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最高の家庭を築くために男が持つべき相手選びのたったひとつの基準


未婚の男性諸君へ。


こないだ「もう恋愛なんて語れない」とかのたまったばかりなんですけど笑
そしてそれは、やっぱりその通りだと思うんですけど。

ただ、コンサルタントや講師がノウハウとして喋るような形ではなく、父親が息子に大切なことを伝えるような形で表現するならば。

たったひとつ、これから素敵な結婚をして、最高の家庭を築いていきたいと思う男性たちに対して、「こういう女性を見つけなさい」と言うならば、僕の答えはこうだ。










「この人に自分の子どもを育ててもらいたい」

と思えるような人を、結婚相手に選びなさい。






ここでは、DINKSのような特殊な事例は除き、結婚とはつまり子どもを作って家庭を築いていくということを前提とすると・・・・

パートナーシップを末永く良好に築き、子どもが自分の思い通りに育ち、人から羨まれるような円満家庭を持つために、何より重要なこと。


言い方が良くないが、誤解を恐れずに言えば・・・・

「結婚相手を間違えた」と言わずに済む未来のために、たったひとつ、これだけ押さえておくべき。

容姿も、性格も、ステータスも、相性も、何もかもどうでもいい。

いや、「どうでもいい」というよりは、それらの良し悪しを決める基準はすべてここに置くべき。


この容姿の人に、
この性格の人に、
このステータスの人に、
自分とこういう相性の人に、
自分の子どもを育ててもらいたいと思えるか。


自分自身の恋愛感情は、あればあるに越したことはないけれども。
多分、極端に言ったら、それはどうでもいいと思う。

恋愛感情はあるが、「自分の子どもの母親」としては見れない女性と、恋愛のドキドキはなくても「この人に育ててもらいたい」と感じる女性とでは、後者の方が絶対に良い。







巷でよく話題に出ることだけど・・・・

「子どもが産まれてから妻を女として見れなくなった」みたいなの。

それは、女性サイドのお気持ちから見たら確かにひどい話だろう。
けれども、いくら理屈付けようとも、男性がそう感じてしまったのなら、それは仕方のないことだ。


ただ、女性にもこれは分かっていてもらいたいんだけど、別に男性だって、そうなることを望んでいるわけではない。

男性は、本当はいつだって妻には女性らしくいてもらいたいと思っている。
妻に、「女性」を感じたいと思っている。
けれども、なぜかそれを感じられなくなったから、男性側もそういう時は当惑してしまっているのだ。

そして、男性は女性ほど、自分の感情をしっかり捉えて内省し、言語化して表現するのが上手くないから・・・・
結果的に、「もう女として見られない」というような、上から目線で女性を卑下するような態度に置き換わってしまうだけ。

男性側だって、叶うならそういうことがないようにしたいと思っている。
でも、その方法が分からないし、大きな勘違いがあるとすれば、それを女性側に原因があると思い込んでいることだ。



そう、男性側の落ち度を上げるとするならば・・・・

「そりゃ子どもを産んだら女性は変わる」という真実を知らない、もしくはそれに対する想定が甘いということにある。

ここについては、わりとガチで愚かであると見なしていいと思う。

「女」と繋がりたいなら、結婚なんかせずに一生風俗通いでもしていればいい。
相手と結婚をして、子どもを産んでもらうことを望んだくせに、相手が「女」から「母」になった途端に当惑するなんて、それはただのバカである。

それは間違いない。












「結婚に失敗した」と後悔する男性、もしくは相手の女性にそう思わせてしまう男性には、2つの大きな間違いがある。


1つは、前述の通り、「事実とは違った期待をかけてしまうこと」だ。


よくよく考えるべきだよ、男性諸君。

子どもを持つ前提で結婚した場合、それが叶ったら、あなたの結婚相手は「母」になる。

そして、その女性が「女」である期間・・・・つまりは、結婚前のお付き合いの期間や子どもが産まれる前の夫婦二人だけの期間と、子どもが産まれてから家族として過ごす期間は、どっちの方が長いかなんて、考えるまでもないだろう。

結婚前に18年以上の交際期間を経ているのでない限り、相手の女性が「母」である期間は最低でも18年だ。

一般的に結婚前の交際期間は2~3年が平均らしいから、実にその6~9倍の時間だ。
それを考えたら、「女性としての魅力」よりも「母親としての魅力」に重きを置いて判断した方がよっぽど合理的だろう。



想像が足りない男性が多いようなので、ハッキリ言っておく。

結婚とは何か?

