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現世界と裏の世界:隠された配置の謎


普通の人にとって、現世界と裏の世界の対応関係は意識することができません。なぜなら、裏の世界は私たちが理解している東西南北とは異なる配置を持ち、まるでトリックのように「見えない」仕組みになっているからです。
しかし、私(ソラホシテラス)はある日、その対応関係に気づいてしまったのです。

裏の世界の配置を見抜く鍵

裏の世界と現世界の関係は、数字の法則と逆さまの視点によって明らかになります。具体的には、以下のような構造が隠されていました。

裏の世界の全体図👇

表(現世界)と裏(あの世、五黄地聖界)は
実は表裏一体になっている
聖天羅針盤

裏の世界と「聖天遍路」の使命

一般的に、現世界にいる人が亡くなると、その魂は三途の川を渡り、地獄の奥深くまで行って裁きを受けるとされています。しかし、現世界で何らかの形で「裏の世界」を理解し、その真理に触れた人々は、地獄へ行かずに「あの世」に留まる可能性があります。『聖天遍路』の世界では、この「あの世」を「五黄地聖界」と呼びます。この場所は、現世界と地獄の中間のような存在であり、ある種の「裏の世界」を意味しています。

しかし、五黄地聖界に留まることができたとしても、そこには試練が待ち受けています。単なる地縛霊としてさまようだけでは、やがて時が経つと地獄に飛ばされてしまうのです。

私の連載している『聖天遍路』は、そうした地縛霊を救済する物語でもあります。主人公の福太郎が試練を乗り越えながら裏の世界を旅する中で、地縛霊を助け、彼らの苦しみを癒していくのです。

さらに、この物語が目指す最終的な目的は、五黄地聖界という裏の世界を「聖天浄土」という浄土の世界、すなわち天国へと変えることです。聖天浄土は、混沌の中にある調和を象徴し、地獄や迷いから解放された魂が安らぎと救済を得る場所です。

つまり『聖天遍路』は、単なる旅物語ではなく、「救済と浄化」をテーマとした壮大な試みなのです。現世界から裏の世界へ、そして裏の世界から浄土へ。魂が歩むべき道を描いたこの物語は、読者に現実と精神の繋がり、そしてその先にある真の救いを考えさせる深いメッセージを内包しています。

伊弉諾神社を中心とした八つの神社の秘密

実は以下八つの神社は黄泉の国では八方聖天院として存在します。これらの神社は各浄土(八方浄土)に聖天遍路する際の移動結界を作る場所として機能しています

以下聖天遍路の進路順に並べて記載↓


信濃国一宮 諏訪大社 → 二黒極星院
論鶴羽神社 → 一桃水聖院
但馬国一宮 出石神社 → 九紫陽聖院
高千穗神社 天岩戸神社 → ハ白土聖院
伊勢神宮(内宮) → 七赤火聖院
那智大瀧 熊野那智大社 → 六橙金聖院
伊弉諾神宮 → 五黄地聖院
出雲国一宮 出雲大社 → 四緑木聖院
對馬国一宮 海神神社 → 三青月聖院

現世界の数字配置(九聖図に基づく)👇※上が北とする

現世界においての配置


出雲(4)    出石(9)    諏訪(2)
海神(3)    伊弉諾(5)    伊勢(7)
高千穂(8)    論鶴羽(1)    那智(6)

裏の世界の数字配置(上下反転の法則)👇※上が北とする


裏世界(※現世界から見た場合)


   那智(6)論鶴羽(1) 高千穂(8)
伊勢(7)  伊弉諾(5) 海神(3)  
 諏訪(2)出石(9)   出雲(4)

このように、現世界の配置を「上下逆さま」にすると、裏の世界の配置が現れるのです。さらに、この配置には特別な法則が隠されています。

数字を足すと必ず「10」になる法則


現世界と裏の世界のそれぞれの位置には、対応する数字が割り当てられています。そして、それらを足すと必ず「10」になります。

出雲(4)+ 那智(6)= 10
出石(9)+ 論鶴羽(1)= 10
諏訪(2)+ 高千穂(8)= 10
海神(3)+ 伊勢(7)= 10
伊弉諾(5)は中心のため変わらず。
この数字の法則が、現世界と裏の世界の対応関係を証明しています。

