡者」は焼き払うことしかできません。
ゾンビ映画でも、医者はゾンビを助けようとするけど、軍人たちは皆、せめて苦しまないように一撃で殺してあげることくらいしかできません。
そういう、役割の違いはあれど・・・・
今回のコロナ騒動で、よりありありと顕在化してきた、「日本国民の亡者率」・・・・!!
僕は、自分の免疫さえ高めておけば(僕の年齢くらいなら)高確率でなんとかなってしまうコロナよりも、「亡者」の蔓延具合の方がよっぽど恐ろしいと感じています。
そんなことを考えていたら・・・・
僕は、わりとゾンビ映画は好きな方なので、それらを観ていて、「もし自分がこの世界にいたらどんな行動を取るのか」と今までも何度も妄想してきたことを思い出しました。
そうだ、「なんとしてでも未来へ繋ごう」という気持ち。
ゲームじゃあるまいし、「ゾンビを倒す」ことを楽しんでいられる神経なんか現実には持ち合わせていないだろうけれども・・・・
未来のためなら、それも避けられないんだろうなぁと。
生存者を救うために、その周りのゾンビを震える手で射殺する映画の中の登場人物に、自分が重なりました。
今のこの日本の状況。
「亡者」が溢れる街。
あの日妄想したパニック映画のシチュエーションは、気付きにくかっただけで、すでに現実に起きていました。
であるならば。
生存者同士はしっかりと手を取り合い、協力し合って、この事態を乗り越えなければならないなぁと思います。
「亡者」を治す方法を考える者。
「亡者」を倒す方法を考える者。
混乱を収束させようとする者。
新しい秩序を作ろうとする者。
様々な立場、様々な考え方があっていいと思いますが・・・・
しかし、
「亡者に負けない」
という気持ちだけは、全員共通で持って挑んでいかねば。
さぁ、この中で、僕はどうしようかな・・・・
エレコは、どういうカタチに改良できるだろう。
ある程度は、「亡者」を治療する方向にも使えると思う。
そしてきっと、あんまり考えたことなかったけど、「亡者」を倒す方向にも持っていけるんじゃないかな。
何にしても、「亡者に負けない」という気持ちを、しっかり強く持とう。
最近ちょっと負け気味でした。
もうちょっとで「亡者」に引きずり込まれるところだったのは否めない・・・・苦笑
引きずり込まれた先に未来は無い。
しっかり、戦っていこう。
僕と同じように、中二病に冒されている皆様。
この今の日本の現状はきっと、ゾンビ映画と同じです。
モンスターパニックホラーです。
あちらにもこちらにも、「亡者」は溢れている。
生き残りましょう。
生きて未来を繋ぐことに全力を懸けましょう。