子どもを持つことを願うとするなら、結婚とは、「子どもを育てていくパートナーを見つけること」である。
これは、男性も女性も、同じく。

だから、「パートナーシップ」という。
お互いを見ていればいいドキドキ恋愛の延長なんかではない。

「子ども育成プロジェクト」のチームビルディングだ。

チームビルディングなのだから、プロジェクトの主旨に合った条件を持つ人間を最優先で探すのが、当然合理的だろう。



こういう言い方をされると女性側はモヤッとする人もいるかもしれないが、女性脳と男性脳は違うのでここはご容赦願いたい。

男性脳に対しては、ひたすら「理に適っている」ということが重要となる。


子どもを持つなら、子どもを育てていかなければならず、それをするのは(まず第一には)親の役目であることから、男性は女性に、女性は男性に、「親」としての役割を成すことを最優先に求めるべきで、それ以上に大切なことなんて存在しない。

結婚した後にそれを失敗と感じている人と話すと、誰も彼も、そこまで考えていなかったことが分かる。
(もしくは考えた上で想定が甘かったか)

なぜ結婚したのか?と問うと、
「大好きだったから」
「この人と一生一緒にいたいと思ったから」
などと答える。


バカか、としか言いようがない。

感情としては素晴らしい。
だが、そもそも感情なんて一時的なものなのに、それに流されて人生の決断をしてしまったのだから、今の失敗は完全なる自業自得だろう。









そして、もう1つ、「結婚に失敗した」男性たちの大きな間違い。


それは、自分に子どもを育てる能力があると思い込んでいたということだ。


あえて言おう。

男性に「育児」の能力など、無い。
それか、あっても大したことない。

「おれはできる」と思っている男性は、99%勘違いだ。思い上がりだ。
だから失敗するのだ。

男性の言う「おれは育児できる」「イクメンになりたい」っていうのは、段ボールで作った羽をつけて、「おれは空を飛べる」「鳥人間になりたい」っていうのと同じくらい滑稽で、現実を見ていない愚か者の言だ。


できないんだよ。
なぜできないのかを説明しなければいけないのかと思うとうんざりするくらい、この世の真実だ。

子どもに「なぜ段ボールの羽では空を飛べないのか」を説明するのと同じくらい、「分かり切ったことなのにちゃんと説明して理解させようとすると難しい」ことだ。

だから、説明しない。

が、99%真実だ。

段ボールの羽で空を飛んだことのある人間以外からの異論は受け付けない。




だから、子育ては必ず、女性が主体でやらなければならない。

女性の「育児力」を100としたら、男性のソレはいいところ10だ。ほとんど1だろう。

男性は子を育む能力が無いんだから、子育てに関しては100%女性側に対して降参するべき、という自然の摂理を理解しなければ。


男性は大体みんな小賢しいので、理屈で子育てを分かった気になる。
その中には、ドヤ顔で「育児論」を語る阿呆も大勢いる。
まぁ、その「論」がすべて間違いというわけでもなく、とても正しいことが多いし参考にもなるんだが。

しかし気を付けなければならないのは、「育児について深く理解している者が、実際に素晴らしい育児を実践できるとは限らない」ということだ。


物理法則を熟知した優れた物理学者が、じゃあその知識を駆使して、「絶対にホームランを打てるバッター」になれるかっていうと、無理だろう。
理論上はどんなボールが飛んできてもそれをホームランとして打ち返すことは可能なはずだが・・・・しかし、その学者自身のフィジカルが、それを実行できるかとは別問題。