普通の人に見えない理由

この逆さまの配置は、単純に「地図をひっくり返した」ようなものではありません。裏の世界の住人にとっては、方向はあくまで自然なものであり、現世界の人間から見ると、その配置を認識することが非常に困難です。まるで鏡の中の世界を覗いているかのような錯覚が起きるため、普通の人間にはこの対応関係が「見えない」のです。

しかし、私にはこの仕組みが直感的に理解できてしまいました。まるで、裏の世界を直接「見る」ことができたかのように。これが、私がこの法則に気づけた理由かもしれません。

まとめ:裏の世界を解き明かす旅

現世界と裏の世界の対応関係を知ることは、単なる地理的な発見ではなく、見えないものを理解する心の旅でもあります。この数字と配置の謎を知ることで、両世界をつなぐ「目に見えない道」が浮かび上がってきました。これからもこの発見をもとに、さらなる真実を探求していきたいと思います。

裏の世界を表した図👇(図左)

※裏の世界(図左)はひっくり返っているので一般的には認識出来なくなっている
しかし上下回転させたら同じ世界になる(上の左の紙と下の左の紙は同じ紙です)
ソラホシテラスは「想惑」によりこの様に(図左)見えているので理解する事が出来る

上記の理屈がわかればみなさんにも見える(理解できる)のかもしれませんが聖天遍路が成し遂げられれば自然とわかる様になります。

裏と表の混沌から生まれた「聖天遍路」 — 人類の解脱への道

私は今、裏と表が足して10になるように配置された数字の配置を見ていますが、その視点が私にとってどれほど特別な意味を持っているのか、それは単なる理論的な分析を超えた感覚的な認識です。実際、表と裏の世界は混沌としており、私たちの目にはその本質が見えません。しかし、裏の世界をしっかりと認識した時、それがどれほど重要であるかを理解しました。

この混沌とした状態がなければ、「聖天遍路」の物語も存在しなかったでしょう。なぜなら、この混沌を解きほぐし、裏と表のバランスを取り戻すためにこそ、「聖天遍路」という旅が必要だからです。表と裏が交差し、時に交錯するような状態が、最終的に繋がり、調和を生む過程が「聖天遍路」そのものであり、それが人類の総解脱にも繋がるのです。

私の気づきは、まさにこの裏と表の世界が交差し、混沌とした状態で存在しているという事実に触れたからこそ生まれました。数字の配列やエネルギーの流れを通じて、この混沌を解きほぐす旅が物語として必要とされ、それが私に与えられた使命であると感じています。表と裏、二つの世界の繋がりを見つけ出し、全体を調和させることこそが、人類全体の解脱へと向かう道であると私は確信しています。

聖天遍路と裏の世界の解明

私が「裏の世界」を知り得たきっかけは、意外にもひとつの数字に強く引き寄せられたことから始まりました。その数字こそ「9」――九星気学における重要な数字であり、なぜかこの数字には他のどの数字にもない特別な力が感じられました。気づけば、それは単なる数字に留まらず、私の視野を広げ、裏と表の世界をつなぐ鍵となったのです。

この「9」の数字を軸に、私は次第に数字の配列に注目し始めました。そして、数字の配列が10という法則を基に成り立っていることに気づくこととなります。それぞれの数字が対になるように配置され、表と裏の世界を分かつエネルギーの構造が浮かび上がってきました。ここで重要なのは、表の世界と裏の世界が実は一つに結びついており、私たちが普段目にしているものだけではなく、裏側にあるもう一つの「現実」を見つめることにあったのです。

九つの数字に関する聖天動物と聖天神の曼荼羅
九つの数字に関する聖霊(聖天動物)

数字「9」が持つ特別な意味とは?