それと同じで、どんなに高名な「教育学者」であったとしても、正しい理論を知っていることとそれを正しく実践できるかとはまったく別の話であり、そして男性には「育児を実践する能力」はないということなのだ。



なお、真剣に育児に携わっている男性はみんな知っている。

女性の方が遥かに子育ての力が強いということを。

それは別に、子どもの世話という作業としての向き不向きという話に留まらず・・・・


「子どものことをより深く理解しているのは、どんな場合でも母親の方である」

という事実だ。

大体の場合、男性側の「教育論」には、目の前にいる実の子どもに対しての深い理解が欠けている。



そのことを分かっていないバカな男性は、自分が教育に対する意識が高いと、子育てに余計な口出しを沢山したがる。

子どもの未来に理想を描くところまでは構わない(こんな子に育ってほしいとか)が、その理想のために現実で取るべき行動について、男性が判断して決めるなんてことは、あってはならない。

男性(父親)に子どもの進路を決めさせるくらいだったら、まだテキトーに占いをしたり、賢いチンパンジーに聞いたりした方がマシだろう。


それくらい、男性は子育てに関しては無能なのである。

女性側から意見を求められた時や、一緒に悩んでほしいと言われた時などに、自分の持っている知識や意見を伝えたらいい。

それ以外では、子育ての一切に口出しをするべきではない。




あ、こういう言い方をすると大きな誤解を生みそうなので、ここは明言しておく。

「子育てに口出しをしない」ということと、「子育てに携わらない」というのは、まったく違う。

決して、「子育ては全部奥さんに任せて仕事だけしていればいい」と言いたいわけではない。
というか、それは基本的には絶対ダメだ。


僕が言う、「子育ての一切に口出しをするべきではない」というのは・・・・

「子育ての方針を決めるのは女性側であり、子育てに関しては女性の決定を優先するべき」というだけの話だ。


すなわち、極端に言えば、奥さんの指示には100%文句を言わずに従え、ということ。

やれと言われたことをやり、やるなと言われたことはやるな。
意見を求められた時に言い、求められていない時には言うな。
自分としてはおかしいなと思っても、奥さんが決めたことに逆らうな。
勝手に判断するな、少しでも迷ったら奥さんに聞いて指示を仰げ。

子育てというプロジェクトに関しては、奥さんの方が上司だ。
会社で上司に対する接し方と同じようにしろ。
常識的に考えて「上司にやったら怒られること」は、奥さんに対してもするな。


ただ、それだけの話。



そして、つまり素晴らしい結婚とは、「そうしてもいいと思える相手を結婚相手に選ぶ」ということから始まる。

「こいつに指示されるとムカッとするな」みたいに思う女性と結婚するな。

とりあえず子育てだけでいいから、「この人に100%委ねよう。この人の判断を尊重しよう。この人のやることを支えよう」と、そう思える相手を選べ。















ただ、それだけの話だ。


ちなみに僕は、そうだった。


まりことの結婚の決め手は、「自分の子どもの母親になってもらいたい」と思えたから。

もちろん、その前にちゃんと個人的な恋愛としての好意も十分にあったし、今でも恋人的な感情は失ってはいないんだけれども。

でも、多分僕は付き合っている時代よりも子どもが産まれてからの方がまりこをもっと好きになった感じがあって、それは最初からまりこを選んだ基準がそこにあったからだと思う。



なお、言うまでもないことだと思ったからあえて説明しなかったけど、勘違いされたら嫌だから言っておく。


「この人に自分の子どもを育ててもらいたい」

の基準は、人それぞれであっていいと思う。


別に世間一般の「理想的な母親像」を求める必要はなくて、自分が自分の子どもをイメージした時、「この子はこういう母親に育てられたら幸せになるだろうな」とか、「こういう母親の元で成功させてやりたいな」とか、そう思えたらそれでいい。

聡明な母親、
明るい母親、
面白い母親、
かっこいい母親、
料理上手な母親、
天真爛漫な母親・・・・

何でもいい。
そこに万人共通の答えはない。

自分にとって、「自分の子どもはこの人がお母さんだと幸せだろう」とだけ思えたら、それでいい。


僕は、僕の子どもたちの母親がまりこであってくれてよかったと毎日思ってる。

世間的な基準に照らし合わせるともしかしたら至らない部分もあるのかもしれないが(まりこはよく自分ではそう言うんだが)、僕としてはとても理想的だ。

僕が「こういう家庭で子どもには育ってもらいたい」と思っている環境に、すごくちょうどいい絶妙な存在感を示してくれるのがまりこだから。

もちろん、今が完璧だということではなく、これからまりこも、そして当然僕も親としてまだまだ成長していくべきなのは言うまでもない。
ただ、その成長の方向性も勘案した上で、やはり最高の母親なのだ。

まりこと子どもが同時に視界に入ると、いつでも僕はオキシトシンが出る。
それくらいに。













改めて・・・・


これから結婚をしたい、そして子どもを持って家庭を築きたいと考えている男性の方々へ。


たったひとつ。
たったひとつだけでいい。


結婚の決め手に、この基準を採用することをオススメする。


「この人が母親になったら、自分の子どもは幸せになるだろうか」

という、そのたったひとつだけ。
他の基準なんて、すべて捨ててしまえ。それかもしくは、このたったひとつの基準にすべて帰結させるべきだ。


そして、その基準で選んだからには、子育ての全権を奥さんに委ねろ。

家族が幸せであれるかどうかの9割以上は、奥さん・・・・つまりプロジェクトリーダーにかかっている。
上司が全力で仕事をできるように動くのが、良い部下だろう。男性は全力で良い部下になれ。

経験の浅い若造が、何も知らないくせに思い付きで上司のやることに口を出すのは、それはただの業務妨害だ。そんなことするな。

上司を信じろ。
信じられない上司の下につくな。

つまり、この基準に適わない相手と結婚するな。









あなたが、佳き結婚をするために最も大切な、僕から伝えられることは、たったひとつ、これだけだ。



信じても、信じなくてもいい。


僕はこれで幸せになれているとだけ、言っておく。
(もちろんまだ結婚7年目なので、これからも検証を続けていくが)


ただ、信じなかったとしても、僕から言えるのはこれだけだ。

エレコをやっているくせにこういうことを言うのも気が引けるが・・・・
属性がなんちゃらとか、そんなことどうでもいい。そんなものは所詮枝葉のことだ。

属性を通して相手を見る前に、このたったひとつの基準について考えろ。

属性について考えたいなら、せめて、その精度を上げるために活用してくれ。

少なくとも、属性を言い訳にして逃げるなよ。そんなことにエレコを使うやつなんか、知ったこっちゃない。



あなたはただ、目の前の女性を通して、彼女に育てられる子どもの姿を想像すればいい。

その子どもが笑っていたら、ただそれだけを理由に、結婚を申し込もう。
もしくは、結婚を前提にしたお付き合いを持ちかけよう。

それが、あなたから相手に対する「心の底からの信頼」ということだから。








こうした基準を持っていなくても、結果的に、偶然に幸せになれる夫婦もいるだろう。

しかし、「幸せな家庭を築きたい」と願うのであれば・・・・これから、その道を歩む確度を高めたいというのであれば。


我々男性が、結婚相手の女性を選ぶ時に持つ基準はたったひとつ。


「この人に自分の子どもを育ててもらいたいかどうか」


ただ、それだけだ。







こないだもう恋愛について語れないとか言った手前、
半端に偉そうなことを言うのは憚られたので・・・・
逆に、
#精一杯偉そうに書いてみました
#精一杯上から目線で書いてみました

父親の立場から息子に諭すように
これから結婚を望む男性諸君に
先輩として言えることはこれだけです

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