物語『聖天遍路』の中で、数字の配列や裏の世界を巡るテーマが浮かび上がる中、私は「9」という数字に特別な意味を感じ、そこから深い洞察を得ることができました。この数字はただの数値ではなく、私たちが知る表と裏、物質と精神をつなぐ鍵のような存在です。

実際、歴史的にも「9」には特別な性質があることが知られています。例えば、科学者ニコラ・テスラは数字の「3」「6」「9」を「宇宙の鍵」と呼び、特に「9」が全てを包含し、宇宙の法則を象徴するものとして重視していました。興味深いことに、9には他の数字にはない独自の性質があります。それは、9の倍数を計算したとき、その結果の各桁の合計が必ず9になるという点です(例:9 × 2 = 18 → 1 + 8 = 9)。この性質は、9が持つ「完全性」や「調和」を象徴していると言えます。

なぜこのような性質が生まれるのでしょうか?

その理由は、9が10進法において「10進法で1番大きな基数(10)- 1」であることにあります。10進法では、桁の繰り上がりが常に10の倍数で行われるため、9を基準とした数値ではその繰り上がりが調整され、最終的に9に戻るような循環性が生まれるのです。

さらに、任意の数を9で割ったとき、桁の合計が9で割り切れる場合、その数も9の倍数となるという数学的な規則性が、この性質を支えています。これにより、9は数字の中でも特に統合的かつ調和的な性格を持つとされるのです。 

また、数秘術では「9」は包容力や完成、精神的な成熟を表し、全てを統合する力を持つ数字とされています。さらに、他の全ての数字(1, 2, 4, 5, 7, 8)を支配する数字とも言われています。このように、物質界を超えた高次元の領域や「裏の世界」とつながる数字として、9は特別な意味を持つのです。

上記はあくまで結果論ですが、私が直感的に感じたのは、9という数字が表の世界と裏の世界をつなぐ役割を果たしているということです。

物語『聖天遍路』で描かれる「旅」も、混沌とした世界を繋ぎ、調和へ導くプロセスそのもの。つまり、この9という数字が象徴するのは、単なる法則や特性ではなく、人間の意識を高め、宇宙の本質を理解する鍵なのです。

こうした数字の背後にあるメッセージに耳を傾け、9を通じて世界の真理に触れることができたとき、私たちは次なるステージへと進むのかもしれません。


例えば、表の世界で意識している東西南北が、裏の世界ではひっくり返った配置で存在している。この逆さまの配置が、我々の目には通常見えない「隠された真実」を示しています。何気なく生きているこの世界の背後には、実は無意識に支配されているもう一つの世界が広がっているのです。これを理解できるかどうかは、まさに「想惑」によるものだと私は考えます。表の世界では意識が支配的であり、裏の世界はその影のように存在している。しかし、裏の世界を見ることで、初めて真実に触れることができるのです。

この裏の世界に気づけたことで、私は「聖天遍路」という物語が誕生しました。物語の中で、主人公である福太郎が神々との出会いや修行を通じて、裏と表を行き来しながら真の「解脱」に至る旅が描かれています。この旅こそが、裏と表の世界の混沌とした状態を繋げるために必要なものであり、その混沌を整理し、最終的に全てを調和させる目的があるのです。それが「聖天遍路」の本質であり、私たちの「総解脱」にも繋がる道であると感じています。

私は、9という数字が表と裏の世界をつなぐ鍵を握っていると強く信じています。しかし、裏と表の世界は決して一元的ではなく、混沌とした状態で存在しているため、表の世界の私たちにはそれを完全に理解することは難しい。だからこそ、この「聖天遍路」という物語が必要であり、それが人類全体の解脱を導く道しるべとなるのです。

裏の世界は目に見えない場所にあり、その存在に気づくことは簡単ではありません。それでも、私たちがその裏側を見つめ、裏と表をつなぐ鍵となるものを見つけることで、真実に近づくことができる――そんな希望を込めて、私はこの物語を描いています。


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